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低気圧に起きる肘の痛みは自律神経の乱れを治す
公開日:2024年2月24日 更新日:2024年2月24日
目次
なぜ雨の日や低気圧のときに肘が痛くなるのか
・雨の日に肘に痛みが起こる
・気圧が下がると肘の曲げ伸ばしがうまくいかない
・雨が降りそうになると肘がこわばって動きにくい
このような症状で悩んだことはないでしょうか。
これらの症状の原因には低気圧による自律神経の乱れが関係しています。
当院に来られる肘の痛みでお悩みの方からはこのような主訴をよく聞きます。
その中には「関節の痛みで明日の天気が分かる」なんておっしゃる方もおられました。
今回は「低気圧や雨の日に起きる肘の痛みは自律神経の乱れ」と題して、低気圧で起こる肘の痛みの原因と改善方法を解説します。
低気圧はヒスタミンが増えて炎症が起こりやすい
雨の日によく関節痛や腰痛がひどくなったり、捻挫などのいわゆる「古傷」が痛む現象には低気圧が関係しています。
普段は私たちは感じませんが身体は外界の1気圧の圧力で周りから支えられています。
しかし、低気圧になるとこの支える圧力が弱まるため身体が膨張傾向になり関節が緩みます。
さらに低気圧になると炎症にかかわるヒスタミンという物質が体内で増えやすい傾向にあります。
他にも、湿度や気温の変化から来る自律神経の乱れが痛みに関与します。
これが雨の日や雨が降る前に起こる肘の痛みの原因です。
身体が膨張すると血流が滞りやすくなる
この気圧の変動についてわかりやすくイメージでお伝えすると、「水道に繋げたホースを手でつぶすと水は勢いよくでますが、離すとゆるくなる」というものがあります。
この原理でいうと低気圧は心臓から送り出される血液が血管が緩んでしまい流れが遅くなるということが考えられます。
こうした気圧の変化(気温の低下や高い湿度)で身体が膨張するとヒスタミンの増加、自律神経の乱れ、血流の停滞などが重なり肘の痛みにつながるというわけです。
肘の痛みを予防するセルフケアについて
こういった低気圧や雨の日に痛みが出やすい方は、収縮性のあるサポーターを肘に巻く事をおすすめします。
薬局でも売っている綿や化繊のもので充分です。
これは保温が目的ではなく、まわりから全体的な圧を加えることに意味があります。
肘の曲げ伸ばしに支障が出ない程度のものを選ぶのがポイントです。
(血流が悪くなるほどきついものは避けましょう。)
また皮膚刺激によっても血流を促進させることができますので、痛みが起こりやすい患部を反対側の手で擦って刺激を加えるのも効果的です。
雨の日に起こる手のしびれは当院の鍼灸治療で改善できる
このような雨の日に起こる肘の痛みには鍼灸治療が効果的です。
自律神経が原因で起こる肘の痛みは西洋医学的な薬物療法やマニュアル通りの治療では良くなりません。
改善のためには一人ひとりの体質の違い、生活環境の違いなどを考慮した治療が必要です。
それが可能なのが当院の鍼灸治療による自律神経の調整です。
ぜひ、低気圧による肘の痛みでお悩みの方はご相談ください。
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鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。