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耳鳴りは首を押さえると止まる?首のツボで耳鳴り改善

耳鳴りは首を押さえると止まる?首のツボで耳鳴り改善
公開日:2024年04月18日
更新日:2024年04月18日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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首のこりがきつくなると耳鳴りもひどくなる

最近、耳鳴りの患者さんが多く来院されています。
一言で「耳鳴り」といっても、メニエル病や突発性難聴など様々な原因で起こる症状になります。

この当院でも多い耳鳴り症状で悩まれる患者さんに共通しているものに「首がものすごく凝っている」ということがあります。
この首こりの反応はかなりの確率で起こっているといえます。

また耳鳴りの患者さんの多くが「首のこりがきつくなると、耳鳴りもひどくなる」と訴えられます。
西洋医学的には首のこりと耳鳴りとの因果関係は不明といわれていますが、鍼灸治療の世界では耳と首のこりとの関連はある程度説明ができます。

今回は「耳鳴りは首を押さえると止まる?首のツボで耳鳴り改善」と題して耳鳴りと首こりの関係性と鍼灸治療の有効性を解説します。

耳鳴りの根本的な原因に首のこりが関係している

耳鳴りとは周りで何も音が鳴っているはずがないのに耳の中に様々な音が聞こえるという状態をいいます。
代表的な音にはゴー、ザー、ジー、ブーンというような冷蔵庫がするような低い音キーン、ピーという金属音やセミの鳴くようなミーンという高い音などがあります。

多くは耳の中、鼓膜の奥や内耳など器官そのものに問題があり、難聴やメニエール病などの疾患から耳鳴り症状が引き起こされる場合があります。
しかし、このように耳鳴りの原因は様々ですが、根本的な原因には首のこりが要因となっていることも多くあります。

睡眠不足は耳鳴りを引き起こす

睡眠不足が長く続くということは、疲れた身体を休ませる時間が不足し続けているということです。
そのため睡眠不足が続くと、身体から疲労が抜けずにどんどん蓄積し不調が起こりやすくなります。

蓄積した疲労で影響が起こりやすいのが筋肉です。
その中で疲労の蓄積によって最も影響を受けるのが首の筋肉といわれています。

実は首の筋肉は聴覚機能を安定的に働かせるために重要な箇所であり、それに必要な血液を多く脳へと送っています。
そのため睡眠不足は結果的に聴覚機能の低下を引き起こし耳鳴り症状を起こすと考えられます。

長時間の同じ姿勢で首こりは起こりやすい

長時間同じ姿勢を維持すると同じ筋肉に長時間ストレスが加わります。
例えばパソコンやスマートフォンを使用している姿勢がまさに筋肉にストレスがかかる状態です。

このパソコンやスマートフォンを使用する姿勢は腕や顔が前に出てしまいます。
この姿勢が最も首の筋肉にストレスが加わり、首を
酷使させてしまう状態となります。

この状態が続くと筋肉は徐々に柔軟性を失い、首にこりを引き越してしまいます。
耳鳴り症状だけでなくストレートネックが起こる原因にもなります。

身体の冷えも首こりの大きな要因になる

筋肉は血液から酸素や栄養をもらって良い状態を保っています。
そのため酸素や栄養が少なくなると、栄養不足から筋肉は硬くなっていきます。

身体の冷えには血液の循環が悪くさせる影響があります。
そうなると筋肉に十分な酸素や栄養が届かなくなってしまい不調が起こりやすくなります。

人は寒いと肩をすくめますが、実はこの反応は寒さや冷えによって筋肉をこわばらせている状態です。
この反応によって起こるのが首こりです。

耳の周りの経絡が鍼灸の治療ポイント

耳の周りには手の太陽小腸経、手の少陽三焦経、足の少陽胆経といった経絡(エネルギー線)が通っています。
耳鳴りの多くの場合がこの3つの経絡の異常によって引き起こされますが、これらの経絡は耳の周りを通る以外にも首の周りも通過しています。

そのため首のこりは経絡の流れに悪影響を与えますので、経絡がうまく巡らなくなると耳鳴り症状が起こると東洋医学では考えられています。
この理論からも首こりと耳鳴りには関係性があるといえるでしょう。

首こりからくる耳鳴りによく使うツボは翳風

当院では耳鳴り症状でよく使うツボに翳風(えいふう)があります。
鍼灸治療はもちろんセルフケアとしてご自身で押すのも効果的です。

私も仕事で首がこりすぎたときに短時間ではありますが、ピーという耳鳴りになることがあります。
そのときに10秒くらいこの翳風を指圧するだけでも耳鳴りが治まる場合があります。

翳風は耳の後ろにありますが、押すとゴリゴリしている場所があります。
ここを押すと耳鳴りが軽減します。

耳鳴りは症状が出始めてから、治療開始が遅れれば遅れるほど治りが悪くなりますので、まず耳鳴りがした時のセルフケアとしてこの翳風というツボを押さえてみてください。

治らない耳鳴り症状は東洋医学の鍼灸治療で改善できる

現在、当院では病院やクリニックで治らない耳鳴りでお悩みの方が多くご来院されています。

耳鳴りは様々な症状を伴う自律神経失調症です。
当院ではこの耳鳴りに対して東洋医学に基づき一人ひとりに合った体質を調べてツボを選定し鍼灸治療を行います。

同じ耳鳴り症状でも体質や状態は個々によって違うため利用する東洋医学のツボが変わります。
このツボの微調節によって一人ひとりに鍼灸の効果を最大限に引き出します。

ぜひ、「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。


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[参考]
※1 耳鳴(じめい)・耳鳴り(みみなり)/ 大北メディカルクリニック
※2 原因を知ることが治療 知っておきたい耳鳴りのこと / 恩賜財団済生会 新田 清一 栃木県済生会宇都宮病院 耳鼻咽喉科主任診療科長・聴覚センター長
https://www.saiseikai.or.jp/medical/column/tinnitus/
※3 首・肩のこりと耳鳴りの関係性 / 渡辺医院

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