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起立性低血圧は血流調整の不具合が原因

公開日:2022年11月18日 更新日:2023年01月17日
目次 1.急に立ち上がったり、起き上がったりしたときにクラっとめまいがする 2.起立性低血圧は血圧を調整している自律神経の異常 3.起立性低血圧にまつわる全身症状(セルフチェック) 4.東洋医学で考える起立性低血圧について 5.起立性低血圧による立ちくらみには東洋医学の鍼灸

東京都武蔵野市三鷹駅北口にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログ記事を書いている我々は5万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。

1.急に立ち上がったり、起き上がったりしたときにクラっとめまいがする

健康の人は立ちあがったときにふらついたり、気を失ったりすることはありません。 しかし、このような症状のことを起立性低血圧といいます。起立性低血圧は立ちあがったときが最も症状が出やすいですが、他には横断歩道の信号待ちをしているとき、帰宅して玄関先でドアを開けようと立ち止まった時、キッチンで炊事をしているとき、立ち話をしているときでも出現します。 このように起立性低血圧は立ちつくしているときに出やすい傾向にあります。 フラーッと起立性低血圧が出現した時はしゃがみ込んだり、横になれば直ぐに回復しますが、意識を無くして倒れる時もあるため注意が必要です。
2.起立性低血圧は血圧を調整している自律神経の異常

血液は水分なので誰でも重力によって足元に溜まりやすい状態です。正常の人では、脳や自律神経が血流をコントロールによって足の静脈に貯まっている血液を上方にある心臓に向かって押し上げる反応を起こします。 しかし、起立性低血圧は元々体質的に血圧が低いことに加えて下肢の筋力の弱いためにこの足に溜まっている血液を心臓へ押し上げる力が弱くなっています。 心臓への血液の戻りが減少する結果、心臓から送り出される血液量が減少し脳への血液循環も減るため起立性低血圧が起こると考えられています。 この起立性低血圧が起こる原因に血流をコントロールする自律神経の機能低下があります。
3.起立性低血圧にまつわる全身症状(セルフチェック)
下記の項目が当てはまる数が多いほど起立性低血圧が起こりやすい状態になります。 ①だるくて、疲れやすい ②立ちくらみがする ③めまいや耳鳴りがする ④頭痛や頭重がある ⑤肩こりがひどい ⑥手足が冷たい ⑦脳貧血を起こしたことがある ⑧長湯をすると気持ち悪くなる ⑨心臓がドキドキする ⑩胃のもたれや吐き気がある
4.東洋医学で考える起立性低血圧について
東洋医学ではこの起立性低血圧の病態を「血虚」と考えます。東洋医学では血(けつ)という血液に似ている全身に栄養を巡らせる物質があります。この血が足りなくなると血虚になります。 血虚症状になると頭に届く血の量も不足するため、脳が栄養不足状態になります。 頭がぼーっとしたり、ふらつきやすい、めまいなど貧血のような症状や、物忘れしやすい、集中できない、思考力が低下するなどの脳疲労が起こりやすくなります。
5.起立性低血圧による立ちくらみには東洋医学の鍼灸

起立性低血圧が起こる原因に自律神経の乱れによる血流のコントロールの失調であると解説しました。 起立性低血圧は血流の機能低下によるものであるため改善には東洋医学に基づく鍼灸治療が効果的です。 鍼灸治療によって乱れた自律神経の働きを安定させ起立性低血圧によるめまいやふらつきを改善させます。 ぜひ、起立性低血圧でお悩みの方は当院の東洋医学の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。

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