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Bスポット治療では上咽頭炎は治らない理由

Bスポット治療では上咽頭炎は治らない理由
公開日:2022年11月16日
更新日:2023年05月01日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログ記事を書いている我々は5万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。

痛いのを我慢してBスポット治療をしても治らないのはなぜか

慢性上咽頭炎などの治療法であるBスポット療法とは
慢性上咽頭炎などの治療法であるBスポット療法とは
最近は自律神経失調症など自律神経の乱れからくる不調にBスポット治療という治療が耳鼻咽喉科で行われています。
Bスポット療法は炎症が起きていると思われる上咽頭に塩化亜鉛などの消炎剤を直接塗布・擦過する治療です。塗布することで上咽頭炎を抑えて自律神経失調症を改善すると考えられています。
ただこのBスポット治療は炎症が起きて神経過敏になっている上咽頭の粘膜にこすりつける治療であるためとても痛みが伴うものになりますこの痛みに耐えられずに治療を断念する方や「週二回もBスポット治療しても全然治らない」という方が当院に多くみられています。
今回はこのBスポット治療と上咽頭炎について解説していきます。

様々な自律神経症状が出現する慢性上咽頭炎

様々な自律神経症状が出現する慢性上咽頭炎
様々な自律神経症状が出現する慢性上咽頭炎
Bスポット療法が盛んに取り入れられるきっかけとなったのが慢性上咽頭炎という病気です。
慢性上咽頭炎そのものじたいはウイルスや細菌感染による炎症反応としています。
しかし、咽頭という場所が自律神経の調整に関わる部分であるため鼻や咽頭部の不調にとどまらず様々な自律神経の乱れの全身症状が出現すると考えられています。

上咽頭炎がBスポット治療で治らないのはなぜか

しかし慢性上咽頭炎になることで自律神経失調症が発生するわけではありません。
根本的な原因は慢性上咽頭炎になってしまう免疫力の低下など根本的な体質にあると考えます。
自律神経の不調で慢性上咽頭炎になっている考えるならば、改善するために必要なことは自律神経の改善になります。

上咽頭炎が治らないのはBスポット治療が自律神経を治す治療ではないから

Bスポット療法で上咽頭炎が治らない理由
Bスポット療法で上咽頭炎が治らない理由
Bスポット治療はあくまでも上咽頭炎の炎症を抑えるだけの対処療法です。何度も鼻に痛い思いをして治らないのは根本的な体質改善に至っていないからです。
何度も言うように慢性上咽頭炎は自律神経の失調によって発生している一つの症状に過ぎません。
よって、Bスポット治療をしても改善しません

Bスポット治療は自律神経を治す治療ではないことを覚えておきましょう

慢性上咽頭炎含めた自律神経の不調の症状は多岐にわたります。以下の通りになります。
咽頭違和感、後鼻漏、咳喘息、痰、首こり、肩こり、頭痛、耳鳴り、舌痛、歯の知覚過敏、多歯痛、顎関節痛、全身倦怠感、めまい、睡眠障害(不眠・過眠)、起立性調節障害、記憶力・集中力の低下、過敏性腸症候群(下痢・腹痛など)、機能性胃腸症(胃もたれ、胃痛など)、むずむず脚症候群、慢性疲労症候群、線維筋痛症など

高い確率で自律神経の不調が後遺症として残る

慢性上咽頭炎は後鼻漏など鼻や喉の不調だけでなく全身の器官や精神活動などを調整している自律神経も不調を起こします。上咽頭の炎症が治れば自律神経の不調も治ると思いがちですが、高い確率で上咽頭の炎症が治まっても自律神経の不調が後遺症として残ります。そのため早期に自律神経の不調を治療するのが望ましいと考えられています。

上咽頭炎の自律神経症状を改善させるのは東洋医学

東洋医学では自律神経症状は肝臓の疲れ
東洋医学では自律神経症状は肝臓の疲れ
東洋医学ではこのような慢性上咽頭炎の症状を「肝臓の疲れ」としています。
または肝臓は自律神経の調整と血流の調整をしていると考え、全身の内臓や器官の調整を図っています。
この肝臓の機能を回復させ正しい働きへと戻せば慢性上咽頭炎を含めた自律神経失調症は改善します。
Bスポット療法のような部分的な対処療法ではなく根本的な体質改善の治療が行えます。

Bスポット治療では治らない上咽頭炎の自律神経症状は鍼灸で治る

このように慢性上咽頭炎はあくまでも自律神経失調症の一つの症状に過ぎないためBスポット治療のような対処療法では改善できません。
必要な改善方法は自律神経失調症を改善するための根本的な体質改善です。
当院ではこの根本的な体質改善に必要な鍼灸治療を行っています。
ぜひ、慢性上咽頭炎や自律神経失調症でお悩みの方は当院の東洋医学の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。

上咽頭炎の原因と治し方を動画で解説!

上咽頭炎・慢性上咽頭炎が治らない理由とどうすれば良くなるのかを解説していきました。
上咽頭炎は後鼻漏や倦怠感など自律神経失調症の症状を併発するといわれており、現在患者様も非常に多くなってきております。
次回の動画で実際の治療法やセルフケアをお伝えしていきますので、チャンネル登録をしてお待ちください!


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