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口が酸っぱい更年期症状に鍼灸治療

口が酸っぱい更年期症状に鍼灸治療
公開日:2022年12月16日
更新日:2024年03月14日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。

病院やクリニックで治らない口腔内の不調でお悩みの方が増えています

現在、当院では病院やクリニックで治らない口が酸っぱくなる不調でお悩みの方が多くご来院されています。
その中でも特徴的な症状に「ストレスで酸っぱい唾液が出る」「体調不良で口が乾いてねばつく」「ストレスがたまると口の中が酸っぱくなる」といった症状を訴える方が増えています。

この不調は一過性であればまだいいのですが、更年期の場合は症状が重くなると発現する頻度が増していき日常的に起こることもあります。
このような症状の原因の多くは口腔内から食道や胃といった部位に至る自律神経の働きの低下によって起こります。

今回は「口が酸っぱい更年期症状に鍼灸治療」と題して更年期における口が酸っぱくなる症状について、さらに鍼灸治療の有効性について解説します。

唾液の減少が口の酸っぱさの原因になる

更年期の口が酸っぱくなる症状のきっかけに「口の粘つき」があります。
更年期障害はホルモンバランスが崩れることで身体の水分が減少傾向になりやすいため、唾液の分泌が減少し口の渇きやすくなります。

この唾液減少による口渇が起こると口の粘つきが起こり「口が酸っぱくなる」という症状が起こります。
唾液の減少は舌の味蕾の新陳代謝を低下させるため味覚に関わる機能が低下するために口が酸っぱくなる症状が起こると考えられています。※1

胃酸の調整に不具合を起こして口が酸っぱくなる

他にも「口の中が酸っぱくなる」というのは胃酸や胃粘膜、胃の蠕動運動を調節している自律神経がストレスなどにより不具合を起こすことで出現します。

この胃の不調による「酸っぱさ」は医学用語では呑酸(どんさん)と呼ばれており胃酸が逆流して起こるといわれています。
その原因の背景には胃酸の分泌が促進されたところに胃の運動が起こり胃酸が口腔の方へ押し上げられる現象があります。※2

口のねばつきや酸っぱさが悪化すると様々な病気になる

口のねばつきや酸っぱさが悪化すると様々な病気になる

唾液は飲食物を咀嚼し飲み込みやすくする働きだけでなく、口腔内の雑菌を殺菌する免疫機能の役割も担っています。
そのため唾液が減少し、口のねばつきが高まると口腔内の雑菌の繁殖し、歯周病などが発症しやすくなります。

また口の酸っぱさは胃酸の分泌が高まることで起こっているため、悪化するとストレス性胃炎や逆流性食道炎など胃粘膜や食道粘膜を胃酸が傷つけて炎症が起こります。
この口の酸っぱさである呑酸という症状が多くなっている場合は注意が必要です。※3

当院が考える更年期の口の不調を治す鍼治療

当院ではこのような更年期の口の不調には東洋医学に基づく鍼灸治療を行います。
東洋医学は口の酸っぱさという症状だけでなく個々の患者様の体質や病態(他に感じる不調)などを把握し、一人ひとり違う体質に合わせた東洋医学のツボや経絡の治療を行います。

それにより細やかな微調節が可能であるため鍼灸の効果を最大限に引き出すことができます。
これにより更年期の口の不調の改善を図ることができ、早期回復を促します。

実はカウンセリングによる心理的ストレスの軽減で改善できる

自律神経失調症は「自律神経失調症そのものがストレスに感じる」「治らないことが余計に不安になり症状が強くなる」「ついつい自律神経失調症のことを気にしてしまう」といった不調に対する捉え方や考え方によっても症状を悪化させることがあります。

そのため改善のためには不調そのものに対する捉え方や考え方を修正することがとても重要になります。
日々、知らず知らずのうちに症状を強めてしまったり改善を妨げている心の癖や考え方の癖を、正しく修正し心理的ストレスを軽減させることで自律神経失調症が完治されることが多々あります。

当院でもカウンセリングと鍼灸を組み合わせた方法で治療を行っております。
ぜひ、強い精神的なストレスと不調でお悩みの方はご相談ください。

更年期障害による口が酸っぱい症状は当院の鍼灸治療が効果的

現在、当院では病院やクリニックで治らない口が酸っぱい症状でお悩みの方が多くご来院されています。
このような「口の中が酸っぱくなる」「口が粘つく」といった口腔内の不調には東洋医学に基づく鍼灸治療が効果的です。

東洋医学はこの自律神経の不調を内臓の疲れとして診断し、内臓の疲れを改善する根本的な治療を行います。
ぜひ、「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。



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[参考]
※1.編集部コラム | 口の中が酸っぱいのはなぜ?考えられる原因と対処法/デンタルマイクロスコープクリニック
https://www.dental-microscope.jp/column/2023/01/20/16353/
※2.胃食道逆流症~「胸やけ」「呑酸(どんさん)」要注意~/中標津町公式webサイト 町立中標津病院 内科医長 川内 宏仁
https://www.nakashibetsu.jp/kouhou/kenko/kenkou_13/
※3.このような症状はありませんか:口の中がネバネバする /大西歯科クリニック

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