
BLOG
ブログ
起立性調節障害は鍼灸で治る

公開日:2022年11月25日 更新日:2023年4月14日

東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログ記事を書いている我々は5万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。

起立性調節障害は鍼灸で治ります
起立性調節障害は自律神経の働きが乱れにより血行循環のコントロールがうまくいかなくなる障害です。 起立性調整障害は小学校高学年~中学生、高校生に多く見られ、当院にも多くの患者様がご来院され改善しています。 今回はその中の症例をひとつご紹介していきます。
患者情報と症状
16歳 女性 学生 朝起きられず、通学できない。少しの時間立っていたり、電車の中で立っていると辛くなりしゃがみ込んでしまう。ふらふらとしためまいの様な感じもあり、歩くのも難しい時がある。 天気の悪い日は朝から頭痛がするのでその影響でも起きられない。高校に入学(1年前)してから調子が悪くなり、現在はほとんど学校に行けていない。 病院では「自律神経失調症・起立性調節障害」と診断されたが特に治療法はないといわれた。
初診時の評価
<所見> 痩せており、手足全身が冷えやすい。食欲はないが食べられる。温かい食べ物を好む。常に軟便。 臍部に弱い動悸があり、腹部全体が薄く緊張している。背部全体が緊張しており、脈は全体的に弱い。 以上のことから肝虚寒証と考え治療する。 肝(循環の調節機能)が機能低下を起こし、体が冷えている状態。陽虚(体を温める機能が低下している状態)ともいう。 体が冷えており、肝の機能が低下していることで血圧の調節が上手くできない状態なのでそれらを改善していく治療を行う。
治療
肝と陽を補い、循環機能を改善していく鍼灸治療を行った。初めての鍼灸治療だったので刺激には気を付けお灸も使用した。 治療後は身体がぽかぽかすると言っていた。最初は週2~1回の治療を勧めた。
経穴をひとつご紹介
太衝(たいしょう) 足の甲にあり、親指と人差し指の間。下からなぞって指が止まるところ。 頭痛・のぼせ・めまい・生理不順・生理痛などで使用する。
症状の経過
2回目 「治療後、夜少しダルさが出たが大丈夫だった(普段は足が冷えるがそこまで冷たくなることもなかった)」その他の症状は変わらず。 3回目 「週のうち1~2回動けないくらいの頭痛が出るがわりと落ち着いている。朝も少し起きられるようになってきた」 4回目 「台風前までは調子が良かったが、台風が来てから頭痛とふらつきが強くなった」とのこと。気圧の変化による不調はまだある。 5回目 「今週は学校に行けた。電車でふらつきそうになったが大丈夫だった」 6回目 「食欲も湧いてきてご飯が美味しく感じる。今日は頭痛がでている」 7回目 「だいぶ調子が良い。今週も学校に行けて普通に生活できた」 8回目以降 その後天気が悪い時やストレスを感じた翌日は体調が優れなかった時もあったが、徐々に症状が治まってきて、15回程の治療でほとんど症状が気にならなくなっていた。
最後に
現在は普通に通学、生活できている。予防も兼ねて2週間に1回来院している。 早く治してもらいたいという親御さんの意向もあり、しっかりと通院してもらったので回復も早かった。 6回目の後から明らかに体調が良くなっていたのを実感していた。 子供の体調不良は改善が難しいこともあるが、大人と比べると回復力はあるので治療が合うと治りも早い印象だ。一般的に起立性調節障害に鍼灸が効果的ということが認知されておらず、尚且つ子供の治療となると怖がってしまい来院するまでのハードルも高くなってしまうのでそれが今後の課題と言えるだろう。
起立性調節障害でお悩みの方は当院の鍼灸治療がおすすめです
起立性調節障害で学校を休んでしまう学生さんが増えています。当院ではこういった起立性調節障害でお悩みの学生さんを鍼灸治療で改善しております。ぜひ、起立性調節障害でお悩みの方は当院の東洋医学に基づく鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。

【三鷹駅徒歩1分 自律神経専門の鍼灸院コモラボ】
自律神経専門鍼灸院コモラボでは、
⾃律神経の乱れによる体調不良にお悩みの⽅に特化した、
東洋医学に基づく鍼灸院です。
睡眠障害(不眠症)、動悸、不安症、不妊症、頭痛(肩こり頭痛、偏頭痛)、更年期症状(イライラ、ホットフラッシュ、動悸)、耳鳴り、睡眠薬・鎮痛剤の副作用など様々な不調に対応しています。
※お悩みのご相談も無料で承っております。メールやLINEからご連絡ください。
・住所 〒180-0006 東京都武蔵野市中町1-7-7 オサダビル4F
・営業時間 9:30~19:30(年中無休)
・電話番号 0422-38-8708
・予約方法 メール・LINEチャットまたは電話でご連絡ください