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夕方になると体調が悪くなるときに鍼灸

夕方になると体調が悪くなるときに鍼灸
公開日:2022年11月18日
更新日:2023年09月09日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許を取得した資格保有者です。5万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。

病院やクリニックで治らない自律神経の体調不良でお悩みの方が増えています

現在、当院では病院やクリニックで治らない夕方に起こる体調不良でお悩みの方が多くご来院されています。
その中で特徴的な症状に夕方から夜にかけて「心臓がドキドキしてくる」や「ゾワゾワと不安感が出てくる」という症状があります。
動悸や不安感が出現すると同時に呼吸が早くなったり、あぶら汗が出てきたりする症状も出現します。
今回は「夕方になると体調が悪くなるときに鍼灸」と題して夕方や夜に体調が崩れてしまう原因とそれを改善するための鍼灸治療の有効性について解説します。

夕方頃に体調不良が起こる原因に自律神経が関係

日中から夜にかけて変化が起こる自律神経
日中から夜にかけて変化が起こる自律神経
この夕方から夜にかけて起こる動悸や不安感の原因に自律神経の働きが関わっています。
自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があります。交感神経は身体を活発に働かせるために器官を高める作用があり、副交感神経は逆に身体の機能を抑制させる作用があります。
活動するために朝から日中にかけては交感神経が高まり、夕方から夜にかけて副交感神経が高まります。
この2つの種類の自律神経の働きに異常が起こると不調が生じます。※1

自律神経が切り替われないと夕方に動悸や不安が起こる

上手く交感神経から副交感神経に切り替われないと動悸や不安が起こる
この自律神経である交感神経と副交感神経の大きな切り替わりは「日中から夜にかけて」と「夜から朝にかけて」の2回あります。
どちらも自律神経の乱れが生じやすく動悸や不安感が起こる原因となります。
今回は夕方から夜にかけての動悸と不安感についての解説ですが、「明け方にかけて動悸や不安感が強くなる」という人もいます。

夕方から夜に起こる動悸や不安感はストレスの影響もある

夕方から夜に起こる動悸や不安感は自律神経の乱れ
動悸や不安感は自分の心臓の拍動(心拍,ドキドキという動き)に敏感になって不快感や違和感を自覚する状態のことです。
この心臓の拍動の異常に自律神経の乱れが関係しています。身体的なストレスや精神的なストレスによって自律神経を調整している脳の視床下部や下垂体の働きが低下することで自律神経に乱れが生じます。
とくにこの自律神経の乱れが顕著に現れるのが夕方から夜の交感神経と副交感神経の切り替わりの時に起こります。
夕方から夜に動悸や不安感が生じやすいのはこの自律神経の切り替わりがあるからです。※2

自律神経の乱れの原因に神経疲労がある

自律神経の乱れの原因に神経疲労がある
自律神経の乱れの原因に神経疲労がある
脳の視床下部や下垂体では、身体の器官や組織の調節を自律神経を介して行い、絶えず生命維持のための身体機能を一定に保っています。
活動時には、運動強度や体調に応じて呼吸や心拍、体温などの機能の調節を行っています。
様々な身体へかかる負荷に合わせて身体機能のコントロールを行う自律神経の中枢も働き続けます。
活動によって身体にかかる負荷が大きくなるほど、自律神経の中枢にかかる負荷も大きくなり、自律神経の中枢がある脳がダメージを受けることで疲労が起こるとされています。
この疲労を神経疲労といいます。動悸や不安感が発生する原因にこの神経疲労があります。※3

夕方から夜にかけて起こる動悸や不安感の原因を“心液の不足”と考える

“心液の不足”と考える
東洋医学では夕方から夜にかけて起こる動悸や不安感の原因を「心液の不足(心臓の栄養不足)」と考えます。東洋医学では日々この心液を消耗しながら活動しています。
しかし、消耗が激しくなると夕方から夜にかけて心臓に与える栄養(心液)が不足するために心臓の活動が低下し動悸や不安感が発生します。
また東洋医学では動悸や不安感以外にも「背中が熱い」「顔がほてる」「ダラダラと汗をかく」などの症状がこの心液の不足(心臓の栄養不足)で出現すると考えます。

動悸や不安症状が起こると外に出て気分転換をしたくなる

自律神経に関わる動悸や不安が出現する人の特徴的な反応に「動悸や不安が高まると居ても立っても居られず外に出て気持ちを落ち着かせたくなる」というものがあります。これは室内にいると意識が動悸や不安に集中してかえって症状が悪化するため、気を紛らわすために外出して外の空気を吸いたくなる反応だと考えられます。

夕方の動悸や不安症状の対処法にオレンジフラワー

オレンジフラワーはオレンジブロッサムとも呼ばれており鎮静効果があり、気持ちを落ち着かせ不安やストレスを和らげてくれます。
神経系の緩和、筋肉の緊張を和らげます。イライラ、不眠、動悸といった症状に効果があります。
神経性の消化不良や胃の痛みなどに効果的で、最近では高血圧にも使用されています。

夕方になると体調が悪くなる症状を改善するツボ

【夕方になると体調が悪くなる症状を改善するツボ】
・腕骨(わんこつ)・・・手の甲の小指側で、小指の骨の側面を手首に向かっていくと骨の切れ目があり、その骨と手首の骨の間のツボ。
【ツボマッサージのポイント】
親指でツボの周囲を押してとズーンと響くポイントがあります。
響くところを見つけたらじっくりと5秒間指圧したあとに力を緩めずに小さく円を描くようにマッサージしてみてください。
深呼吸を行いながらこれを3セット行います。

夕方に起こる身体の不調を治すなら当院の東洋医学の鍼灸が効果的

現在、当院では病院やクリニックで治らない夕方に起こる体調不良でお悩みの方が多くご来院されています。
夕方から夜かけておこる身体の不調は東洋医学の鍼灸で改善できます。
先ほど解説したとおりに動悸や不安感は東洋医学では「心臓の栄養不足」で考えます。この栄養不足を補う治療が東洋医学の鍼灸治療で行えます。
西洋医学ではこの動悸や不安感には抗不安薬や向精神薬などを処方して対処しますが、抗不安薬や向精神薬は依存性が高くリスクがあります。
ぜひ、「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。

原因と治し方を動画で解説!かんたんセルフケアもお伝えいたします!

動画で動悸や不安感治し方と解説をしていきました。
また効果的なセルフケアのご紹介もしています。
ぜひ、この症状でお悩みの方に少しでも届くと良いなと思っております。


関連する記事
夕方に眠くなる自律神経の不調には鍼灸
[参考]
※1.不調の原因、自律神経失調症は生活習慣の見直しから改善をめざす/青空レディースクリニック 金子透子
https://doctorsfile.jp/h/37570/mt/1/
※2.寝ている間に心臓がドキドキする・ドクンとする/田中循環器内科
https://www.tanaka-heart-clinic.com/my-heart-is-pounding/
※3.疲れているのは自律神経だった!/埼玉国民健康保険団体連合会
https://www.saikokuhoren.or.jp/pages/02_1809.html
※4.「心」の病証と治療/和漢全人会花月クリニック
http://kagetsu-clinic.or.jp/kanpou/k_13.html


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