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口の中が苦いストレス症状は自律神経を整える

口の中が苦いストレス症状は自律神経を整える
公開日:2022年12月16日
更新日:2023年10月29日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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病院やクリニックで治らない口が苦くなる症状でお悩みの方が増えています

現在、当院では病院やクリニックで治らないストレスで口が苦くなる症状でお悩みの方が多くご来院されています。

その中でも特徴的なものに「水が苦く感じる」「喉の奥が苦い」「食べ物が苦く感じる」などを訴える方が多い傾向にあります。

口腔内は他の内臓や器官と同じように自律神経の働きによって味覚や唾液などを調整しています。
そのためストレス、慢性疲労、食事など生活習慣などによって味覚に異常を起こすことがあります。

今回は「口の中が苦いストレス症状は自律神経を整える」と題して口が苦くなる原因とその改善方法である鍼灸の有効性ついて解説していきます。

口の中が苦くなるのは味蕾の機能が低下している

この「口の中がずっと苦い」「何を食べても苦く感じる」といった症状はストレスなどによって味覚の機能が低下しておこると考えられています。

味覚障害は舌に分布している味蕾(みらい)という細胞によって味を脳へ神経伝達する役割を担っています。
しかし、長期にわたるストレスや乱れた生活習慣などが続くことで味覚の機能が低下し味蕾から脳への神経伝達に不具合が生じてしまいます。

この味覚障害は器質的な異常(腫瘍や神経の障害)によって起こることもあるのですが、近年では精神的なストレスなどで機能低下が起こり発症する“心因性味覚障害”という障害が増えています。※1

亜鉛や鉄不足で味覚障害が起こる

このような味覚に関わる口腔内の機能を調整しているは脳と自律神経の活動になります。
この活動の働きに不具合が生じると味覚障害が起こるのですが、おおまかに二つの原因が考えられます。

一つ目の原因には味蕾の機能低下によって味覚障害が起こるものです。

この原因には亜鉛や鉄不足が関係しています。
味蕾から中枢神経へと味覚の情報を送るためには味蕾の細胞が常に新陳代謝が促され新しい細胞である必要があり、この新陳代謝に関わる働きに亜鉛と鉄があります。

そのため亜鉛や鉄が不足すると味蕾が古い細胞のままとなってしまい味覚の機能が低下すると考えられています。※2

口が苦くなる原因に唾液分泌の低下がある

このような味覚に関わる口腔内の機能を調整しているは脳と自律神経の活動になります。

この活動の働きに不具合が生じると味覚障害が起こるのですが、おおまかに二つの原因が考えられます。

一つ目の原因には味蕾の機能低下によって味覚障害が起こるものです。
この原因には亜鉛や鉄不足が関係しています。
味蕾から中枢神経へと味覚の情報を送るためには味蕾の細胞が常に新陳代謝が促され新しい細胞である必要があり、この新陳代謝に関わる働きに亜鉛と鉄があります。そのため亜鉛や鉄が不足すると味蕾が古い細胞のままとなってしまい味覚の機能が低下すると考えられています。

二つ目の原因には唾液分泌の低下があります。
飲食物を口にしたときに本来であれば味覚を脳が認知し唾液の分泌を促します。
この唾液によって舌が潤うことで正常な味覚の反応が味蕾で行われます。

しかし、自律神経に機能失調が起こり唾液分泌が低下すると味蕾の正常な反応が行われなくなり味覚の機能低下が起こります。
食事以外で日常的に「ストレスで口が苦く感じる」というものにはこの唾液分泌の低下が少なからず関係しているといわれています。※3

実はカウンセリングによる心理的ストレスの軽減で改善できる

口の苦さは「口の苦さそのものがストレスに感じる」「治らないことが余計に不安になり症状が強くなる」「ついつい口の苦さのことを気にしてしまう」といった不調に対する捉え方や考え方によっても症状を悪化させることがあります。

そのため改善のためには不調そのものに対する捉え方や考え方を修正することがとても重要になります。
日々、知らず知らずのうちに症状を強めてしまったり改善を妨げている心の癖や考え方の癖を、正しく修正し心理的ストレスを軽減させることで口の苦さの症状が完治されることが多々あります。

当院でもカウンセリングと鍼灸を組み合わせた方法で治療を行っております。
ぜひ、強い精神的なストレスと不調でお悩みの方はご相談ください。

【改善例&効果の高いツボ 】口の中が苦くて気になる(50代女性)

【治療の体験者&改善例 】
50代女性で「数か月前から口が苦くて不快な日が続いている」との訴えてでご来院されました。

当院に来院される前は歯科や口腔外科などで通院、検査をしていましたがとくに症状の改善にはつながってはいなかったとのことです。
当院では西洋医学と東洋医学、両方の観点から問診と検査を行いお身体の状態をお調べし治療を行いました。

口の苦さの症状だけでなく、強いストレスによるイライラや睡眠障害もあるとのことで、身体全体の興奮、とくに交感神経の興奮が起こっていました。
そのため鍼灸治療ではこの交感神経の興奮を抑え、リラックス効果を高める治療を行い改善を促しました。


【主に利用したツボ】
・肩貞(けんてい)・・・腕の付け根で後ろ側の脇の紋の後端から指幅1本分ほど上方に向かった所。

当院が考えるストレスで口が苦くなる症状を治す鍼灸治療

この口が苦くなる症状に対して当院では東洋医学に基づく鍼灸治療で改善を図ります。

口苦の症状だけでなく個々の体質を詳しくお調べし、その体質に合った効果的な東洋医学のツボを選定し鍼灸を行います。

それにより鍼灸の効果を最大限に引き出します。また局所的に唾液の分泌を促すツボを利用することでも口苦の改善を早める反応が期待できます。

ストレスによる口の中の苦さや味覚障害は鍼灸で改善できる

現在、当院では病院やクリニックで治らないストレスで口が苦くなる症状でお悩みの方が多くご来院されています。

この味覚障害など口腔内の自律神経の失調症状には当院の鍼灸治療が効果的です。
とくに東洋医学に基づく治療は一人ひとりの体質を診断し、その体質にあった経穴(ツボ)を刺激することで鍼灸の効果を引き出します。

西洋医学ではこのような口腔内の自律神経症状にはビタミン剤などの薬による対処療法のみであるため改善することはありません。
ぜひ、「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。



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[参考]
※1 心因性味覚障害298例の臨床検討 / 兵庫医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科 前田 英美
http://www.jssp.umin.jp/common/pdf/jssp_29_2_p237.pdf
※2 味が分からない!? 突然起こる味覚障害とは/ サワイ健康推進課
https://kenko.sawai.co.jp/healthcare/202005.html
※3 味覚障害がある/ 口腔外科相談室
https://www.jsoms.or.jp/public/soudan/kouku/mikakusyougai/

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