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夕方から夜におこる動悸や不安感は東洋医学の鍼灸
- カテゴリ:
- 心療内科

公開日:2022年11月18日 更新日:2023年01月06日
目次 1.夕方から夜にかける動悸や不安感に人が増えている 2.日中から夜にかけて変化が起こる自律神経 3.上手く交感神経から副交感神経に切り替われないと起こる 4.夕方から夜に起こる動悸や不安感は自律神経の乱れ 5.自律神経の乱れの原因に神経疲労がある 6.夕方から夜にかけて起こる動悸や不安感の原因を“心液の不足”と考える 7.夕方から夜かけておこる動悸や不安感は東洋医学の鍼灸

東京都武蔵野市三鷹駅北口にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログ記事を書いている我々は5万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。

1.夕方から夜にかける動悸や不安感に人が増えている

夕方から夜にかけて「心臓がドキドキしてくる」や「ゾワゾワと不安感が出てくる」という症状があります。 動悸や不安感が出現すると同時に呼吸が早くなったり、あぶら汗が出てきたりする症状も出現します。 この「夕方から夜にかけて」という時間帯によって出現する動悸や不安感の改善には東洋医学の鍼灸が効果的です。
2.日中から夜にかけて変化が起こる自律神経
この夕方から夜にかけて起こる動悸や不安感の原因に自律神経の働きが関わっています。 自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があります。交感神経は身体を活発に働かせるために器官を高める作用があり、副交感神経は逆に身体の機能を抑制させる作用があります。 活動するために朝から日中にかけては交感神経が高まり、夕方から夜にかけて副交感神経が高まります。 この2つの種類の自律神経の働きに異常が起こると不調が生じます。
3.上手く交感神経から副交感神経に切り替われないと動悸や不安が起こる
この交感神経と副交感神経の大きな切り替わりは「日中から夜にかけて」と「夜から朝にかけて」の2回あります。 どちらも自律神経の乱れが生じやすく動悸や不安感が起こる原因となります。 今回は夕方から夜にかけての動悸と不安感についての解説ですが、「明け方にかけて動悸や不安感が強くなる」という人もいます。
4.夕方から夜に起こる動悸や不安感は自律神経の乱れ

動悸や不安感は自分の心臓の拍動(心拍,ドキドキという動き)に敏感になって不快感や違和感を自覚する状態のことです。 この心臓の拍動の異常に自律神経の乱れが関係しています。身体的なストレスや精神的なストレスによって自律神経を調整している脳の視床下部や下垂体の働きが低下することで自律神経に乱れが生じます。 とくにこの自律神経の乱れが顕著に現れるのが夕方から夜の交感神経と副交感神経の切り替わりの時に起こります。 夕方から夜に動悸や不安感が生じやすいのはこの自律神経の切り替わりがあるからです。
5.自律神経の乱れの原因に神経疲労がある

脳の視床下部や下垂体では、身体の器官や組織の調節を自律神経を介して行い、絶えず生命維持のための身体機能を一定に保っています。 活動時には、運動強度や体調に応じて呼吸や心拍、体温などの機能の調節を行っています。 様々な身体へかかる負荷に合わせて身体機能のコントロールを行う自律神経の中枢も働き続けます。 活動によって身体にかかる負荷が大きくなるほど、自律神経の中枢にかかる負荷も大きくなり、自律神経の中枢がある脳がダメージを受けることで疲労が起こるとされています。 この疲労を神経疲労といいます。動悸や不安感が発生する原因にこの神経疲労があります。
6.夕方から夜にかけて起こる動悸や不安感の原因を“心液の不足”と考える
東洋医学では夕方から夜にかけて起こる動悸や不安感の原因を「心液の不足(心臓の栄養不足)」と考えます。東洋医学では日々この心液を消耗しながら活動しています。 しかし、消耗が激しくなると夕方から夜にかけて心臓に与える栄養(心液)が不足するために心臓の活動が低下し動悸や不安感が発生します。 また東洋医学では動悸や不安感以外にも「背中が熱い」「顔がほてる」「ダラダラと汗をかく」などの症状がこの心液の不足(心臓の栄養不足)で出現すると考えます。
7.夕方から夜かけておこる動悸や不安感は東洋医学の鍼灸

夕方から夜かけておこる動悸や不安感は東洋医学の鍼灸で改善できます。 先ほど解説したとおりに動悸や不安感は東洋医学では「心臓の栄養不足」で考えます。この栄養不足を補う治療が東洋医学の鍼灸治療で行えます。 西洋医学ではこの動悸や不安感には抗不安薬や向精神薬などを処方して対処しますが、抗不安薬や向精神薬は依存性が高くリスクがあります。 ぜひ、薬の服用が心配の方は当院で行われている東洋医学に基づく鍼灸治療で改善してみてはいかがでしょうか。

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