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雨の日に手が痺れる症状は手根管症候群の前兆

雨の日に手が痺れる症状は手根管症候群の前兆
公開日:2024年2月23日
更新日:2024年2月23日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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雨の日に手がしびれたら手根管症候群の可能性

「雨の日は手がピリピリしてくる」
「気圧が下がってくると手が痺れて力が入りにくい」
「雨が降りそうになると手がチクチクとしびれる」

このような雨の日や曇天の日に起こる手のしびれでお悩みの方はおられるでしょうか。
もしかするとその症状は「手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)」の可能性があります。

手根管症候群は手のしびれは主に人差し指と中指に現れて、症状が強くなると痛みも出ることがあります。
特に症状が顕著に出るのが明け方で起床時にしびれが出てきやすい傾向にあります。

ひどくなると、親指や薬指にもしびれが広がり手のこわばり感も出てくることがあります。
また母指球がやせてくることで、OKサインがしずらくなったり、できなくなります。

手根管症候群の多くは原因不明が多い

整形外科の領域では手根管症候群は手のひら側にある横手根靭帯という靭帯の下を通る正中神経が圧迫されることにより引き起こされます。

しかし、多くは原因不明のことが多く妊娠期や出産期・更年期の女性に多い傾向にあります。
そのため女性に起こる手根管症候群は女性ホルモンや自律神経の乱れに原因があるとされています。

気象病の一症状に手根管症候群がある

日本は四季があり気候変動が激しい自然環境の土地です。
そのため手根管症候群含め、身体にさまざまな不調の出やすい環境といえます。

この気候変動によって起こる不調全般を「気象病」と呼びますが、今回取り上げる手根管症候群も気象病の一症状として起こると考えられます。

主な気象病には、頭痛、腰痛、腹痛、手足のしびれ、イライラ、耳鳴り、喘息、動悸、不整脈、食欲不振、下痢、リウマチ、うつ、めまい、不眠、疲労感などがあります。
よく「過去に神経痛だった箇所が雨の日に古傷が痛む」というのも気象病のひとつであり、手根管症候群もこのメカニズムで神経の痛みを起こします。

気象病も手根管症候群と同様に男性より女性が影響を受けやすく、30~50代と幅広い年代で起こります。
また気象病が起こるメカニズムにもホルモンや自律神経の乱れが関係しており、手根管症候群との関連性が強いと考えられています。

手根管症候群が起こる一番の原因は自律神経の乱れ

これまでの話をまとめて雨の日に起こる手根管症候群の原因を解説すると一番の原因は「自律神経の乱れ」になります。

自律神経は正常な働きであれば、夜になると副交感神経が優位に働き、朝になると交感神経が優位になるようにできています。
曇天や雨の日など気候変動の変化に自律神経が身体の器官の調節に働くのですが、この調節がうまくできないと機能の失調が起こり不調が出現します。

手首を叩いたり、曲げたりしたときに指先が痺れたら手根管症候群

横手根靭帯の下を通るのは正中神経だけでなく、9本もの筋肉の腱が同時に走行します。
ストレスにより手先の筋肉が緊張したり、手のむくみがあると気候変動による手根管症候群が発症しやすい傾向にあります。

特徴的なしびれ方には、

手首を叩いた時に指に痺れが出る
・手首を深く曲げ保持をするとしびれが強くなる

というものがあります。

雨の日に起こる手のしびれは当院の鍼灸治療で改善できる

このような雨の日に起こる手のしびれには鍼灸治療が効果的です。

自律神経が原因で起こる手のしびれは西洋医学的な薬物療法やマニュアル通りの治療では良くなりません。

改善のためには一人ひとりの体質の違い、生活環境の違いなどを考慮した治療が必要です。
それが可能なのが当院の鍼灸治療による自律神経の調整です。

ぜひ、自律神経による手のしびれでお悩みの方はご相談ください。



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