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ストレスで起こる口腔顔面痛の改善に鍼灸

ストレスで起こる口腔顔面痛の改善に鍼灸
公開日:2024年1月05日
更新日:2024年1月05日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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病院やクリニックで治らない口や顔の痛みでお悩みの方へ

現在、当院では病院やクリニックで治らない原因不明の顔面部の痛みや口の痛みで悩まれる方が多くご来院されています。

その中でも「歯を叩いても痛みはないのに、歯が鈍い痛みがする。」「顔を洗ったり、お化粧をしたり、ひげを剃ったり、食事をするときに顔にビリッと電気が流れるよう痛みを感じる。」「だいぶ前に歯を抜いて傷は治ったのに、もう無いはずの歯が痛みがある」といった悩みが多く占めています。

このような原因不明の顔や口の痛みは口腔顔面痛(こうくうがんめんつう)の可能性があります。

今回は「ストレスで起こる口腔顔面痛の改善に鍼灸」と題して口腔顔面痛の症状と鍼灸の有効性について解説します。

治らない痛みの正体は口腔顔面痛

口腔顔面痛は口の中やあご、顔などに発生する痛みのことをすべて含みます。具体的には歯痛、歯肉痛、舌や口腔粘膜の痛みなど、さまざまな痛みを指します。

この口腔顔面痛が起こる原因には歯科治療による後遺症強いストレスに晒された環境などが長く続くことで起こるとされています。
それ以外にも筋肉のコリ、頭痛、三叉神経痛、副鼻腔炎(蓄膿症)なども考えられます。

口腔顔面痛は突然、歯や顔面に痛みが出ることがあり、外傷、炎症、できものなど局所に明らかな原因が認められないで起こることが多くあります。※1

口腔顔面痛の症状

口腔顔面痛には以下のような特徴があります。

①一度痛みが起こると持続的に起こる
②鈍い痛みや圧迫感を感じる痛みである
③ピリピリ、ジンジンとしたしびれを感じる
④皮膚を触ったり圧迫しても痛みは誘発されない
⑤表面的な痛みではなく深い部分の痛みである
⑥痛む場所があちこち移動し、何をしても痛みが止まらない

以上の症状に一つでも当てはまる場合は口腔顔面痛の可能性があります。※2

西洋医学による口腔顔面痛の治し方

西洋医学ではこのような口腔顔面痛の治療には薬物療法がよく用いられます。鎮痛薬だけでなく脳の機能が興奮していると考え、抗てんかん薬や抗うつ薬なども処方します。

しかし、多くの方は「飲んでも一時的に楽になるだけで、また元に戻ってしまう」または「飲んでも効果がない」という感想を持たれるのではないでしょうか。
というのも、口腔顔面痛の多くは根本的な原因に「ストレスによる自律神経の乱れ」があります。

この自律神経の乱れに効く薬というものは現代医学にはありません
しかし、治療方法がないために西洋医学の多くは対処療法として薬物を処方しています。

根本的な改善には自律神経へのアプローチが可能な東洋医学に基づく鍼灸治療が効果的です。※3

【当院の改善方法 】虫歯じゃないのに虫歯の痛みがする(40代女性)

【改善方法 】
40代女性で「最近、虫歯の治療が終了しても虫歯の痛みが治らない」との訴えの口腔顔面痛でご来院されました。

当院にご来院される前に歯科クリニックにて虫歯の治療を2か月ほど行っておりました。
通院していた歯科クリニックでは「とくに虫歯の処置に問題はなく異常はみられない」との検査を受けており、原因不明の歯の痛みに悩んでおりました。

当院では東洋医学的な問診と検査を中心に行います。
歯の痛みの根本的な原因をお調べしましたところ、状態は歯の痛みだけでなく、強い肩こり、食いしばり、歯ぎしり、頭痛などが併発しており自律神経に関わる機能が亢進(高ぶっている)している状態でした。

そのため当院の口腔顔面痛に対する鍼灸治療ではこの興奮した自律神経を鎮静させて身体全体の緊張を緩和させるため治療を行い改善を促すようにしました。


【主に利用したツボ】
・歯痛点(しつうてん)・・・手のひら側の中指と薬指の付け根の間にあるツボで、歯の痛みに効果的です。
・合谷(ごうこく)・・・手の甲側の親指と人差し指の付け根の間にあるツボ。親指の腹や先端を使い、円を描くように回しながら押します。

口腔顔面痛の改善には東洋医学の鍼灸治療

口腔顔面痛はストレスなどのメンタルなことで改善されにくい痛み(心理社会的要因による歯痛・顔面痛)であり、その根本的な原因の多くは自律神経の失調と考えられます。
この自律神経失調の改善に期待できる治療が東洋医学に基づく鍼灸治療です。

東洋医学は西洋医学では原因不明とされている症状でも体質や状態によって治療方法が組み立てることができるため、口腔顔面痛のような様々な不調にも対応できる万能な治療法です。

当院でもこの東洋医学に基づく鍼灸治療によって口腔顔面痛の改善を行っております。
ぜひ、口腔顔面痛でお悩みの方は当院にご相談ください。



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[参考]
※1口腔顔面痛とは?/一般社団法人 日本口腔顔面痛学会 
※2口腔顔面痛センター/日本歯科大学附属病院
※3口腔顔面痛センター(オーラルペインクリニック)/いまきいれ総合病院


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