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夕方になると首が痛くなり頭痛が広がるのはなぜか?

夕方になると首が痛くなり頭痛が広がるのはなぜか?
公開日:2024年6月15日
更新日:2024年6月27日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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夕方に起こる肩こりと頭痛でお悩みの方に適切なアドバイス

夕方に起こる肩こりと頭痛でお悩みの方に適切なアドバイス「夕方になると首が痛くなって頭痛が起こる」
「デスクワークをすると肩こりと頭痛がでやすい」
「自分でこっている場所を押すと頭に響く感じがする」


このような不調でお悩みの方はおられないでしょうか。
この症状はトリガーポイントによる頭痛の可能性があります。

今回は「夕方になると首が痛くなり頭痛が広がるのはなぜか?」と題して夕方に起こる肩こりと頭痛の原因について詳しく解説します。

「夕方になると首が痛くなって頭痛が起こる」
「デスクワークをすると肩こりと頭痛がでやすい」
「自分でこっている場所を押すと頭に響く感じがする」

このような不調でお悩みの方はおられないでしょうか。
この症状はトリガーポイントによる頭痛の可能性があります。

今回は「夕方になると首が痛くなり頭痛が広がるのはなぜか?」と題して夕方に起こる肩こりと頭痛の原因について詳しく解説します。

【改善報告】パソコン作業で肩こりと頭痛に悩んでいる(20代女性)

【改善報告】パソコン作業で肩こりと頭痛に悩んでいる(20代女性)【主訴】
「長時間のパソコン業務によって肩こりと頭痛に悩まされている」
という症状でお悩みでご来院された20代女性の改善報告を致します。

今回はトリガーポイントと呼ばれる特殊な筋肉のこりによって頭痛が発生したと推測できる病態でした。
そのため問診、検査から、トリガーポイントの病態に焦点を立てて鍼灸施術を行っていきました。

昔から右に強い肩こりと右後頭部に広がる頭痛がありました。
この症状は毎日のパソコン業務が原因ではないかと考えられます。

この右の肩こり症状は首から肩にかけて広がっており、重く鈍い症状の時もあれば、チクチクと刺すような痛みを感じることもあるようです。
また朝は比較的肩こりが楽ですが、夕方になるとこの肩こり症状の痛みが広がってくる感じが出るようです。

入浴や温湿布などで温めると痛みやこり感は楽になります。
しかし、頭痛は夕方頃になると後頭部にグワングワンと痛みが広がる不調が出ており、温めても楽にはならないようです。

この症状月に1〜2回程度起きており、月経周期などには関係なく疲労が溜まると出てくるように感じます。
また右の肩こり症状ともあまり関連はないように感じていました。

【主訴】
「長時間のパソコン業務によって肩こりと頭痛に悩まされている」
という症状でお悩みでご来院された20代女性の改善報告を致します。

今回はトリガーポイントと呼ばれる特殊な筋肉のこりによって頭痛が発生したと推測できる病態でした。
そのため問診、検査から、トリガーポイントの病態に焦点を立てて鍼灸施術を行っていきました。

昔から右に強い肩こりと右後頭部に広がる頭痛がありました。
この症状は毎日のパソコン業務が原因ではないかと考えられます。

この右の肩こり症状は首から肩にかけて広がっており、重く鈍い症状の時もあれば、チクチクと刺すような痛みを感じることもあるようです。
また朝は比較的肩こりが楽ですが、夕方になるとこの肩こり症状の痛みが広がってくる感じが出るようです。

入浴や温湿布などで温めると痛みやこり感は楽になります。
しかし、頭痛は夕方頃になると後頭部にグワングワンと痛みが広がる不調が出ており、温めても楽にはならないようです。

この症状月に1〜2回程度起きており、月経周期などには関係なく疲労が溜まると出てくるように感じます。
また右の肩こり症状ともあまり関連はないように感じていました。

初診時の身体の状態について

初診時の身体の状態について問診から初診時の身体の状態のポイントをまとめました。
以下の症状がトリガーポイントの病態とされる症状です。

・肩こりは右側の首から肩にかけて、重く鈍い感じやチクチクする感じが起きている。
・肩こりは朝は比較的症状が楽であり、夕方以降にひどく辛くなる。
・肩こりの患部を温めると症状が楽になる。
・頭痛の痛み方は後頭部にグワングワンと広がる痛み。
・月に1〜2回ほど強い頭痛が起きている。

問診から初診時の身体の状態のポイントをまとめました。
以下の症状がトリガーポイントの病態とされる症状です。

肩こりは右側の首から肩にかけて、重く鈍い感じやチクチクする感じが起きている。
・肩こりは朝は比較的症状が楽であり、夕方以降にひどく辛くなる。
・肩こりの患部を温めると症状が楽になる。
・頭痛の痛み方は後頭部にグワングワンと広がる痛み。
・月に1〜2回ほど強い頭痛が起きている。

問診で確認できた特徴的な頭痛

問診で確認できた特徴的な頭痛また問診での頭痛の特徴は、
・肩こりは温めると症状が軽減する
・頭痛は拍動性や鋭い痛みはでない
・周期的に症状が発生するものではない
・頭痛は疲労が溜ると起こる感じがする
・首の動きによって頭痛が増悪したり軽減する感じはない
・光が眩しかったり、吐き気はない

自律神経の関連した片頭痛の可能性も考慮しておりましたが、以上の特徴から片頭痛ではなくトリガーポイントによる頭痛であると確認しました。

また問診での頭痛の特徴は、
・肩こりは温めると症状が軽減する
・頭痛は拍動性や鋭い痛みはでない
・周期的に症状が発生するものではない
・頭痛は疲労が溜ると起こる感じがする
・首の動きによって頭痛が増悪したり軽減する感じはない
・光が眩しかったり、吐き気はない

自律神経の関連した片頭痛の可能性も考慮しておりましたが、以上の特徴から片頭痛ではなくトリガーポイントによる頭痛であると確認しました。

治りにくい肩こりの共通点

治りにくい肩こりの共通点またトリガーポイントという特殊な筋肉のこりであるかを調べました。
頭の付け根にある後頚筋群と呼ばれるトリガーポイントに触診を行ったところ頭痛の再現がありました。

この反応からトリガーポイントに伴う頭痛であることが断定できました。

治りにくい肩こりには共通点があります。

・上部僧帽筋の緊張度が高まっている
・肩甲骨の自由な動きが阻害されている

この2つの反応がある場合は肩こりが治りにくくなり、尚且つトリガーポイントによる頭痛が起こりやすいとされています。

またトリガーポイントという特殊な筋肉のこりであるかを調べました。
頭の付け根にある後頚筋群と呼ばれるトリガーポイントに触診を行ったところ頭痛の再現がありました。

この反応からトリガーポイントに伴う頭痛であることが断定できました。

治りにくい肩こりには共通点があります。

・上部僧帽筋の緊張度が高まっている
・肩甲骨の自由な動きが阻害されている

この2つの反応がある場合は肩こりが治りにくくなり、尚且つトリガーポイントによる頭痛が起こりやすいとされています。

初回から2回までの施術後の変化

初回から2回までの施術後の変化【初回の施術】
頭痛の原因と推測した頭の付け根にある後頭下筋群を含む後頭頚筋のトリガーポイント(筋肉のこり)に鍼灸のアプローチを行いました。
また肩こりに対しては上部僧帽筋から肩甲骨周囲まで全てに対して施術を行いました。

【2回目の施術】
初回の施術により普段感じている肩こりのチクチクとした痛みが消失していました。
しかしまた解消しきれていないトリガーポイントがあるため、引き続き同様の筋肉への施術を行いました。

【初回の施術】
頭痛の原因と推測した頭の付け根にある後頭下筋群を含む後頭頚筋のトリガーポイント(筋肉のこり)に鍼灸のアプローチを行いました。
また肩こりに対しては上部僧帽筋から肩甲骨周囲まで全てに対して施術を行いました。

【2回目の施術】
初回の施術により普段感じている肩こりのチクチクとした痛みが消失していました。
しかしまた解消しきれていないトリガーポイントがあるため、引き続き同様の筋肉への施術を行いました。

3回目の施術から少しずつアプローチを変える

3回目の施術から少しずつアプローチを変える【3回目の施術】
ある程度、頭痛の原因である首回りのトリガーポイントが解消できました。
そのため今回は長時間の猫背姿勢でのデスクワークで癖になっていた、肩甲骨から肩関節周囲への施術を行いました。
猫背姿勢の解消をうながすことが主な目的となりますが、猫背が解消されて姿勢が正しくなると結果的に首への負担が軽減でき頭痛の予防につながるため重要なポイントと考えています。

【3回目の施術】
ある程度、頭痛の原因である首回りのトリガーポイントが解消できました。
そのため今回は長時間の猫背姿勢でのデスクワークで癖になっていた、肩甲骨から肩関節周囲への施術を行いました。
猫背姿勢の解消をうながすことが主な目的となりますが、猫背が解消されて姿勢が正しくなると結果的に首への負担が軽減でき頭痛の予防につながるため重要なポイントと考えています。

5回目の施術で頭痛は解消される

5回目の施術で頭痛は解消される【5回目の施術】
問診時に「ひと月に1~2回あった頭痛がほとんど感じなくなった」という良い結果がありました。
頭痛と肩こりの予防のためにも1ヶ月に1回は身体のメンテナンスを継続し、肩こりにならない身体作りで施術をしております。

【5回目の施術】
問診時に「ひと月に1~2回あった頭痛がほとんど感じなくなった」という良い結果がありました。
頭痛と肩こりの予防のためにも1ヶ月に1
回は身体のメンテナンスを継続し、肩こりにならない身体作りで施術をしております。

トリガーポイントは特殊な筋肉のこり

トリガーポイントは特殊な筋肉のこりトリガーポイントとは筋肉が疲労によって特殊なこりとして変化しているものです。
特徴としてはそのこりの部分だけ不調が起きるのではなく、別の場所にも痛みや痺れに似た関連痛を引き起こします。

今回の患者さんが自覚していたように、日常のパソコン業務で感じている頭痛でもこのようなトリガーポイントが原因となっている可能性は他の方でも十分に考えられます。
とくに首を前方に曲げた状態での長時間のパソコン業務は、後頚部の伸筋郡が常に伸ばされた状態が続き、トリガーポイントができやすい可能性が高くなります。

トリガーポイントとは筋肉が疲労によって特殊なこりとして変化しているものです。
特徴としてはそのこりの部分だけ不調が起きるのではなく、別の場所にも痛みや痺れに似た関連痛を引き起こします。

今回の患者さんが自覚していたように、日常のパソコン業務で感じている頭痛でもこのようなトリガーポイントが原因となっている可能性は他の方でも十分に考えられます。
とくに首を前方に曲げた状態での長時間のパソコン業務は、後頚部の伸筋郡が常に伸ばされた状態が続き、トリガーポイントができやすい可能性が高くなります。

小まめに行うセルフケアでトリガーポイントを予防する

小まめに行うセルフケアでトリガーポイントを予防するトリガーポイントは一度症状が出るとなかなか自然に症状が落ち着くことはありません。
日ごろのストレッチなどで体をメンテナンスしておくと、症状がひどくなるのを抑えることができます。
そのため今回の患者さんには、仕事の合間に適度に休憩を入れること、そして大事な首から肩にかけてのストレッチを小まめに行うことを指導させて頂きました。

トリガーポイントは一度症状が出るとなかなか自然に症状が落ち着くことはありません。
日ごろのストレッチなどで体をメンテナンスしておくと、症状がひどくなるのを抑えることができます。
そのため今回の患者さんには、仕事の合間に適度に休憩を入れること、そして大事な首から肩にかけてのストレッチを小まめに行うことを指導させて頂きました。

夕方に起こる肩こりと頭痛は当院の鍼灸治療で改善できます

このようなトリガーポイントのこりによる肩こりと頭痛を改善するには鍼灸治療が効果的です。
鍼灸は筋肉の緊張を緩めてトリガーポイントの肩こりを解消させる効果がだけでなく、頭痛の改善にも効果があります。

「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。


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