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ピルは自律神経が乱れて情緒不安定になる

ピルは自律神経が乱れて情緒不安定になる
公開日:2022年11月22日
更新日:2023年05月18日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログ記事を書いている我々は5万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。

ピルを飲んでも生理痛の頭痛や情緒不安定が治らない原因を解説

生理痛は頭痛だけでなく様々な症状を及ぼす
生理痛は頭痛だけでなく様々な症状を及ぼす
生理痛代表的な症状に「頭痛」があります。頭痛は女性ホルモンの一つであるエストロゲンの影響で自律神経が乱れて出現します。
しかし、生理痛は他にも様々な症状が出現します。代表的な症状に「腹痛・腰痛・下痢」があります。この症状は生理中に分泌されるプロスタグランジンの過剰分泌によって強い子宮の収縮が起こるのが原因です。
またこのホルモンは胃腸の働きが悪くし下痢や吐き気が起こすこともあります。
他には「貧血」があります。貧血は生理中の経血量が多いことで起こりやすくなります。
顔色が悪くなったり、クラクラとめまいが起きたりすることがあります。
また生理痛は情緒面も不安定にさせます。「イライラ・憂鬱感・怒りっぽい」などは代表的な症状です。生理にともなうホルモンの変化などによって、感情が不安定になります。
症状が生理前から続いて、生理がはじまると落ち着くようであればPMS(月経前症候群)の可能性があります。

生理痛の頭痛や情緒不安定が起こるメカニズム

女性が妊娠のするために卵胞ホルモンが分泌され子宮では排卵の準備が起こります。
卵管から卵子が送り出され子宮に運ばれたときに黄体ホルモンが分泌されます。
この黄体ホルモンにより子宮全体の壁が厚くなり妊娠の準備が整います。
この厚くなった子宮に受精卵が着床すれば妊娠しますが、妊娠が成立しない場合は子宮内膜が周期性により役目を終えます。
厚くなった子宮内膜が剥がれ落ち血液とともに体外に排出されます。
この排出の際に生理痛(月経痛)の原因となっているプロスタグランジンというホルモンが分泌されます。
このプロスタグランジンの分泌によって起こる強い子宮の収縮が痛みや不調の原因です。

ピルには自律神経が乱れて頭痛や情緒不安定が起こる副作用がある

排卵をとめる作用がある低用量ピルは副作用がある
排卵をとめる作用がある低用量ピルは副作用がある
低用量ピルは服用することで妊娠に必要な黄体ホルモンと卵胞ホルモンからなる女性ホルモンを生成されないようにする作用があります。
その結果として排卵が起きなくなり子宮内膜の増殖が抑えられて受精卵が着床しにくくなる等の変化が生じます。
この子宮内膜の増殖が抑えられる効果が生理痛を予防につながります。
しかし、低用量ピルには様々な自律神経に関わる副作用があります。
・吐き気
 ・むくみ
・乳房の張り
 ・血栓症 
・不正出血
 ・抑うつ状態
・眠気
・悪心
これだけの副作用がありながら毎月起こる生理痛を抑えるのは身体への負担が多くリスクがあります。
また生理痛の根本的な原因であるホルモンと自律神経の乱れは低用量ピルを飲み続けても改善しません。
なぜなら、あくまでも低用量ピルは対処療法であり根本的に生理痛を治す薬ではないからです。

生理痛の情緒不安定はピルを飲んでも治らない

低用量ピルには様々な副作用があります。この薬を毎月訪れる生理のために飲み続けて人工的に生理を止めることは身体への負担とリスクがあります。
この生理痛を改善するためにはホルモンと自律神経の乱れを整える必要があります。
これをかなえるには西洋医学の薬物療法ではなく東洋医学の鍼灸治療でできます。

東洋医学では生理痛は瘀血(おけつ)と血虚(けっきょ)という状態

東洋医学では生理痛の原因に瘀血(おけつ)と血虚(けっきょ)という考えがあります。
瘀血は血液の流れが滞ることで血液が固まりとなり血行循環の邪魔をしてしまいます。
これによって血液の栄養と熱が上手く全身に行き渡らずに生理痛となります。
血虚は生理中に排泄される血液によって身体の血液が不足する状態です。
これも血液が不足することで栄養と熱が行き渡らず生理痛が起こります。

自律神経の乱れて起こる情緒不安定に効くツボ

【脳のオーバーヒートに効くツボ】
・太衝(たいしょう)・・・足の親指と人差し指の骨が交差するところの前の、凹んだ場所。
【ツボマッサージのポイント】
親指でツボの周囲を押してとズーンと響くポイントがあります。
響くところを見つけたらじっくりと5秒間指圧したあとに力を緩めずに小さく円を描くようにマッサージしてみてください。
これを左右で3セット行います。

ピルに頼らず生理痛による情緒不安定を治せるのは東洋医学の鍼灸

多くの副作用がありながら毎月服用する低用量ピルは身体への負担が大きく飲み続けても生理痛は改善されません。
生理痛の根本的な原因である女性ホルモンと自律神経の乱れを改善するには症状が出ない身体作りである体質改善が必要です。
この体質改善を可能にするのが東洋医学に基づく鍼灸治療です。
ぜひ、つらい生理痛による頭痛を当院の東洋医学の鍼灸治療で改善してみてはいかがでしょうか。


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