歯茎のは痛いのはストレス？ 歯や歯茎の痛みの原因について解説

公開日：2024年08月10日
更新日：2024年08月10日

※自律神経などの不調が改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。

歯や歯茎の痛みでお悩みの方に適切なアドバイス

歯や歯茎の痛みというと虫歯や歯肉炎など歯の病気を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
実は歯や歯茎の痛みはこういった炎症反応によるものだけではなく心身のストレスとも密接な関係にあります。

歯に違和感や痛みを感じて、歯科医に行っても歯の痛みが治まらない場合はストレスが原因の可能性があります。
今回は「歯茎のは痛いのはストレス？ 歯や歯茎の痛みの原因について解説」と題してストレスで感じる歯や歯茎の痛みの原因や対処法について解説します。

ストレスで歯の痛みを感じるのは非歯原性歯痛

歯や歯茎に問題がなくても、歯の痛みを感じる場合は「非歯原性歯痛」と呼ばれている疾患になります。
この非歯原性歯痛には多くの原因がありますが、その中でもとくに発症しやすい原因には不安、気分の落ち込みによる抑うつのような心理社会的要因があります。
他にも些細なストレスからでも歯の痛みを引き起こすことがあります。

【ストレス歯痛の原因①】免疫力が低下してしまう

ストレスが身体に溜まっている状態というのは、体の免疫力が弱まってしまっている状態であることを意味します。
免疫力が低下した口腔内では細菌が繁殖しやすくなり炎症が起こりやすくなります。
それにより歯茎が腫れてしまうといった症状が起こります。

健康体であればストレスが身体に溜まっていても口の中が健康であれば歯や歯茎の痛みは起きません。
ストレスで歯や歯茎の痛みが起きる人の多くは、口腔内に何らかのトラブル発生していることを示していると考えます。

【ストレス歯痛の原因②】歯ぎしりや食いしばりが起きている

ストレスを感じると、無意識に歯ぎしりや奥歯を強く噛んでしまう食いしばりが起きやすくなります。
歯に過度な力が加わると、歯が折れたり削れてしまうため、それによって炎症を引き起こして痛みが発生します。

【ストレス歯痛の原因③】頭痛や肩こりからの関連痛で痛む

関連痛とは、全く別の場所で発生した痛みが、他の場所に痛みを感じるように脳が反応してしまうものです。
伸びている神経は相互につながっているため、ある部位が痛むと他の部位も同様に痛むことがあります。

ストレス性の歯痛の特徴について

ストレスによる歯や歯茎の痛みがある場合、それ以外にはどのような症状が発生するのか解説します。

【特徴①：歯が浮いたような違和感を感じる】
食べ物を噛んだ時、何もしていない時などに「歯が浮く感じ」や「歯がかゆい」といった違和感を感じることがあります。

【特徴②：歯茎が腫れやすい】
免疫力が低下しているため、歯周病や歯肉炎になりやすい傾向です。
歯茎からの出血や膿がある場合は歯科医の診察が必要です。

【特徴③：歯と歯茎の両方が痛む】
痛みの原因が不明のまま長い時間が経ってしまうと、一日中歯と歯茎に痛みが起こることがあります。
原因不明ということもあり、痛みが治らないことへのストレスが溜まり、より一層痛みが増す悪循環に陥ってしまいます。

【特徴④：朝よりも夕方に痛みが起こりやすい】
このようなストレスによる歯や歯茎の痛みは朝よりも夕方に痛みが顕著に現れることがあります。
朝や日中は痛みを感じないのに疲労が溜まってくる夕方頃に痛みが増す場合があります。

【特徴⑤：痛み止めが効かない】
ストレスによる歯や歯茎の痛みはストレスを生み出す原因を取り除かない限り完治しません。
そのため、鎮痛剤や抗炎症薬の効果は低いといえます。

【特徴⑥：歯科医に相談しても原因不明】
このようなストレスによる歯や歯茎の痛みはレントゲン撮影など精密検査をしても原因がわかりません。
この「原因が分からない」というストレスがさらに痛みを悪化させてしまいます。

【特徴⑦：歯の治療後に痛みが続く】
治療が終わり、完治したのに、まだ歯が痛い場合があります。
虫歯の時の痛みを覚えているため、治療後はさらに痛みを感じます。

【ストレス性の歯痛の対処法①】 心療内科を受診する

原因がストレスの場合、対処法はストレスそのものを取り除くようにするか、ストレスによる脳の疲れを抗うつ薬で抑えることになります。
歯科医院では抗うつ薬は処方できませんので、心療内科に相談することになります。

しかし非歯原性歯痛の抗うつ薬で改善できるのは約40パーセント程度といわれています。
また抗うつ薬の副作用により口が渇いてしまうのでドライマウスなどの不調を抱えている方は注意が必要です。

【ストレス性の歯痛の対処法②】 根本的な原因であるストレスを解消する

痛みを無くす最善の方法は、痛みの原因となっているストレスを取り除くことです。
睡眠や入浴などのリラクゼーションは、副交感神経系を優位にし、ストレスや不安を和らげます。

3つ目は、歯科医院でメンテナンスを行うことです。ストレスは免疫力を低下させ、虫歯や歯周病にかかりやすくなるため、定期検診でメンテナンスしてもらい、口内をキレイに保ちましょう。歯茎が腫れたり、歯がぐらぐらしたりしている場合は、早めに医師の診察を受けることをおすすめします。

【ストレス性の歯痛の対処法③】 心身の疲れをメンテナンスで解消する

ストレスは免疫力を低下させ、歯や歯茎の痛みだけでなく虫歯や歯周病にかかりやすくします。

そのため定期的に原因となる心身の疲れやストレスを解消させるメンテナンスが重要です。
鍼灸など肉体疲労と自律神経系両方に効果のある施術がおすすめです。

【ストレス性の歯痛の対処法④】ガムを噛んで唾液を分泌させる

ストレスにより交感神経が優位になると、唾液分泌量が減ってしまい虫歯や歯周病のリスクを高めます。
このストレスをすぐに解消するのが難しい場合は、ガムを噛んで唾液腺を刺激してみましょう。
自然と唾液を分泌されるようになります。
また、ガムを噛むことでリラックスにもつながります。

ストレスで起こる歯や歯茎の痛みは鍼灸で改善できる

このような原因不明と診断されたストレスによる歯や歯茎の痛みは歯科医では治りません。
改善のためにはストレスによって過敏になった自律神経の乱れや筋肉の緊張を鎮静させる必要があります。

そのためには不具合が生じている中枢神経を正常な働きへと整える方法が大切です。

当院の東洋医学に基づく鍼灸治療はこのような中枢神経の不具合を正常に戻し痛みを完治させることができます。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。

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実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。

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