BLOG

ブログ

花粉症や鼻炎の鼻づまりは肩こりを起こす

花粉症や鼻炎の鼻づまりは肩こりを起こす
公開日:2024年04月16日
更新日:2024年04月16日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
【SNS】
Youtube , Instagram , X(Twitter)

花粉症や鼻炎で肩こりがひどくなるのはなぜか

花粉症を発症する時期になると、鼻水や鼻づまりなどのアレルギー症状に加え身体のだるさや肩こりも同時に悩まされるという方は多いのではないでしょうか。
今回は、「花粉症や鼻炎の鼻づまりは肩こりを起こす」と題して花粉症や鼻炎が原因で起こる肩こりのメカニズムやセルフケアの肩こりの解消法を解説していきます。

花粉症や鼻炎で肩がこる意外な原因について

花粉症や鼻炎で肩がこる原因として主に次の3つが挙げられます。

・くしゃみや咳のときに肩や首に力が入ってしまう
・猫背姿勢でくしゃみや咳を繰り返して呼吸が浅くなる
・季節の変わり目や寒暖差で自律神経が乱れる

これらを見てわかるように、花粉症のアレルギー症状であるくしゃみや咳が肩こりに大きく関わっているのがわかります。
このような花粉症が原因で起こる肩こりを「季節性アレルギーこり」を最近ではいいます。

これだけではあまりピンとこないと思うので、この肩こりの3つの原因について1つずつ解説していきます。

①くしゃみや咳のときに肩や首に力が入ってしまう

どなたでもくしゃみや咳をするときは身体に力が入りますよね?
特に花粉症や鼻炎の方はくしゃみや咳が止まらず頻繁にすることが多いと思います。

実はこのくしゃみや咳、鼻をかむときなどは身体が極度に緊張し、筋肉に疲労が溜まってしまいます。
この状態になると肋骨の関節に負担がかかり、その周りの筋肉が硬くなると肩甲骨周りや背中肩がこってしまいます。

その他にも1回の咳で消費するカロリーは約2キロのエネルギーといわれています。
そのためたくさん咳をすると身体的な疲労が起こり、肩こりの原因になってしまいます。

②猫背姿勢でのくしゃみや咳でも引き起こる

くしゃみや咳をする時の姿勢にも肩こりを引き起こす原因があります。
どなたでもくしゃみや咳をする時、周囲の人に迷惑をかけないように前かがみで小さくなってしていませんか?

実はこのくしゃみや咳をする猫背姿勢(前かがみ姿勢)が肩こりの原因の1つにです。

猫背姿勢はもともと背中や肩の筋肉に負担がかかってしまう姿勢です。
この姿勢は肺が圧迫され酸素が取り込みにくくなることで軽い酸欠状態になり、呼吸が浅くなります。

こうなると、血行不良が起きたり眠りが浅くなったりして筋肉の疲れが取れないために肩がこるのです。
この状態が長く続いてしまうと血行不良がさらに悪化して脳への酸素も少なくなり頭痛を引き起こしてしまうこともあります。

③自律神経の乱れも関係している

自律神経は交感神経と副交感神経に分かれています。
いわゆる「自律神経の乱れ」というのは、この交感神経と副交感神経のバランスが崩れることをいいます。

では、一見関係なさそうに思えるこの自律神経と肩こりがどのように関係しているのか解説します。
主に肩こりの原因になっているのは交感神経です。

この交感神経は過度のストレスによって優位になると、毛細血管が収縮して筋肉を緊張させてしまいます。
それによって背中や肩の筋肉で起こるのが肩こりです。

また花粉症になるような季節の変わり目は寒暖差が激しい時期です。
ただでさえ自律神経が乱れやすいのですが、さらに花粉症の症状に対するストレスが加わることでさらにバランスが崩れて肩こり症状を引き越してしまいます。

花粉症による肩こりは改善できる

この辛い花粉症や肩こりは「ずっと付き合っていかなければいけない」、と諦めている方も多いのではないでしょうか。

しかし、心配は不要です。
軽度のものなら、呼吸法や水分補給、ストレッチなどで肩こりはじゅうぶんに解消することができます。

もし症状が重く自分では改善できない方や忙しくて自分の力だけでは改善できないという方は、専門家に頼ると花粉症による肩こりは改善できます。
今回は花粉症による肩こりの解消方法を3つ解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

①腹式呼吸で自律神経を整える

花粉症による肩こりの原因の1つとして自律神経の乱れを解説しました。
その自律神経の乱れを解消させるには、深い呼吸をしてリラックスすることが重要です。

この花粉症の症状の緩和に繋がる呼吸法で、よく用いられているのがヨガでも使う「腹式呼吸」です。

①お腹と胸に手を当てて息を鼻から大きく吸う。

②息を大きく吸うとお腹が膨らむのが実感できるので、それを感じながら次に息を口からゆっくり最後まで吐き出していきます。

③お腹が凹むまで息を吐き切ります。

このような深い呼吸を一定のリズムでゆっくりと数回行うことで、自律神経が安定しリラックス状態になり、自律神経が整います。
つまり、交感神経が優位になって起きていた肩こりが、自律神経のバランスが整い解消されます。

②こまめな水分補給で血流改善

おおくの肩こりの原因は肩の周辺の筋肉の血流が悪くなることで筋肉が硬くなってしまうことです。
そのため血流を改善してあげれば、肩こりも解消します。

血行不良を改善するための方法の一つには、こまめに水分をとることがあります。
水分補給をこまめに行うと、滞っていた血流が改善されやすくなり結果的に肩こりが解消されやすくなります。

それ以外にも喉の粘膜の乾燥が防ぐことができます。
それによりアレルゲンやウイルスを体内に入れるのを防ぐ役割をしている線毛に潤いが与えられるため、アレルギー症状が起こりにくくなります。

つまり、水分補給をしっかりすることは、肩こりだけでなく花粉症のアレルギー症状まで緩和できるという一石二鳥のわけです。
花粉症の方はマスクをしていて水分補給を忘れがちなので、意識して水を飲むようにしてみてください。

③首や肩のストレッチで筋肉を緩める

肩こりを解消するには背中や肩周辺の筋肉を緩めて血流を良くすることも大切です。

筋肉は筋膜という薄い膜に包まれています。
この筋膜が硬くなると通常自由に動けるはずの筋肉が動きづらくなり肩こりに繋がります。

硬くなった筋膜をほぐすには、ストレッチで筋膜を意識して伸ばしたり動かして刺激を与えてあげましょう。
1日数分でも、継続して行えば効果がじゅうぶんに実感できます。

自分で解消できないときは専門家に頼りましょう

ここで紹介した3つの解消方法を試してみても肩こりが改善しない症状が重い方や、仕事や家事が忙しくて自分の力だけでは改善できない方などは、専門家(鍼灸院)に頼るのも1つの方法です。

呼吸法や水分補給、ストレッチなどは症状を一時的に緩和する効果が高く、根本的な改善にはならないこともあります。
そのため途中でやめてしまうとまた花粉症の症状や肩こりが出てきてしまうことも多々あります。

一方鍼灸施術は、鍼灸による筋緊張の緩和や自律神経の調整を行うことで花粉症からくる肩こりの原因を根本から改善していくことができます。
根本から改善するので症状の再発が起こりにくく、日常生活でも楽になるのでおすすめです。

花粉症や鼻炎による肩こりは自律神経専門の鍼灸で改善できる

今回は、花粉症や鼻炎から起こる肩こりの原因と改善方法について解説しました。

毎日のように肩こりで悩んでいるけど、「セルフケアだけでは改善できない」と諦めている方も多かったのではないでしょうか。
しかし、このような肩こりは東洋医学の観点からしっかり把握し、体質に合ったアプローチを行うことで十分に根本的な改善が可能です。

当院では東洋医学に基づく鍼灸で肩こりの原因である筋肉疲労、筋バランスの歪み、自律神経の乱れを完治させる治療を行っております。
根本的な体質改善に働きかけるものですのでどんな肩こり症状でも対応しております。

色々試してみたけどなかなか症状が改善しないという方は、ぜひ当院に相談してみてはいかがでしょうか。


関連する記事
花粉症は自律神経を整えることで完治する
花粉症で起こるクラクラするめまいの関係と改善方法
花粉症で耳鳴りがする原因と効果的な改善方法
花粉症や鼻炎で肩こりが悪化する原因と改善方法

【三鷹駅徒歩1分 自律神経専門の鍼灸院コモラボ】

自律神経専門鍼灸院コモラボでは、
⾃律神経の乱れによる体調不良にお悩みの⽅に特化した、
東洋医学に基づく鍼灸院です。

適応症状

睡眠障害(不眠症)、動悸、不安症、不妊症、頭痛(肩こり頭痛、偏頭痛)、更年期症状(イライラ、ホットフラッシュ、動悸)、耳鳴り、睡眠薬・鎮痛剤の副作用など様々な不調に対応しています。
※お悩みのご相談も無料で承っております。メールやLINEからご連絡ください。

・住所 〒180-0006 東京都武蔵野市中町1-7-7 オサダビル4F
・営業時間 9:30~19:30(年中無休)
・電話番号 0422-38-8708
・予約方法 メール・LINEチャットまたは電話でご連絡ください

一覧に戻る