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上咽頭炎の薬や抗生物質が効かないと咽喉頭異常感症に悪化する

上咽頭炎の薬や抗生物質が効かないと咽喉頭異常感症に悪化する
公開日:2024年1月05日
更新日:2024年6月27日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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※自律神経失調症など改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。

薬が効かない上咽頭炎でお悩みの方に適切なアドバイス

「消炎鎮痛剤や抗生物質を飲んでも治らない」
「ネブライザーによる吸入器で治らない」
「鼻や喉のうがい薬で治らない」

このような症状でお悩みの方はおられないでしょうか。

上咽頭炎は急性期と慢性期では炎症を起こすウイルスや菌の形態が変わってくるため、それに応じて治療方法も変わってきます。
そのためこのような「どんなに薬を飲んでも治らない」「薬を変えても効果がない」といった方は慢性化している可能性があります。

今回は「上咽頭炎の薬や抗生物質が効かないと咽喉頭異常感症に悪化する」と題して上咽頭炎に薬や抗生物質が効かない原因と上咽頭炎に鍼灸治療が有効である理由を解説していきます。

消炎鎮痛剤や抗生物質を飲んでも治らない
ネブライザーによる吸入器で治らない
鼻や喉のうがい薬で治らない

このような症状でお悩みの方はおられないでしょうか。

上咽頭炎は急性期と慢性期では炎症を起こすウイルスや菌の形態が変わってくるため、それに応じて治療方法も変わってきます。
そのためこのような「どんなに薬を飲んでも治らない」「薬を変えても効果がない」といった方は慢性化している可能性があります。

今回は「上咽頭炎の薬や抗生物質が効かないと咽喉頭異常感症に悪化する」と題して上咽頭炎に薬や抗生物質が効かない原因と上咽頭炎に鍼灸治療が有効である理由を解説していきます。

上咽頭炎に抗生物質が効かない理由

上咽頭炎に抗生物質が効かない理由上咽頭炎の初期症状(急性症状)の多くは鼻の奥の痛みなどの炎症反応が主になります。この場合の多くはウイルスや細菌などの「起炎菌(きえんきん)」と呼ばれる、炎症反応を起こすウイルスや菌が中心となって悪さを起こし、とくに上咽頭と呼ばれる鼻の奥の部分に感染し増殖します。

この場合は急性期であり炎症を強く起こしているため薬や抗生物質が効く場合があります。

しかし、薬や抗生物質での死滅が上手くいかないと時間の経過とともに原因である起炎菌の炎症反応にも変化が起こります。
この変化が症状にも変化が起こすと考えられています。


死滅せずに残った起炎菌のウイルスや細菌は経過とともに組織を破壊するような初期の炎症を起こさなくなります。
その後、感染した組織に適応しながら居続ける状態へと変化します。
この状態になると薬や抗生物質を飲んでも死滅できないウイルスや細菌へと変化していると考えられます。

多くの方が「薬や抗生物質を飲んでも治らない」と訴える背景にはこのような状態の変化があります。※1

上咽頭炎の初期症状(急性症状)の多くは鼻の奥の痛みなどの炎症反応が主になります。この場合の多くはウイルスや細菌などの「起炎菌(きえんきん)」と呼ばれる、炎症反応を起こすウイルスや菌が中心となって悪さを起こし、とくに上咽頭と呼ばれる鼻の奥の部分に感染し増殖します。

この場合は急性期であり炎症を強く起こしているため薬や抗生物質が効く場合があります。

しかし、薬や抗生物質での死滅が上手くいかないと時間の経過とともに原因である起炎菌の炎症反応にも変化が起こります。
この変化が症状にも変化が起こすと考えられています。

死滅せずに残った起炎菌のウイルスや細菌は経過とともに組織を破壊するような初期の炎症を起こさなくなります
その後、感染した組織に適応しながら居続ける状態へと変化します。
この状態になると薬や抗生物質を飲んでも死滅できないウイルスや細菌へと変化していると考えられます。

多くの方が「薬や抗生物質を飲んでも治らない」と訴える背景にはこのような状態の変化があります。※1

薬の飲み過ぎは腸内細菌叢も変化して不調が起きやすくなる

薬の飲み過ぎは腸内細菌叢も変化して不調が起きやすくなる症状の変化には今まで鼻の奥中心に痛みなど不調が起きていた症状から喉周囲へと症状が移行するパターンがあります。
この慢性化した上咽頭炎を慢性上咽頭炎と呼びます。

慢性上咽頭炎の主な症状には後鼻漏、喉の違和感、咳払い、声が出しにくいなどがあります。

このような慢性上咽頭炎の症状で薬や抗生物質を飲み続けると腸内で活動している常在菌の死滅にも繋がってしまいます。
結果として身体全体の免疫や自律神経の機能が不調になり症状を悪化させてしまうことがあります。

後鼻漏、喉の違和感、咳払い、声が出しにくいなどの症状で薬を飲み続けている方は注意が必要です。※2

症状の変化には今まで鼻の奥中心に痛みなど不調が起きていた症状から喉周囲へと症状が移行するパターンがあります。
この慢性化した上咽頭炎を慢性上咽頭炎と呼びます。

慢性上咽頭炎の主な症状には後鼻漏、喉の違和感、咳払い、声が出しにくいなどがあります。

このような慢性上咽頭炎の症状で薬や抗生物質を飲み続けると腸内で活動している常在菌の死滅にも繋がってしまいます。
結果として身体全体の免疫や自律神経の機能が不調になり症状を悪化させてしまうことがあります。

後鼻漏、喉の違和感、咳払い、声が出しにくいなどの症状で薬を飲み続けている方は注意が必要です。※2

【治療例&効果の高いツボ 】薬を飲み続けても上咽頭炎が治らない(40代女性)

【治療例&効果の高いツボ 】薬を飲み続けても上咽頭炎が治らない(40代女性)【治療の体験者&改善方法】
40代女性で「半年前から上咽頭炎になったが薬を飲んでも治らない」との訴えでご来院されました。
詳しくお伺いすると「発症当初は薬が効いて、このまま上咽頭炎が完治すると思ったがずるずると後鼻漏や咳が続いている」とのことです。


主に後鼻漏や咳が症状ですが、それ以外にも便秘や下痢、やや不眠傾向であったり倦怠感や頭重感などもあり自律神経失調症も併発していると考えられます。

当院では東洋医学の観点から問診と検査を行い、体の状態を体質で調べることにしました。
結果は全身の筋肉の緊張が強く、身体がこわばっている状態でした。脈や舌など東洋医学での検査でも交感神経の興奮が強い状態でした。おそらく慢性上咽頭炎の特有の自律神経症状とさらに薬の飲み過ぎによって腸内細菌叢のバランスが崩れてそれによって消化器系の不調が起きていると考えられます。

そのため当院ではこの症状の原因である自律神経の働きを正常に戻しつつ、後鼻漏と咳の原因である免疫力の低下を高めるように鍼灸治療で改善を促すようにしました。
【主に利用したツボ】
・天突(てんとつ)・・・胸骨の上端中央のくぼみにある(頸切痕)

【治療の体験者&改善方法】
40代女性で「半年前から上咽頭炎になったが薬を飲んでも治らない」との訴えでご来院されました。
詳しくお伺いすると「発症当初は薬が効いて、このまま上咽頭炎が完治すると思ったがずるずると後鼻漏や咳が続いている」とのことです。

主に後鼻漏や咳が症状ですが、それ以外にも便秘や下痢、やや不眠傾向であったり倦怠感や頭重感などもあり自律神経失調症も併発していると考えられます。

当院では東洋医学の観点から問診と検査を行い、体の状態を体質で調べることにしました。
結果は全身の筋肉の緊張が強く、身体がこわばっている状態でした。脈や舌など東洋医学での検査でも交感神経の興奮が強い状態でした。おそらく慢性上咽頭炎の特有の自律神経症状とさらに薬の飲み過ぎによって腸内細菌叢のバランスが崩れてそれによって消化器系の不調が起きていると考えられます。

そのため当院ではこの症状の原因である自律神経の働きを正常に戻しつつ、後鼻漏と咳の原因である免疫力の低下を高めるように鍼灸治療で改善を促すようにしました。
【主に利用したツボ】
・天突(てんとつ)・・・胸骨の上端中央のくぼみにある(頸切痕)

当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから

【施術内容と改善までの経過】
41歳 女性 会社員 (埼玉県 在住)
【主訴】
慢性上咽頭炎(2年前)
鼻炎、後鼻漏(2年前)
めまい(1年半前)
腰痛(1年前)
【薬の服薬】
鼻炎の薬(ステロイド点鼻薬)
鉄分のサプリメント
【問診と検査】
主訴は鼻炎、めまい、腰痛であるが詳しく問診をすると2年前にコロナ感染後に上咽頭炎(慢性上咽頭炎)に罹っており、そこから鼻炎、めまい、腰痛が起きたとのこと。この3つの症状の中では鼻炎が一番症状が強く喉に痰が流れる後鼻漏が主に不調としておきている。めまいに関しては月経周期時だけでなく鼻炎の症状が強くなるとめまいが起こる。腰痛に関しては整形外科的な徒手検査を行ったがとくに動作による増強はみられず、重だるさと鈍痛が常に起きており、めまい同様に月経時に強くなる。3つの根本的な原因は慢性上咽頭炎の影響起こっている自律神経失調症と診断する。
【施術内容と経過】
初回:慢性上咽頭炎の原因である上咽頭部に関係する東洋医学的なツボ、さらに自律神経失調症に効果の高いツボを利用し鍼灸を行う。また鍼灸の効果を持続させるために施術後に関連するツボに貼るタイプの鍼を施す。施術後に「身体全体がスッと軽くなる感じがした」と症状が和らぐ感覚があった。さらに鍼灸の効果を引き出すためにもステロイド点鼻薬を中止するように伝える。
2回目:1週間後に来院されたが前回の施術以降、徐々に不調が解消されていく感じがあり現在は鼻炎(後鼻漏)、めまい、腰痛ともに2割程度まで症状が解消されている。
3回目: ほぼ慢性上咽頭炎の症状であった鼻炎(後鼻漏)、めまい、腰痛は解消されていたため本日をもって終了とした。

【今回の症例の考察】
慢性上咽頭炎は自律神経失調症が後遺症として起こることが多く、今回はそのケースに当てはまると考えられます。また使用頻度を制限しながらも使用を続けていたステロイド点鼻薬も慢性上咽頭炎の完治を遅らせていたのではないかと推測しています。ステロイドは組織の回復に必要な炎症反応を止めてしまうため、上咽頭部の回復を遅らせる要因になります。鼻炎、めまい、腰痛の原因である慢性上咽頭炎を解消させるためには自然治癒力の障害である不要な薬物療法を中止し、東洋医学的なツボを刺激することで慢性上咽頭炎は改善できます。

※慢性上咽頭炎の詳しい情報は下記のリンクから別ページで解説しています。

患者様の声 慢性上咽頭炎】
「慢性上咽頭炎で後鼻漏とめまいに悩んでいる」
41歳 女性 埼玉県 在住

「腰痛」「鼻炎」「めまい」の3ケ所が不調でした。腰痛はマッサージに行く、鼻炎は薬を飲む、めまいは鉄分を多く含む食材を食べたりサプリを飲む、こんな方法しかなく、どれも改善せず長い間苦しめられてきました。そんな時、友達が「治療してきたら」と誕生日にプレゼントしてくれました。鍼=痛い、というイメージがあり、初めは少し怖くて緊張しましたが、少しチクッとする所はあるものの、殆ど痛みもなく安心して受ける事ができました。驚く事に、3ケ所共1回の治療で改善されたのを実感しました。

※他にも実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告しています。
下記のリンクから別ページでご覧ください。

薬で治らない上咽頭炎は東洋医学の鍼灸で完治する

このような上咽頭炎を改善するには西洋医学による診断と治療より、東洋医学に基づく体質改善によって功を奏することが多々あります。

東洋医学は多様な症状を引き起こす上咽頭炎でもその患者の体質によって治療をするツボが変わります。
柔軟な治療によって効果を最大限に引き出すことができます。

上咽頭炎の改善に必要な方法は自律神経の働きを正常に戻すための根本的な体質改善です。
当院ではこの根本的な体質改善に必要な鍼灸治療を行っています。

「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。


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[参考]
※1万年風邪は上咽頭炎を疑って。抗生剤の乱用に注意。/みらいクリニック
※2薬と腸内細菌の関係①:抗生物質/シングラム


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