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活性酸素を防ぎ脳を若返らせる万能のツボを公開

公開日:2023年01月09日 更新日:2023年01月09日
身体が酸化すると、肩コリ、首コリ、慢性疲労、肌荒れ、シミ、本態性高血圧など加齢による老化現象が次々に発生します。この酸化が身体に起こると若々しさをうまく保てないと考えられています。 この身体の酸化を引き起こす原因に「活性酸素」「フリーラジカル」という物質があります。 この活性酸素とフリーラジカルが体内で過剰に増えすぎると、身体の細胞が酸化によるダメージを受け、様々な現象(不調)を引き起こします。また、その酸化に対抗する抗酸化物質(抗酸化力)は40代から急速に低下するといわれています。そのため抗酸化物質を補うことをやめてしまうと、どんどん抗酸化力の低下に拍車がかかり、老化スピードが加速してしまいます。また酸化による病気の発症を予防するためにも抗酸化力は補い続けることはとても大切です。今回は「活性酸素を防ぎ脳を若返らせる万能のツボを公開」と題して解説します。
目次 1.活性酸素やフリーラジカルが身体の酸化を早め老化を進ませる 2.活性酸素やフリーラジカルによって起こる酸化ストレスを詳しく解説 3.酸化ストレスに対抗する抗酸化物質について 4.活性酸素やフリーラジカルを生み出してしまう要因 5脳の血流が不足し酸化が始まるとパーキンソン病や脳梗塞などのリスクが高まる 6.酸化による病気をを予防するカギは脳の虚血状態を改善すること 7.抗酸化を高めるツボはアゴにある 8.身体の酸化を防ぎ脳の血流を上げるには鍼灸治療が効果的

東京都武蔵野市三鷹駅北口にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログ記事を書いている我々は5万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。

1.活性酸素やフリーラジカルが身体の酸化を早め老化を進ませる

[活性酸素とは] 活性酸素は呼吸などによって体内に取り込まれた酸素の一部が、通常よりも働きが活発な(活性化された)状態になることをいいます。 ヒトを含めた哺乳類では、呼吸によって取り込んだ酸素の数%は必ず活性酸素に変化すると考えられています。この活性酸素は不安定な状態であり、体内の代謝過程において様々な成分と反応したり結合して安定しようと働きかけます。 この働きが過剰になると身体の細胞が傷ついてしまいます。 [フリーラジカルとは] フリーラジカルはペアで2つあるべき電子が1つしかない分子や原子のことをいいます。 体内で使い切れなかった酸素が変性したフリーラジカルは、周りの分子から電子を1つ奪ってペアになり安定しようとする性質があります。この奪う働きが細胞を傷つけると考えられています。 [酸化とは] このようなフリーラジカルと活性酸素によって電子を奪われ傷ついた細胞のことを「身体の酸化」と呼びます。酸化により体内のタンパク質や脂肪などの細胞が変性し破壊されることで老化現象が促進していきます。また、身体の酸化はがん、糖尿病や脂質異常症、動脈硬化などの生活習慣病の原因にもなります。
2.活性酸素やフリーラジカルによって起こる酸化ストレスを詳しく解説

[酸化ストレスとは] ヒトは飲食物から身体を動かすエネルギーを生成するために、呼吸によって酸素を取り込みます。その際、一部の酸素は「活性酸素」や「フリーラジカル」という物質に変わります。 この活性酸素やフリーラジカルは、他の物質や細胞に結びついたり働きかけたりする力が非常に強く、生命活動に欠かせないDNAやタンパク質といった物質を傷つける働きをします。このような体内の活性酸素が自分自身を酸化させようとする力を「酸化ストレス」と呼びます。しかし活性酸素やフリーラジカルは、私たちの身体に悪影響を及ぼすだけではありません。身体の中に侵入した細菌やウイルスなどを退治するための免疫に重要な役割も行っています。そのため身体には活性酸素に体内でバランスよく働いてもらうために「抗酸化物質(抗酸化力)」という活性酸素の働きを抑える機能を兼ね備えています。 老化現象や老化による病気の多くはこの活性酸素が体内に増えすぎて、対抗する抗酸化力では抑えきれなくなったことでバランスが崩れ酸化ストレスが増加したことで起こります。
3.酸化ストレスに対抗する抗酸化物質について

[抗酸化物質(抗酸化力)とは] 活性酸素は微量であれば人体に免疫などに関わり有用な働きをしますが、大量に生成されると過酸化脂質(脂質を酸化させたもの)を作り出し、動脈硬化・がん・老化・免疫機能の低下などを引き起こします。 この活性酸素の発生やその働きを抑制したり、活性酸素そのものを取り除く物質のことを抗酸化物質と呼びます。 これらを予防するためにも抗酸化物質による、体内で合成される体内合成抗酸化物質には、ポリフェノールやカロテノイドなどがあります。 ポリフェノールはブルーベリーに含まれているアントシアニン、緑茶に含まれているカテキン、チョコレートに含まれているカカオポリフェノールなどがあります。またカロテノイドが含まれている食品にはマンゴー・パパイヤ・柿・あんず・柑橘類・すいかなどの果物のほか、とうもろこし、赤唐辛子、わかめやひじきなど海藻類、えび・かになどの甲殻類、いくら、卵黄などがあります。
4.活性酸素やフリーラジカル(酸化ストレス)を生み出してしまう要因
[酸化ストレスが増える要因] 酸化ストレスが増える要因は、呼吸によって酸素を取入れるだけではありません。排気ガスなどの大気汚染や太陽からの紫外線といった環境からの影響も大きく、他に喫煙や強い精神的ストレス、過度な運動といった生活習慣にも酸化ストレスを高める要因があります。身体への酸化ストレスを軽減させるためにもまずは普段の生活の中で改善すべき習慣を改めてみてはいかがでしょうか。
5.脳の血流が不足し酸化が始まるとパーキンソン病や脳梗塞などのリスクが高まる

体内で酸化ストレスが高い状態が続くと、身体を構成する全てのDNAやたんぱく質、脂質、糖質が酸化されて傷つきます。 現代医学では病気した身体の体内にはこれらの酸化ストレスによって傷つき変化した分子が蓄積していることがわかってきました。 例えば糖尿病では、酸化された糖とたんぱく質が結合し、異常な糖化たんぱく質が体内で増えていることが発見されています。また、動脈硬化を起こした血管内では酸化した脂質が蓄積することで、血管の内腔が狭くなり血液が流れにくくなっている現象が起きています。 さらに、脳梗塞、アルツハイマー病やパーキンソン病など、高齢者に多い脳の病気でも、酸化したたんぱく質などが脳内に蓄積しています。さらに酸化ストレスによって細胞が損傷を受けると、その細胞はやがて癌化します。このように、強い酸化ストレスにより酸化された生体内の分子は、さまざまな病気の原因となっている可能性があります。
6.酸化による病気をを予防するカギは脳の虚血状態を改善すること
酸化ストレスによる病気は脳の虚血状態(血液不足)によって強めています。厳密にいうと脳の虚血状態が解放されて血流が増加したときに酸化物質も一気に流れることが酸化ストレスにつながるといいます。 詳しいメカニズムは完全に分かっていませんが、この血流が再開した際に活性酸素が大量に発生し、損傷を受けることをこの虚血再灌流障害(きょけつさいかんりゅうしょうがい)と呼びます。 この虚血再灌流障害を予防するためには「脳の血流を良い状態で一定に保ち虚血を予防する」という方法が酸化ストレスによる老化や病気予防につながると考えられています。
7.抗酸化を高めるツボはアゴにある

酸化ストレスによる老化や病気を予防するためには脳を含めた臓器の血流を高めて虚血を防ぐことがポイントです。この虚血予防に効果のあるツボが存在します。それが下関という顎にあるツボです。 この下関というツボには脳、筋肉、腎臓、心臓の血流量を増加させる効果があります。またこのツボの効果には自律神経によって制御されている全身の血圧とは独立しているため、どのような状態でも刺激することで血流量を増加させる効果が期待できます。 [下関の場所] 耳の前方にあり、上下の骨のくぼみにある [ツボ刺激の仕方] 左右の下関(ツボ)を両手の2~3指を合わせた指で円を書くように30秒刺激する。 少しズーンと響くような場所が効果の高いツボになります。
8.身体の酸化を防ぎ脳の血流を上げるには鍼灸治療が効果的

このように身体のツボを刺激することで脳の血流を上げる効果が科学的にも証明されています。当院でもこの酸化ストレスによる老化予防や疾病予防などに対するツボを利用した鍼灸治療を行っています。 鍼灸治療は医学の中で唯一、神経反射を利用した自律神経やホルモンのバランスを調整できる治療法です。薬も使わないため副作用もありません。 ぜひ、酸化ストレスによる老化や病気を予防したい方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。

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