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気圧の変化で喉が詰まる症状(圧迫感)は自律神経失調症

気圧の変化で喉が詰まる症状(圧迫感)は自律神経失調症
公開日:2024年02月21日
更新日:2024年02月21日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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気圧の変化で喉が詰まって苦しいのはなぜか

「低気圧が来ると喉が詰まるような感じがする」
「気圧の変化で何となく喉に圧迫感を感じる」

このような気圧の変化によるによる不調を感じたことはないでしょうか。

低気圧が起こると古傷が痛んだり、頭痛や全身倦怠感など多くの不調が起こります。
このような不調を気象病と呼びます。

生体では気圧の低下によって上咽頭のうっ滞(血・リンパ球)が起きていると考えられます。
今回は「気圧の変化で喉が詰まる症状(圧迫感)は自律神経失調症」と題して気圧の変化によって起こる喉の詰まりが起こる原因と鍼灸治療による改善例をご紹介します。

喉のつまり感が起こる原因に自律神経の乱れ

気圧の変化による喉の詰まり(圧迫感)が発症する多くは自律神経の乱れが原因にあります。
自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、このうち気圧による不調は交感神経の過緊張が主な原因です。

自律神経が乱れる原因はストレスが最も大きいですが、このストレスにも色々あります。
気圧による自律神経の乱れはこの中では「物理的ストレス」にな
ります。

[精神的ストレス]
・プレッシャー
・不安感
・恐怖心
・大きな挫折
・イライラ

[肉体的ストレス]
・病気
・ケガ
・睡眠不足
・栄養不足
・乱れた生活習慣
・身体疲労など

[物理的ストレス]
・暑さ
・寒さ
高気圧
低気圧など

[環境的ストレス]
騒音
・公害
・災害
・照明
・空気汚染
・細菌
・ウィルス感染など

気圧の変化には高気圧(雨から晴れになる変わり目)低気圧(晴れから曇りや雨になる変わり目)の2種類があります。
多くは低気圧のときに不調が起こりやすいですが、高気圧のときにも起こる方もおられます。

[改善の症例①] 雨の日に喉が詰まる感じがする

[40代女性 事務職(パソコン作業)]

[症状]
・低気圧による喉の詰まり
・吐き気
・食道、胃のむかつき
・熟睡できない(夢ばかり見る)
・疲れやすい

20代くらいから症状が出現してきた。
内科に通院しても症状が改善されずメンタルクリニックに転院し抗不安薬を処方されるも緩和されず。

[所見]
主な症状は「雨の日に喉の詰まりが起こる」とのことですが、他にも様々な不調が起きており自律神経失調症が目立っています。
とくに交感神経の興奮が高まっており首や肩の筋肉の過緊張が強い状態です。

[治療・経過]
病院での明確な西洋医学による診断がないため、当院では東洋医学に基づく鍼灸治療で改善しました。
初回の治療後に「喉の緊張が緩んだ感じがする」との反応が得られる。
4回目で低気圧が近づくと、喉の圧迫感が起こったがすぐに治まったとのこと。
6回目で不調の閾値が10→5と辛い症状が半分ほどに落ち着く。
8回目で喉の詰まりが消失しました。
以降、無理して仕事をした後に少し症状が出るものの、体調の回復に伴い喉の不調は自然になくなるまで回復しました。

[改善の症例②] 曇天の日に喉に圧迫感が起きて苦しい

[50代男性 会社役員(パソコン作業)]

[症状]
・曇天の日に喉に圧迫感
・喉に何か張り付いたような違和感
・朝より夕方以降に悪化する
・便秘
・肩こり
・眼精疲労

[所見]
初診の段階から首や肩への緊張が強く交感神経の興奮が見受けられました。
とくに「喉の圧迫感」や「喉に何か張り付いている」という症状があるように、首の前側(胸鎖乳突筋など)の筋緊張が目立っていました。
1年間かけて病院であらゆる検査を受けて、医師の投薬、整体治療、漢方薬など、全て行ったが効果がなかったようです。

[治療・経過]
現代医学的には自律神経失調症、東洋医学的には腎虚証が疑われたため、東洋医学に基づく鍼灸治療を行いました。
初回・2回目の治療では効果が見られなかったものの、3回目の治療でほぼ喉の圧迫感はなくなりました。
その後は、肩こりと腰痛を主訴として、計7回の治療を受けられましたが、気圧による不調は出現していません。

喉の詰まり感(圧迫感)を治療するなら東洋医学

今回の気圧による不調(自律神経の乱れ)は、脈の乱れや筋緊張のアンバランスなど、身体の反応として現れた結果に起こります
鍼灸師はこうした情報を察知して、薬などを使わずに身体の外から自律神経を整えて改善させます。

この喉のつまり感は東洋医学では古くから知られている症状です。
古い書籍にも治療法の記載があり、当院ではこの古典と現代医学を組み合わせて治療を組み立てています。

気圧の変化による喉の詰まりや圧迫感は鍼灸治療で改善できる

このように気圧の変化や台風による喉の詰まり(圧迫感)は東洋医学を基本とした鍼灸治療でじゅうぶんに改善できます。

当院では東洋医学に基づく鍼灸治療によって喉の詰まり(圧迫感)の根本的な原因である自律神経の興奮の乱れを鎮静させて症状を完治させます。

ぜひ、気圧の変化による不調でお悩みの方は当院にご相談ください。


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