
BLOG
ブログ
「しこ踏み」でめまいがスッキリ治る理由
- カテゴリ:
- 循環器科

公開日:2023年01月31日 更新日:2023年01月31日
目次 1.耳鳴り、とくにめまいの原因は小脳にもあった 2.めまいの原因は平衡感覚の障害 3.めまいは三半規管のリンパ液がゆれると起こる 4.バランス感覚が必要な「しこ踏み」で平衡感覚が鍛えられる 5.しこ踏みのやり方

東京都武蔵野市三鷹駅北口にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログ記事を書いている我々は5万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。

1.耳鳴り、とくにめまいの原因は小脳にもあった

めまいや耳鳴りを訴える人が増えています。めまいや耳鳴りが起きる原因は、耳だけでなく脳の前庭小脳という部分にもあります。 たとえば、お酒を飲むとフラフラしますね。あれは前庭小脳がアルコールにおかされたからです。 また、髪を染めている人のなかには、毛染め液に使われるアニリン色素の誘導体が頭皮にしみ込み、前庭小脳に影響を及ぼすため、めまいや耳鳴りを感じる人がいます。
2.めまいの原因は平衡感覚の障害

では、なぜ前庭小脳とめまいが結びつくのでしょうか。目や足、自律神経から送られる情報は前庭小脳に集められますが、このとき情報が多すぎると、平衡感覚のシステムに障害が生じ、混乱を起こします。 たとえば、回転するものを見たり、ストレスや寝不足があると気分が悪くなるでしょう。 これらは目や足、自律神経からの情報がコントロール不能になり引き起こされたものです。このように平衡感覚が狂うと、身体のバランス感覚を失い、頭痛、冷や汗、吐き気なども起こります。
3.めまいは三半規管のリンパ液がゆれると起こる

平衡感覚は、内耳の中の三半規管が司っています。三半規管の中はリンパ液で満たされており、頭部が不安定にゆれるとリンパ液が動くため、車酔いに似た感覚を味わうことになります。バレリーナが回転で目を回さないのは、訓練によって、三半規管の一つ、外側半規管を地面に水平に保ってリンパ液が動かないようにすることができるからです。
4.バランス感覚が必要な「しこ踏み」で平衡感覚が鍛えられる

では、平衡感覚を鍛えるにはどうしたらいいでしょうか。 そこでおすすめなのが「しこ踏み」になります。力士がやるつま先立ちで膝を開き、腰を落とす蹲踞(そんきょ)の姿勢は、実は相当バランス感覚が必要な姿勢です。 さらに足を大きく開いて上半身を垂直にしたまま腰を落とし、重心を上下させるしこ踏みなら、平衡機能を鍛えるだけでなく、下半身を安定させ、身体の柔軟性を鍛えるのにも役立ちます。
5.しこ踏みのやり方

1.足をしっかり開く 両足を肩幅より少し大きめに開いて立つ。両方のつま先は少し外側へ開き、手は膝の上におく。そのまま、相撲のしこを踏むように片足をゆっくり上げる。 2.膝だけを曲げて腰を落とす 足を床に下ろし、腰をゆっくりと落として膝の高さくらいまで沈ませる。反対側も同様に左右5回ずつ行う。

【三鷹駅徒歩1分 自律神経専門の鍼灸院コモラボ】
自律神経専門鍼灸院コモラボでは、
⾃律神経の乱れによる体調不良にお悩みの⽅に特化した、
東洋医学に基づく鍼灸院です。
睡眠障害(不眠症)、動悸、不安症、不妊症、頭痛(肩こり頭痛、偏頭痛)、更年期症状(イライラ、ホットフラッシュ、動悸)、耳鳴り、睡眠薬・鎮痛剤の副作用など様々な不調に対応しています。
※お悩みのご相談も無料で承っております。メールやLINEからご連絡ください。
・住所 〒180-0006 東京都武蔵野市中町1-7-7 オサダビル4F
・営業時間 9:30~19:30(年中無休)
・電話番号 0422-38-8708
・予約方法 メール・LINEチャットまたは電話でご連絡ください