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薬で治らない頭痛は脳のストレス過敏が影響

薬で治らない頭痛は脳のストレス過敏が影響
公開日:2023年01月02日
更新日:2023年01月06日
不眠、めまい、耳鳴り、不安、イライラなどの症状に悩んで病院で検査を受けても「検査上は異常なし」や「加齢によるもの」などと診断を受けてしまい、原因や具体的な治療もできずに悩んでいる方は多いかと思います。しかし、今回解説する「脳過敏症候群」は脳が些細な刺激に過敏に反応してしまう「脳の過剰反応」のことで、この反応を生み出すきっかけに「偏頭痛を放置することが原因である」とする新しい概念になります。この「脳過敏症候群」は東京女子医科大学・清水俊彦客員教授、獨協医科大学神経内科・平田幸一教授のグループが提唱しており、メディアでも大きく取り上げられ話題となっています。
現代は視覚や聴覚から多くの情報が脳に伝えられ脳の働きである情報処理が過剰に反応し続けてしまい、結果として脳が過敏に反応してしまうのが脳過敏症候群です。
目次
1.脳過敏症候群は偏頭痛から発生しやすい
2.脳過敏症候群が起こる原因は偏頭痛の誤った薬物療法
3.脳過敏症候群の主な症状
4.脳過敏症候群のセルフチェック
5.脳過敏症候群を緩和させるためにまずは身体の保温が大事
6.脳過敏症候群を改善させる鍼灸
東京都武蔵野市三鷹駅北口にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログ記事を書いている我々は5万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。

1.脳過敏症候群は偏頭痛から発生しやすい

 脳過敏症候群が起こりやすい傾向に、偏頭痛など一般的に「頭痛持ち」と称されるような慢性的な頭痛に悩んでいる方がいます。
長期間くり返し頭痛薬や鎮痛薬で治療を行っている方に、脳過敏症候群のさまざまな症状が起こるとされています。 脳過敏症候群の症状には、主に耳鳴り、頭がキーンする(頭鳴り)、めまい、不眠、不安、頭が重い感じ(頭重)などがあります。 この脳過敏症候群を発症するのは、圧倒的に偏頭痛の方が多いのですが、実はその偏頭痛が発症するメカニズムはまだ解明されていません。 現在までの仮説では偏頭痛は、何らかの刺激によって脳の血管が拡張し、血管周囲の神経の興奮が引き起こされます。それによりきらきらとした視覚症状(閃輝暗点)などの前駆症状から始まり、頭痛や悪心・嘔吐などが引き起こされると考えられています。
 脳過敏症候群は、偏頭痛に対して鎮痛薬をくり返し投与していると、表面的な痛みは治まりますが、根本的な脳の興奮状態は続いており、発症すると考えられています。

2.脳過敏症候群が起こる原因は偏頭痛の誤った薬物療法

脳過敏症候群の原因は偏頭痛の治療に対して適切な治療を行わなかったことにあります。脳過敏症候群の元々の原因が偏頭痛は、頭蓋骨内の血管とその周囲を取り巻く三叉神経が何らかの原因で刺激されると、脳を興奮させる情報が伝えられます。
それによって血管が拡張し、偏頭痛が起こる前駆症状の閃輝暗点と呼ばれるキラキラした光が見える視覚症状が出たり、悪心・嘔吐など偏頭痛と併せて起こる症状が出ると考えられています。
脳過敏症候群の原因である偏頭痛に対して一般的な頭痛薬を使用すると、一時的に頭痛は緩解しますが必ず偏頭痛をくり返してしまいます。結果的にそれは頭痛薬を服用する機会が増えてしまい、薬物乱用が原因の頭痛へと悪化させてしまいます。
また、一般的な頭痛薬では偏頭痛による脳の興奮は治まることはありません。そのため、脳の興奮状態がどんどん蓄積されて、脳過敏の状態になります。
その結果、耳鳴り、頭がキーンする(頭鳴り)、めまい、不眠、不安、頭が重い感じ(頭重)など脳の興奮が高まって起こる脳過敏症候群の症状が発現するようになるのです。

3.脳過敏症候群の主な症状

脳過敏症候群の主な症状は以下のとおりになります。
・頭鳴り
・耳鳴り
・めまい
・頭重感
・不眠(睡眠障害)
・不安感
・抑うつ
これらの症状は偏頭痛と併せて発症しやすい症状です。これらの多くは自律神経の調整にも関係しているため、自律神経失調症との鑑別が必要となります。

4.脳過敏症候群のセルフチェック

以下のチェック項目に当てはまる数が多いと脳過敏症候群に罹りやすい状態といえます。
[チェック項目] 
□普段から低血圧気味である
□よく乗り物酔いをしやすい
□アレルギー疾患や喘息をもっている
□2親等以内の家族に偏頭痛がいる
□精神的に落ち着きがない
□就寝時に寝言を言う
□就寝時の寝相が悪い
□就寝中に歯ぎしりをする

5.脳過敏症候群を緩和させるためにまずは身体の保温が大事

[入浴&ストレッチ]
入浴は、副交感神経を優位にし、脳過敏症候群の症状を鎮静させます。より副交感神経を優位にするには、しっかりと湯船に浸かって身体の芯まで温めることが大切です。入浴をする時間帯は寝る前の90分くらいまでに済ませると快眠にもつながります。入浴後の温まった状態でストレッチをすると、筋肉のこりがほぐせるため、全身の血流改善や疲労回復につながります。
[太陽の光を浴びて体内時計をリセット]
日中にしっかり太陽を浴びると、セロトニンの分泌が促されます。このセロトニンには「睡眠ホルモン」と呼ばれる体内時計を司るメラトニンの原料です。メラトニンが分泌されると、夜に自然な眠りを促す体質に改善できます。
[腹巻きやレッグウォーマーで冷え予防]
自律神経にとって冷えは大敵です。自律神経は体温調整に深く関係しているため、自律神経が乱れていると冷え性になりやすく、冷え性の方は自律神経失調症の症状が出やすいです。手首、足首、首や腹部には太い血管が通っているところは外気の温度に影響を受けやすい腹巻やマフラー、レッグウォーマーなどを上手に活用しすると対策ができます。

6.脳過敏症候群を改善させる鍼灸

脳過敏症候群の根本的な原因である偏頭痛や自律神経を含めた脳の機能の失調は西洋医学では薬物による対処療法であるため根本的な改善には至りません。
このような機能の失調への改善には神経反射を利用した鍼灸治療が効果的です。鍼灸は軸索反射という神経反射を利用して不具合が生じている中枢神経(脳神経)へアプローチし偏頭痛や自律神経の失調を改善させます。また西洋医学のように薬物を利用せずに改善できるため副作用や依存性を心配せず、安心安全に治療を受けていただけます。
ぜひ、偏頭痛を含めた脳過敏症候群でお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。


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