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生理前の吐き気やPMSに即効性のあるツボ

公開日:2022年11月05日 更新日:2023年05月23日

東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログ記事を書いている我々は5万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。
目次

生理痛やPMSは東洋医学のツボが効く

女性特有の悩みで非常に多いのが生理痛の下痢や吐き気や月経前に生じるPMS(月経前症候群)の痛みがあります。 東洋医学ではこの月経による不調を気・血・水の問題ととらえて考えます。 気は「全てのエネルギー源」、血(けつ)は「全身に栄養を送り届ける機能と精神を安定させる機能」、水(すい)は身体の熱を冷ます機能などももっています。 この三つのバランスが乱れると生理痛が現れます。生理痛はこの気血水を整えると改善します。
子宮内膜や骨盤腔内の血行不良が生理痛を起こす

生理痛が起きる原因のひとつに子宮内膜や骨盤内に生じた血行不良があります。 この血流不良を東洋医学の考えでは瘀血(おけつ)と血虚(けっきょ)といいます。 瘀血(おけつ)は出血した血がスムーズに排出されずに滞ってしまい溜まっている状態。 血虚(けっきょ)は血を排出したことにより身体の血が足りなくなってしまった状態。 この二つの状態になると月経痛が生じるとされます。
女性ホルモンの影響で水分の停滞がむくみや便秘を引き起こす

生理が始まる2週間前からプロスタグランジンという女性ホルモンが増加し身体に水分を貯留させる働きが強まります。むくみや便秘などの症状が出やすくなります。これを東洋医学ではこの状態を水滞(すいたい)、陰虚(いんきょ)と呼んでいます。 また月経の3~10日前になると疲労感や不快感が強く現れ、月経前症候群(PMS)と呼ばれる状態になります。このPMSについてはホルモンバランスの乱れが原因であるとされていますが、東洋医学では気の不調と考え治療を行います。
血行不良で起こる生理痛の特徴

血液不足(血虚)の人の特徴は、冷え性で瘦せ型が多く、疲れやすいなどの症状がみられます。 血液の停滞(瘀血)人の特徴は月経血が黒く、血の塊が多いことがあります。 また症状は月経痛のほか下腹部の膨満感や便秘などが生じやすく、肌荒れやニキビも出やすいことがあります。
水分の停滞で起こる生理痛の特徴

水分代謝が悪く、月経前にむくみがみられるほか、頭痛や冷えなどの症状を伴うこともあります。 月経2週間前頃から黄体ホルモン量が変化し、身体に余分な水分が貯まるため水の巡りが悪くなり滞りやすくなります。 このときに胃腸を冷やすと悪化しやすいので注意が必要です。
精神的なストレスで起こる生理痛の特徴

精神的なストレスによりイライラや鬱々と気持ちが塞いだりと気分の変調が強くなる。 悪化すると頭痛や不眠などの精神的な不調の症状がみられます。このような症状は東洋医学では気の巡りが詰まっている気滞(きたい)という症状になります。 月経前・排卵期が最もこの症状が出やすい時期となります。
生理痛やPMSのめまいや吐き気に効くツボ

•内関(ないかん)・・・手首のシワの真ん中から指3本分下に下がったところ •郄門(げきもん)・・・前腕の内側で肘を結んだ線の真ん中 •曲沢(きょくたく)・・・肘を曲げたときにできる線の真ん中 •公孫(こうそん)・・・足の親指の付け根の膨らみからかかとに下がってぶつかったところの凹み •太衝(たいしょう)・・・足の親指と人差し指の骨を上に上がっていって交わる手前の凹み •曲泉(きょくせん)・・・深く膝を曲げたときにできるシワの内側の端 •三陰交(さんいんこう)・・・内くるぶしの骨ぎわから指4本上に上がったところ
生理痛やPMSに効くツボを利用した鍼灸治療で改善できる
生理痛は悪化すると月経困難症など日常生活に支障をきたすひどい痛みなどが発生したり、子宮内膜症など不妊に関わる病気も出現します。 西洋医学では低用量ピルなどによって生理痛をコントロールしますが、生理を止めることは不妊などのリスクにつながります。 生理痛は東洋医学の鍼灸治療によるホルモンや自律神経の調整で改善します。 ぜひ、生理痛がひどいときは当院の東洋医学の鍼灸治療で改善してみてはいかがでしょうか。

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