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慢性上咽頭炎が鍼灸で治った人の体験談

慢性上咽頭炎が鍼灸で治った人の体験談
公開日:2024年2月23日
更新日:2024年2月23日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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慢性上咽頭炎が鍼灸で治った人の体験談を紹介します

慢性上咽頭炎が当院の鍼灸で治った成功例を紹介します。

当院の鍼灸治療では、患者さん一人一人の体質に合わせて、治療計画を決めて治療致します。

患者さん一人一人の体質に合わせてツボを決め、治療を進めるのが当院の鍼灸治療の特徴です。

のどに停滞する過剰物を鍼灸で治療した症例

(50代の女性/主婦)
「朝起きると喉に痰がへばりついている感じがする。
日中も仕事の時に長時間の会話が続くと喉(のど)の奥に痰が絡み不快な気分です」という症状の方です。

耳鼻咽喉科で慢性上咽頭炎と診断されました。

慢性上咽頭炎の症状には声枯れに似た「声が出にくくなる症状」が起こることがあります。
また喉だけでなく口腔内が粘ることも多々あります。

こういった症状がある方の舌には黄色い舌苔がべっとりと付着していることがあります。

この患者様は、当院では過剰な水液が体内を上昇して上咽頭に停滞している体質と考えます。
この不要な水液が上咽頭に停滞し、慢性上咽頭炎になったと思われます。

痰が絡む口が粘るべっとりとした舌苔などはこの体質の慢性上咽頭炎の特徴です。
この体質による慢性上咽頭炎を改善するためには、過剰な水液を下降させて除去することを目的として治療します。

また生活習慣の改善を促すために患者様には漢方薬の温胆湯(うんたんとう)を服用を勧めて、通院しておられる内科に処方してもらうように頼みました。

鍼灸治療を始めて3か月後、朝の起床時の痰が絡むことが減ってきました。
6か月後、人前で長く話していても、痰が絡んだり声が出にくくなったりすることはほとんどなくなりました。

のどが乾燥しやすいタイプの慢性上咽頭炎を鍼灸で治療した症例

(40代の男性/会社員)
「喉がイガイガします。
その喉の違和感のせいで咳払いがよく出てしまいます。
それ以外にも鼻の奥が乾燥している感じがします。」という症状の方です。

この症状で病院では慢性上咽頭炎と診断されました。

この方は静かな職場なので、頻回の咳払いが部屋中に響き渡り、周りに迷惑なのではないかと困っていたそうです。

当院で診断をしましたところ、舌は紅く乾燥しており、舌苔は全く付着していない状態でした(鏡面舌といいます)。
この患者様は、喉や呼吸器系の粘膜の潤いが不足している体質です。

そのため、上咽頭の粘膜の潤いが足りずに乾燥し、炎症が慢性化していると考えられます。
この体質の場合は、喉や呼吸器系を潤すことを目的とした鍼灸治療で、慢性上咽頭炎の改善を行います。

また生活習慣の改善を促すために患者様には、滋陰降火湯(じいんこうかとう)を服用を勧めて、通院しておられる内科に処方してもらうように頼みました。

鍼灸治療を始めて2か月後、喉のイガイガ感が軽くなってきました。
4か月後、鼻の奥の乾燥感が軽減し呼吸が楽になったようです。
7か月後、咳払いをすることがほとんどなくなりました。
それ以外にも舌が痛むこともなくなったようです。

後鼻漏や頭痛を伴う慢性上咽頭炎の漢方治療症例

(40代女性/会社員)
「のどの奥に何か詰まった感じがします。
鼻うがいをすると、喉の奥から黄色い汁が出てきます。
後鼻漏で痰がでることもあり、鼻の奥から変な臭いがすることがあります。」という症状の方です。

他にも頭が重く痛む症状もあるとのことです。
舌を診ると黄色い舌苔が薄く付着しています。

この患者さんは、当院では咽頭部に熱邪(熱っぽい症状を引き起こす病因)が侵入することにより炎症が生じている状態と考えられます。
それにより慢性上咽頭炎になったと思います。

このような慢性上咽頭炎は黄色い粘液鼻の奥の臭い黄色い舌苔などの症状がこの体質の特徴です。
この体質の場合は、咽頭部の熱邪を除去して炎症を冷ますという目的で、慢性上咽頭炎の鍼灸治療にあたります。

また生活習慣の改善を促すために患者様には、麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)を服用を勧めて、通院しておられる内科に処方してもらうように頼みました。

鍼灸治療を始めて3か月後、鼻や喉の奥の空気の通りがよくなってきました。
5か月後、頭の重さやが痛むことがなくなりました。
7か月後、後鼻漏も軽くなり、鼻の奥が臭うこともなくなりのどの奥の違和感はすっかり完治しました。

慢性上咽頭炎は当院の鍼灸治療で改善できる

このような慢性上咽頭炎には鍼灸治療が効果的です。

慢性上咽頭炎は西洋医学的な薬物療法やマニュアル通りの治療(Bスポット療法)では良くなりません。

改善のためには一人ひとりの体質の違い、生活環境の違いなどを考慮した治療が必要です。
それが可能なのが当院の鍼灸治療による自律神経の調整です。

ぜひ、慢性上咽頭炎でお悩みの方はご相談ください。

※Bスポット療法の効果については下記のリンクボタンから詳しい解説をしています(慢性上咽頭炎を鍼灸で完治させるブログ)



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[参考]
※1 EAT<イート>治療 – 塩化亜鉛溶液を用いた上咽頭擦過治療 / 堀田 修クリニック
※2 Bスポット療法とは / たぶち耳鼻咽喉科
https://www.tabuchi-jibi.com/bspot/
※3 Bスポット療法 / まつもと耳鼻咽喉科クリニック
https://matsumoto-ent.or.jp/pages/24/

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