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肋間神経痛に効くツボと治す鍼灸治療

肋間神経痛に効くツボと治す鍼灸治療
公開日:2022年12月24日
更新日:2023年09月15日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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電気が走る痛みやジクジクする痛みが起きたら肋間神経痛かも

電気が走る痛みやジクジクする痛みが起きたら肋間神経痛かも
肋間神経痛とは、肋骨の間に通っている「肋間神経」が何らかの影響によって神経に障害が起こり、上半身(とくにわき腹周囲)に電気が走るような痛み、ジクジクする痛みが出現する症状です。
上半身の左右どちらかの肋間神経に痛みが出ることが多いことも肋間神経痛の特徴です。
帯状疱疹も同じ肋間神経に沿って起こりますが、この場合は痛みとともに水ぶくれや発疹が起こります。

肋間神経痛の原因には過労、免疫力低下、ホルモンバランスなど様々

肋間神経痛の原因には過労、免疫力低下、ホルモンバランスなど様々
肋間神経痛には慢性疲労や風邪など抵抗力や免疫力の低下が原因で起こるもの、また身体をぶつけた後に起こる内出血や筋肉の炎症などによっても起こるものがあります。
また、ホルモンや脳内の神経伝達物質の分泌のバランスが悪くなることでも肋間に痛みが生じることがあります。
例えば精神安定のためにドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリンというホルモンが分泌されていますが、この脳の神経伝達物質のバランスが崩れても痛みが生じます。
他にもクシャミや頻回に起こる咳、帯状疱疹、胸椎椎間板ヘルニアでも肋間神経痛は起こります。※1

肋間神経痛の症状&セルフチェック

肋間神経痛の症状&セルフチェック
肋間神経痛の症状&セルフチェックです。以下の項目で当てはまる数が多い場合は肋間神経痛の可能性が高いです。
・片側の背中から脇腹の肋骨に沿って起こるに痛みを感じる
・電気が走るような痛みや、ジクジク、ヒリヒリ、ピリピリするような痛みが続く
・上半身の左右どちらか片側のみに痛みが生じる
・痛みが出ていない方向に体を曲げて、脇腹を伸ばすようにすると痛みが起こる
・上半身を捻じったり曲げたりする動きで痛みが強くなる
・息ができないくらいの痛みが起こる
・肋骨に沿って締め付けるような痛みが生じ、数秒で痛みが消失する
・触れただけで痛みを感じるような知覚過敏がある
・深呼吸、咳、くしゃみ、大きな声を出す等の肋骨が動く動作により痛みでる

帯状疱疹後肋間神経痛に要注意

肋間神経痛の中で要注意なのが帯状疱疹後に後遺症として残る神経痛です。
帯状疱疹後神経痛はウイルスによって傷つけられた神経が過剰に興奮してしまい、痛覚過敏やアロディニア(小さな刺激でも痛みとして感じてしまう脳の誤作動)などが起こるとみられています。
主な症状は「持続的でジリジリと焼けるような痛み」や「断続的なズキズキと刺すような痛み」が混ざって生じます。
その他にもさまざまな痛みを生じたり、逆に痛覚などの感覚が鈍くなることもあります。※2

肋間神経痛の原因であるホルモンバランスに効くツボ

【肋間神経痛の原因であるホルモンバランスに効くツボ】
・章門(しょうもん)・・・わきの腹の一番下の十一浮肋骨の先端。
【ツボマッサージのポイント】
四指(人差し指~小指)をやや立てた状態でツボの周囲を押してとズーンと響くポイントがあります。
響くところを見つけたらじっくりと5秒間指圧したあとに力を緩めずに小さく円を描くようにマッサージしてみてください。
深呼吸を行いながらこれを3セット行います。

実はカウンセリングによる心理的ストレスの軽減で改善できる

自律神経失調症は「自律神経失調症そのものがストレスに感じる」「治らないことが余計に不安になり症状が強くなる」「ついつい自律神経失調症のことを気にしてしまう」といった不調に対する捉え方や考え方によっても症状を悪化させることがあります。そのため改善のためには不調そのものに対する捉え方や考え方を修正することがとても重要になります。日々、知らず知らずのうちに症状を強めてしまったり改善を妨げている心の癖や考え方の癖を、正しく修正し心理的ストレスを軽減させることで自律神経失調症が完治されることが多々あります。当院でもカウンセリングと鍼灸を組み合わせた方法で治療を行っております。ぜひ、強い精神的なストレスと不調でお悩みの方はご相談ください。

ホルモンバランスが原因の肋間神経痛は鍼灸治療で改善できる

このような肋間神経痛には鍼灸治療が効果的です。
肋間神経痛の要因であるホルモンバランスによる免疫力低下や抵抗力の低下を抑制させて改善させる効果が鍼灸治療にはあります。
また神経障害を起こしている患部の新陳代謝を向上させ回復力を高めます。
鍼灸には刺したときに起こる神経反射によって痛みを取り除く除痛効果があるため、神経痛のような患部での神経障害に非常に高い効果を発揮します。
ぜひ、肋間神経痛や帯状疱疹後神経痛でお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。


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[参考]
※1肋間神経痛/ 松田 富雄 (富山県済生会高岡病院 麻酔科)
https://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/intercostal_neuralgia/
※2 帯状疱疹と帯状疱疹後神経痛について / 伊月病院

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