SLEEPING DISORDER

睡眠障害

薬に頼らずに快眠、
安眠に改善できるのは
東洋医学の
鍼灸

「なかなか眠れない」「不安で眠れない」「眠れなくてつらい」などの睡眠障害にまつわる症状の根底には精神的なストレス、こころとからだの病気、薬の副作用などの原因もあります。
また夜に眠れないことで疲労が回復せず日中に身体のだるさ、意欲の低下、集中力の低下、食欲の低下なども出現します。夜間における「ただ夜に眠れない」というだけの障害ではなく生活全体に支障が及ぶ障害が睡眠障害です。
現代医学では睡眠障害の治療は薬物療法が中心であり治療のために習慣的に睡眠薬を服用する必要があります。
それは薬への依存性を高め、長期的な服薬による副作用も含めた身体的な問題が心配されています。その問題の解決に鍼灸治療が注目を集めています。

睡眠障害・不眠症について

睡眠障害・不眠症は睡眠問題(入眠障害・中途覚醒・早朝覚醒・熟眠障害)が1か月以上続き、日中に身体のだるさ・やる気がおきない・集中できない・食欲がないなどの不調が出現する病気です。

入眠障害
床にはいってもなかなか寝つけない、眠りにつくのに30分~1時間以上かかり、それを苦痛と感じる状態です。不安や緊張が強いときにおこりやすいといわれています。
中途覚醒
夜中に何度も目が覚め、その後眠れない状態。うつ病や睡眠時無呼吸症候群などで出現しやすく、睡眠前のアルコールの飲酒でも寝入りはよくなるが中途覚醒が出やすい傾向にあります。
早朝覚醒
朝に意図した起床時間よりも2時間以上早く目が覚めてしまい、そのまま眠れない状態を早朝覚醒といいます。高齢者に多く加齢に伴い睡眠のリズムが変化する生理現象です。うつ病の特徴的な症状でもあります。
熟眠障害
熟眠障害には寝ている間に呼吸障害が起きている無呼吸症候群や寝ている間に脚がむずむずと痒みが出るむずむず脚症候群、ピクピクと筋肉が勝手に動く周期性四肢運動障害などがあります。どれも寝ている間に出ている症状なので本人には気がつきにくいので注意が必要です。「睡眠時間は十分とっているのに、ぐっすり眠った感じが得られない、眠りが浅い」と感じている場合は熟眠障害の可能性があります。

睡眠障害(不眠症)と耳鳴り

首こり肩こり症状やストレスなどにより首や肩の緊張が高まる血行循環が悪くなりメニエール病(内リンパ水腫)を発病しやすくなりといわれています。このメニエール病の症状に耳鳴りがありますが、症状がひどくなると睡眠時にも耳鳴りが聞こえるようになり睡眠障害につながりやすい傾向にあります。

睡眠障害と更年期障害

女性ホルモンであるエストロゲンの減少により身体の機能を調整する自律神経が乱れることで起こるとされています。ホルモンバランスの異常だけでなく、家庭や仕事の環境の変化が起きやすい年代であることもストレスとなり睡眠障害になりやすい原因でもあります。他にものぼせや寝汗などの症状も睡眠障害に現れてきます。

睡眠障害(症状)のセルフチェック

症状
1 寝床についてから実際に寝るまで、時間がかかる
2 夜間、睡眠の途中で目が覚める
3 希望する起床時間より早く目覚めて、それ以降眠れないことがある
4 夜の眠りや昼間も合わせて、睡眠時間は足りていない
5 全体的な睡眠の質について不満がある
6 日中の気分が滅入ってしまう
7 日中の身体的および精神的な活動の状態が低下している
8 日中の眠気がある
合計
  • 0~7点・・・弱い傾向にあります。
  • 8~12点・・・不眠症の疑いが少しあります。
  • 13~24点・・・不眠症の可能性が高いです。

上記のセルフチェックで10点以上であれば鍼灸治療の対象です。

睡眠障害(不眠症)と睡眠薬の関係

睡眠薬には、①ベンゾジアゼピン系、②非ベンゾジアゼピン系、③メラトニン受容体作動薬、④オレキシン受容体拮抗薬、と大きく分けて4種類あります。

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    ベンゾジアゼピン系(デパス、リーゼ、グランダキシンなど)

    ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は中枢神経(脳の神経活動)に作用し、脳の神経活動全般を抑える作用により眠りやすくする薬です。睡眠作用だけでなく、抗不安作用や筋弛緩作用があるため頭痛や身体の緊張をほぐす効果もありますが、副作用としては依存性があり、筋弛緩作用の影響でふらつきなどもあり注意が必要です。

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    非ベンゾジアゼピン系(マイスリー、アモバン、ルネスタなど)

    非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬はベンゾジアゼピン系の睡眠薬とは違い短期間の睡眠作用に的を絞った効果になります。また中枢神経に作用しないため依存がしにくいと言われています。しかし、短期間の睡眠作用の薬しかなく効果が中等度なため、症状の強い睡眠障害だと効果が実感できず心理的に服薬の量を増やしていく傾向になります。結果としてそれが精神的な依存となる場合があります。また効果が急に出るため服薬したあとの行動が記憶から飛んでしまう「健忘」という副作用が出やすいので注意が必要です。

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    メラトニン受容体作動薬(ロゼレム、メラトラベル)

    メラトニン受容体作動薬はメラトニンという体内時計に働きかけるホルモン(睡眠ホルモン)の分泌を促す作用があります。従来のベンゾジアゼピン系・非ベンゾジアゼピン系に比べると依存や耐性(効果が出にくくなる)などが少ないですが、自然な眠りを誘導する薬なため睡眠作用は弱いのが特徴です。副作用は頭痛、めまい、便秘、吐き気が出る場合があります。

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    オレキシン受容体拮抗薬(デエビゴ、ベルソムラ)

    オレキシン受容体拮抗薬は脳の覚醒を促すオレキシンの受容体を阻害することで脳を睡眠状態にさせる効果があります。メラトニン受容体作動薬と同じく自然に近い眠りを促す作用なため睡眠作用は弱いのが特徴です。副作用はめまい、頭痛、疲労感があります。

睡眠薬が効かなくなるのはなぜか

現在日本で処方されている睡眠薬は飲み続けることで効果がなくなるということはありません。しかし、服薬してすぐに効果が出現し消失する中等度の強さの短時間型の睡眠薬が多いため、睡眠障害の強さによっては効果が出にくくなります。そのため服薬の量を増やしたうえで長期に飲み続けることで結果的に効果が出にくくなることがあります。他には睡眠障害以外にうつ病、睡眠時無呼吸症候群、むずむず脚症候群、レストレスレッグ症候群などの原因で効果が実感できない場合もあるので医師との相談で薬の量や種類を変更する必要があります。

睡眠障害の改善ポイント

睡眠薬なしで眠るためには

睡眠障害(不眠)が生じる病気の中で最も多いのは「神経性不眠」と呼ばれるものです。比較的、神経質な人が必要以上に「眠ろう」と努力するあまりに緊張が高まってより眠りにくい状態になることをいいます。心配事やストレスなどにより心身の緊張が緩まずに就寝時にも緊張が続くことが原因です。この緊張による不眠には自律神経の乱れ(交感神経と副交感のアンバランス)が関与しており、就寝時に睡眠を呼び起こす副交感神経を高める必要があります。

睡眠薬に頼らずに自律神経を整え快眠へ

簡単な睡眠のポイントをご紹介します。

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    決まった時間に起き太陽を浴びる

    体内時計を調整することで良い睡眠習慣ができ疲労が回復します。

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    寝る前の1時間を作る

    寝るための準備としてスマホ等の使用や集中するような作業を控えて副交感神経が高まるようにしましょう

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    休日に寝だめしない

    平日、休日に関わらず毎日決まった時間に起きることが大切です。睡眠時間の目安は7時間前後で揃えると良いでしょう。

睡眠障害と当院の鍼灸治療

睡眠障害に対する鍼灸の効果

神経性不眠も含めた睡眠障害に対して鍼灸治療はとても有効です。就寝時、睡眠に必要な副交感神経を呼び起こす作用があります。また睡眠薬のように依存性や副作用を心配する必要はありません。睡眠作用を高めるだけでなく睡眠中の回復力(自然治癒力)も高めるので身体の疲れ、頭痛、めまいなども改善できます。

鍼灸治療の効果が出るまでどのくらいか

睡眠障害の強さにもよりますが当院の場合、改善させるためには1週間に1回のペースで3か月は鍼灸治療を続けることをおすすめします。また鍼灸治療の効果を高めるためにも規則正しい生活を心がけていただき、睡眠作用を促すためにも夜はしっかりと睡眠時間を確保していただくことも睡眠障害の改善を早めるポイントになります。

当院の鍼灸治療

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    依存性、副作用がなく安全に治せる唯一の治療法が東洋医学の鍼灸治療

    西洋医学における睡眠障害の治療は薬物療法(睡眠薬の処方)しかありません。慢性化しやすい睡眠障害では薬の効果が感じられずに服薬の量を増やす依存傾向が出やすい薬物療法では身体にとってリスクが大きいものです。当院の東洋医学に基づく鍼灸治療は薬に取って代わる治療方法です。薬の副作用などで心配しておられる方、減薬や断薬を検討しておられる方の悩みに応えらえる依存性がなく、副作用もなく自然治癒力によって改善できる唯一の安全な治療方法です。

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    その日のあなたの体調に応じて最も良いツボを利用し最大限に効果を高めます

    ②そどなたでも日によって体調の変動(良いとき悪いとき)があります。コモラボでは一回ずつの効果を高めるためにマニュアルによる同じ施術行いません。その都度、患者様の変動する体調を調べたうえで最も良いツボを利用した鍼灸治療を行い、回復力を高めていきます。

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    リラックス効果のある優しいはり・きゅうの刺激で睡眠作用を高める

    初めて鍼灸を受けようかと迷われている多くの方が持っておられるイメージに「痛そうだ」「怖そう」というネガティブなイメージがありますが当院で鍼灸を受けた方の多くは「思っていたよりも痛くなかった、怖くなかった」と驚かれるほどの鍼灸の刺激です。優しい刺激によりリラックス効果を最大限に高めて睡眠障害を緩和させます。

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    「眠れない」でお悩みの方のために、リラックス効果が高められる完全個室

    当院では完全個室での鍼灸治療です。患者様のお悩みである「眠れない」に配慮してリラックス効果が高められるよう完全個室での鍼灸治療になります。落ち着く空間で乱れた自律神経やホルモンバランスの安定を図り睡眠作用を高められるように治療をしていきます。

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初めての鍼灸治療は緊張するものです。
受ける前になるべく疑問や不安に思っていることは解消しておきたいものですよね。
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