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ドライマウスには東洋医学のツボを利用した鍼灸
公開日:2022年12月23日 更新日:2024年02月09日
目次
ドライマウスとはどのような状態?
ドライマウスとは、唾液の量が減って口や喉が乾燥している状態のことをさします。
ドライマウスが起こる原因について
ドライマウスの原因は、加齢(とくに更年期以降)や薬の副作用、食生活の変化(偏食や過食など)、シェーグレン症候群、糖尿病、高血圧、口呼吸、噛む回数の減少、ストレス等があります。
ドライマウスによって起こる症状
・虫歯ができやすくなる
・口や喉の乾燥がずっと続く
・口の中がネバネバする
・口の中がヒリヒリしたりチクチクする痛み
・夜、口や喉が乾いて目が覚める
・味覚がおかしい、味がわからなくなる
・パンやビスケットなど乾いたものが食べづらい
ドライマウスを伴う疾患
・糖尿病、くも膜下出血、脳出血、脳梗塞、シェーグレン症候群{膠原(こうげん)病の一種}、更年期障害
日常で出来るドライマウスの予防法
[カフェインは適量にする]
カフェインの利尿作用によって体内の水分が排出され、体は脱水症状を起こします。
体内が脱水症状になることで、唾液の分泌量も減少することがあります。
体の中が脱水状態にならないように、コーヒーや紅茶を飲むときは白湯などの水も一緒に飲むように心がけ、健康のためにも過度のカフェイン摂取は避けるようにしましょう。
[心身のストレスを完治する]
ストレスがあるときは自律神経の交換神経が優位に働き唾液が出にくくなります。
このストレスのある状態が続くと慢性的な口の渇きに悩まされることがあります。
日頃からストレスを溜めない生活を心がけましょう。
また、ストレスに強い心身をつくるには、適度な運動が効果的です。
1日10分のウォーキングからでも習慣づけるようにしましょう。
[噛みごたえのある食品を積極的に食べる]
柔らかく噛みごたえのない食品ばかりを食べていると、口の周りの筋肉が衰えて唾液の分泌が減少させてしまいます。
あたりめのイカやみりん干しの小魚、たくあん、アーモンドなどのナッツ類、せんべいなど噛みごたえのある食品を積極的にとり唾液の分泌を習慣化させましょう。
唾液腺を刺激する簡単なマッサージ
唾液の分泌を促すために、唾液腺マッサージが効果的です。強く押さないでやさしくマッサージしましょう。
・耳下腺(耳の下の部分)上の奥歯の辺りを後ろから前へ回すように10回くらいマッサージします。
・顎下腺(あごのエラの所から3センチ内側)耳の下からあごの下あたりを指先で押すように10回くらいマッサージします。
・舌下腺(舌の付け根の真下のあごの部分)あごの下を親指で押すように10回くらいマッサージします。
ドライマウスは鍼灸治療で改善できる
このようなストレスによって起こるドライマウスは鍼灸治療が効果的です。
鍼灸治療はストレスによって過敏になった交感神経を静めて唾液の分泌を促す副交感神経を高めます。
また唾液腺に関わる顎の筋肉に鍼刺激を加えることでも唾液の分泌を促します。
ぜひ、ドライマウスでお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。
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鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。