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花粉症は自律神経を整えることで完治する

花粉症は自律神経を整えることで完治する
公開日:2024年2月14日
更新日:2024年2月14日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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花粉症はなぜ起こるのか?

花粉が飛ぶことで、くしゃみや鼻水が止まらない、目がかゆいなどのアレルギー症状が花粉症です。
現在は6人に1人の割合で花粉症の症状を持っているといわれるほど一般的な不調になります。

この花粉症は悪化するとアレルギー性鼻炎蕁麻疹、重症であればアナフィラキシーショックなどがある注意すべきものです。

花粉の抗原が体内に侵入すると、体内の異物を排除してくれるリンパ球が抗原を見つけ抗体を出し、退治しようとする生理的な免疫反応が起こります。
この抗原と抗体がくっつく反応で、体内で中和されたり、マクロファージといわれる異物を食べてくれる細胞で分解されたりします。

ここまでの反応なら鼻水やくしゃみなどの不調が表面化されません。

抗体と抗原がくっついて肥満細胞に付着すると、肥満細胞が活性化シグナルを出し、ヒスタミンなどの活性物質を放出します。
こうなると炎症反応が起こり、鼻水やくしゃみ、充血などが起こります。

花粉症になる人、ならない人の違いは免疫学的には抗体の量(免疫反応の強さ)だといわれています。

花粉症になる人は、花粉を取り込んでしまうことで、抗体がたくさん作られてしまい、必要以上に炎症反応を起こしてしまうのです。

免疫を調節しているのが自律神経

このような身体を守るために免疫反応の調整をするために働くのが脳の中枢に存在する自律神経です。
自律神経は全身の血流や内臓の機能など身体全体の内部環境の働きを人間の意志に関係なく自動的に調整しています。

この自律神経には交感神経と副交感神経の二つがあります。

交感神経は、主に日中の活動時に優位に働く神経です。
緊張しているときや興奮しているときに働きます。
例えば寒い屋外に出たときなどに交感神経は優位に働き、熱が逃げないように末梢神経を収縮させて体温調整の働きもしてくれます。

副交感神経は、食事をするときに唾液を分泌を促して消化を助けたりします。
それ以外にも夜の休息のときなどリラックスしている時に働く神経です。
また排泄反応も副交感神経が支配しています。

両者は、片側が優位に働くと、もう片方は控えめになるという相対関係にあります。

現代社会は乱れやすい自律神経

花粉症の主な症状は鼻水が出やすくなったりする前鼻漏症状や鼻の粘膜が腫れて詰まったりする鼻閉症状です。

花粉症とは関係なく副交感神経の働きが強くなるとこれらの症状が生理反応として出やすくなります。
しかし、交感神経と副交感神経のバランスが乱れていると、花粉症によってこの反応が過剰に強くなり症状を悪化させる傾向にあります。

現代社会では、長時間労働・ストレス、スナック菓子や加工食品が増え、スマホやテレビ、PCの普及で生活習慣の乱れによって自律神経の働きが乱れるやすくなっているため花粉症に罹りやすく悪化しやすいと考えられます。

また、春先は卒業、入学、人事異動など、大きな環境の変化から精神的なストレスや緊張自律神経のバランスが崩れる季節です。
それにより結果として花粉症になりやすい体質になっている可能性もあります。

花粉症を予防する自律神経の整え方

自律神経のひとつ、交感神経を正常に戻すには、以下の方法が挙げられます。

・朝に適度な運動をする
→朝は自律神経が夜間の副交感神経から日中の交感神経に切り替わる(血管が収縮する)時間帯であるため、両者のバランスが一時的に乱れ、症状が出やすくなります。

・夜は眠る前に40℃前後のぬるま湯に10〜15分ほど浸かり、体をじっくりと温めてから眠る
→自律神経のリラックスモードと呼ばれる副交感神経を優位にし、安眠が期待できる

それ以外にも、
・夜更かしを避け、就寝と起床の時間を固定する
・脱水症予防に水分をこまめに補給する
・食事は1日3食食べる
・アルコールの飲みすぎを避ける
・ストレスの溜め込みで自律神経を乱れさせない
・積極的にストレス発散方法を見つけて実践する

等があります。

自律神経が整いやすい食材と食事

[食物繊維をとる]
玄米、きのこ類、海藻、ごぼう、そば、かぼちゃなど、食物繊維が多い食べ物は、腸の中をゆっくりと進みます。
食べ物が消化される際は、副交感神経が働くので、その時間が長いほど、副交感神経が優位になる時間が長くなります。
さらに便通が良くなり腸内環境が良くなると自律神経のバランスも整いやすくなります、これを脳腸相関と呼びます。

[発酵食品をとる]
味噌、納豆、漬け物、ヨーグルト、乳酸菌など発酵食品も自律神経、腸内環境も整えてくれ、免疫力の安定にも効果的です。

[こめまな水分補給を心がける]
水分をとることも、消化器系(泌尿器系)を刺激するので、自律神経を整えるために効果的な方法です。
特に体を温める飲み物がおすすめです。
生姜湯、黒豆茶、紅茶、ウーロン茶、プーアル茶、赤ワイン、日本酒など、体を温める飲み物を飲むように心がけましょう。
お酒は飲みすぎに注意してください。

生活習慣を整えて健康を維持することは自律神経の正常化につながり、結果的に花粉症を軽減することにつながります。
花粉症でも症状には個人差がありますが、多くの方が自律神経を整えて症状が軽減する可能性があります。
ぜひ、日々の生活習慣や食生活を見直して花粉症の改善をはかっていきましょう。

花粉症は自律神経を整えることで改善できる

当院では東洋医学に基づく鍼灸で自律神経の働きを正常に戻す治療を行っております。

花粉症を改善、予防するためには自律神経の乱れによる免疫反応の異常を完治させる必要があります。

当院の東洋医学の鍼灸治療では一人ひとりの体質をしっかり把握し、その体質に合った鍼灸治療で効果を引き出しています。

薬やマニュアル通りの治療ではできない柔軟な鍼灸治療です。

ぜひ、花粉症でお悩みの方はご相談ください。



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