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気圧による頭痛の正しい治し方

公開日:2022年11月05日 更新日:2023年3月25日

東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログ記事を書いている我々は5万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。
目次

気圧による頭痛の治し方に悩まれている方へのブログです

「気象病」または「天気痛」という名前はご存じでしょうか。 気象病・天気痛は気候や天気の変化が原因でおこる身体の不調の総称で、ズキズキとした頭痛やめまい、疲労感、関節痛、気持ちの落ち込み(うつ症状)、吐き気、喘息などさまざまな症状が出るのが特徴です。 気候変化の激しい時期、季節の変わり目、梅雨の曇天が続く時期、また台風が多く気圧の変動のある時期などに特に起こりやすく症状が重たくなりやすいと言われています。 気象病や天気痛は近年注目が集まっている病気のひとつであり、潜在的にその症状をもっている患者数は1000万人にのぼるとも言われており注意が必要な病気です。
頭痛だけでなく気圧の変化は様々な不調が起きる

【気象病・偏頭痛の症状】 めまい, 頭痛 ,疲労感 ,吐き気,首や肩の凝り, 低血圧,関節痛の痛み(古傷が痛む), 手足のしびれ,うつ症状,喘息発作が出やすくなる 以上が主な症状になります。 とくに頭痛とめまい症状が出現しやすく 鎮痛剤や頭痛薬などで抑えているだけで根本的な改善には至っていないのが現状です。
気象病や偏頭痛など気圧による頭痛はなぜ起こるのか

天気の崩れや気候変動により体調を崩してしまう原因は気圧の変動にあります。 気圧は天気の移り変わりとともに変動していますが、その変化を感じるセンサーが耳の奥にある内耳にあります。 この内耳が急激な気圧の低下や上昇をセンサーで感じ取ると、交感神経(身体を活発に動かすための神経)と副交感神経(身体を安静にリラックスさせる神経)からなる自律神経に乱れを生じさせます。 この神経の偏重が原因で気象病や偏頭痛が起こります。
気圧の変化によって自律神経が乱されて頭痛が起きる
交感神経が活発になりすぎると痛みを感じとる神経が過敏に反応し、ズキズキとした頭痛や古傷シクシクと痛みが出てきたりします。 一方、副交感神経が活発になりすぎると、身体の倦怠感や気分の落ち込みなど精神的な不調が起こり始めます。しかし、どちらか一方の症状が出るというのはまれで交感神経・副交感神経どちらの症状も出てきます。
気圧による頭痛のチェックシート
気象病・天気痛のチェックシートです。 5点以上ある方は気象病・天気痛の疑いがあります。 ①天気の変化に敏感で雨が降ることが分かる ②新幹線や飛行機に乗った時に耳が痛くなりやすい ③乗り物酔いをしやすい ④よく耳鳴りがする ⑤耳抜きが苦手 ⑥「台風が来る」というニュースが気になる ⑦気分の浮き沈みが天気によって左右される ⑧春や梅雨など季節の変わり目に体調を崩しやすい ⑨暑い季節はのぼせやすく、寒い季節には冷えやすい ⑩雨が降る前に眠気やめまいを感じる ⑪雨が降る前に頭が痛くなる ⑫肩がこりやすい ⑬首を痛めたことがある ⑭過去に大きなけがをしたことがある ⑮偏頭痛持ちである
整体,カイロプラクティック,マッサージでは気圧による頭痛は改善しません

鍼とお灸の最大のメリットはどちらの治療も「身体の細胞を小さく壊して、新陳代謝(自然治癒力)が高めて体質改善につながる」というものです。 これは身体の生理反応をうまく利用した治療で、整体、マッサージ、カイロプラクティックなどでは出せない特別な効果になります。 この鍼灸治療の「身体の内側に異物(鍼や灸)の刺激を加える方法」が気象病・天気痛の原因である自律神経の乱れを安定させ頭痛、めまい、肩こりなどの症状を改善に導きます。
気圧による頭痛の正しい治し方は鍼灸治療です
気象病や偏頭痛は自律神経の乱れによって起こる症状です。西洋医学ではこの病気に対して頭痛薬や鎮痛剤などの痛みを抑えるのみの薬でしか対処できず改善するまでには至りません。 また薬の服用は漫然とした長期間の服用や服薬量の増加につながり身体への負担がかかりリスクを伴います。当院ではこれら気象病や偏頭痛には東洋医学に基づく鍼灸治療で改善に導きます。 ぜひ、気象病や偏頭痛でお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。

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