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適応障害を再発させずに治す方法

適応障害を再発させずに治す方法
公開日:2023年05月05日
更新日:2023年05月05日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログ記事を書いている我々は5万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。

「何もやる気が起きない」のが続いたら適応障害の可能性も

仕事中に「気持ちが晴れない」「何もやる気が起きない」「些細なことでイライラして怒ってしまう」など身体的、精神的な不調によってスムーズにできなくなってきたら適応障害の前兆がでているかもしれません。また日常生活では、不眠・食欲低下などの不調が前兆として起こりますが、人によっては逆に過眠・過食になることもあります。今回は「適応障害を再発させずに治す方法」と題して再発しやすい適応障害を完治させ予防できる方法を解説します。

適応障害はうつ病の一歩手前

適応障害は、強いストレスによって日常生活を送ることが困難になるほどの「こころの不調」が現れる病気です。
誰にでも起こりうる心の病気の1つであり、状態とすれば「うつ病の一歩手前の状態」だと考えられています。そのため適応障害の方やその前兆がある方は早めの治療が必要です。
精神面の症状には、憂うつな気分で落ち込む、不安感で神経質になる、焦る気持ちなどがあります。また行動面に影響が出ることもあり、涙もろくなって突然泣く、大きな声でわめくなどの行動がみられることもあります。これらの症状が頻繁に出るようになると日常生活に支障が出てしまい、仕事を続けられなくなり休職したり、学校に行けなくなったりする場合もあります。

適応障害のほとんどは原因がはっきりしている

適応障害は別名「ストレス性障害」と言われているほど、ストレスが原因で起こる病気です。
そのため、個人的な不幸や社会的なストレスが継続的に心身に影響を与えることにより適応障害は発症します。健康体であっても社会生活の中で様々なストレスを受けて、一時的に落ち込んだり眠れなくなったりといった身体的、精神的に症状が出ることはありますが、大抵の場合は短期間でおさまります。しかし、あまりにもストレスが継続して強くなると、そのストレス反応が原因で、学校や仕事に行けなくなったり気持ちの落ち込みがあったりと、社会生活に大きな影響を与えてしまいます。このようなストレスへの過剰反応を適応障害といいます。ほとんどの適応障害の原因は、本人でも分かりはっきりしている(わかっている)ので、その原因からまず離れることで症状は軽減するのが特徴的な反応です。しかし、それだけでは収まらずストレスが長期間重くのしかかる状態では、症状の悪化やうつ病になる可能性があります。

適応障害は症状や特徴のパターンがある

適応障害を発病することで起きる症状の特徴として、中心となる症状が異なる場合があります。「不安症状が強い傾向」「うつが強い傾向」「問題行動が強い傾向」「身体症状が強い傾向」とした、4つのパターンで分けられます。もちろん、区別できず様々な症状が出る場合もあります。具体的に、どのような症状や特徴があるのか以下に挙げています。

【不安症状が強い傾向の適応障害】
不安、恐怖感、焦燥感、動悸、吐き気、緊張、神経過敏、怒りなど
【うつ症状が強い傾向】
気分の落ち込み、涙もろさ、意欲の低下、憂うつ、喪失感、絶望感など
【問題行動が強い傾向】
ケンカしやすい、無謀な運転をする、勤務怠慢(無断欠勤、遅刻など)、暴食、過剰飲酒、ギャンブル、離婚など
【身体症状が強い傾向】
頭痛、めまい、動悸、倦怠感、腰背部痛、感冒様症状、腹痛、下痢、起床困難など

適応障害を再発させずに治すポイント

適応障害の治療で重要なことは身体にかかっているストレス負荷の軽減させることです。
例えば、職場においておきた適応障害であるならば、配置転換や、時短勤務だけではなく、心身ともに疲弊をしきって仕事にならない状態に陥ってしまっている場合なら休職などの手続きをして自宅療養をすることが望ましいです。
それでも倦怠感や抑うつ・不安症状・不眠症が強い場合には、その症状のために日常生活にも大きな支障をきたしていることが多いので心身のバランスを改善させる治療が必要です。徐々に元の生活に戻すべく外食に出かける、ウォーキングに出かける、スーパーへ買い物に出かける、電車に乗って出かけてみるなど、社会と接する機会を増やして心身を慣らしていきます。
ここで注意したいのは、「無理して体調を崩すきっかけとなったストレスを克服しようとしない」ということです。ただ適応障害になったきっかけの一つの強いストレスを克服しようとするのではなく、生活していく上で優先的に必要とされる行為やストレス、体感的に克服できそうな軽いストレスから徐々に取り組んで、できることを少しづつ増やしていくことが大切です。

適応障害を再発させずに治すには鍼灸治療による自律神経の改善

適応障害を引き起こす原因はストレスです。ストレスによって心身を調整している自律神経の働きに不具合が起こることで適応障害の症状が出現します。この過剰に反応したり機能低下を起こした自律神経を正常な働きに戻すことが適応障害の改善と再発予防につながります。この心身にかかっているストレスを解消するには鍼灸治療が効果的です。鍼灸の刺激は自律神経を調整している中枢神経に直接効かせて不具合を改善させます。ぜひ、適応障害の症状や再発でお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。


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