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【効果的な対処法】乗り物酔いは自律神経の乱れで起こる

【効果的な対処法】乗り物酔いは自律神経の乱れで起こる
公開日:2024年07月26日
更新日:2024年07月26日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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※自律神経などの不調が改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。

乗り物酔いでお悩みの方に適切なアドバイス

「旅行したいが乗り物酔いで行くのが怖い」
「電車通勤で最近気持ち悪くなりやすい」

あなたは、車、電車、船、飛行機など乗り物に乗るとすぐに酔ってしまい悩んでいませんか?
その困った乗り物酔いの症状、もしかすると自律神経の乱れが原因で起きている可能性があります。

今回は「【効果的な対処法】乗り物酔いは自律神経の乱れで起こる」と題して乗り物酔いの対処法について解説します。

「旅行したいが乗り物酔いで行くのが怖い
「電車通勤で最近気持ち悪くなりやすい」

あなたは、車、電車、船、飛行機など乗り物に乗るとすぐに酔ってしまい悩んでいませんか?
その困った乗り物酔いの症状、もしかすると自律神経の乱れが原因で起きている可能性があります。

今回は「【効果的な対処法】乗り物酔いは自律神経の乱れで起こる」と題して乗り物酔いの対処法について解説します。

乗り物酔いは40~50代で増える傾向にある

乗り物酔いは自律神経失調症と同じようなメカニズムで起こっているといわれています。
医学的にこの乗り物酔いは「動揺病、加速度病」と呼ばれています。

症状は3~4歳頃から現れ、小中学生でピークをむかえ、その後は減少し、20歳過ぎると一度落ち着いてくる傾向があります。
しかし40~50代で再び増える傾向にあります。

この乗り物酔いは子供のイメージが強いですが、実は40~50代の方で悩んでいるケースも最近では多く見られます。

乗り物酔いは自律神経失調症と同じようなメカニズムで起こっているといわれています。
医学的にこの乗り物酔いは「動揺病、加速度病」と呼ばれています。

症状は3~4歳頃から現れ、小中学生でピークをむかえ、その後は減少し、20歳過ぎると一度落ち着いてくる傾向があります。
しかし40~50代で再び増える傾向にあります。

この乗り物酔いは子供のイメージが強いですが、実は40~50代の方で悩んでいるケースも最近では多く見られます。

乗り物酔いは身体の中では一体何が起きているのか

人間の平衡感覚の中核をなしているのは、耳の中にある三半規管です。
三半規管の中のリンパ液が揺れたり、傾いたりすることで自分が今おかれている位置情報を脳が認識し身体がそれに反応してバランスをとります。
乗り物の振動や加速、体の傾斜などの刺激はこの三半規管でとっています。

この三半規管からの情報は脳から眼球に伝えられると、眼球も頭の位置と協調して動くように指示されます。


しかしこの目や耳から入ってくる感覚器の情報と、筋肉や関節などの身体から入ってくる情報にズレが生じることがあります。
・目や耳からの情報は「今は動いている」
・身体からの情報は「今は止まっている」
こういった平衡感覚情報のズレで脳が混乱すると乗り物酔いが起こるとされています。

人間の平衡感覚の中核をなしているのは、耳の中にある三半規管です。
三半規管の中のリンパ液が揺れたり、傾いたりすることで自分が今おかれている位置情報を脳が認識し身体がそれに反応してバランスをとります。
乗り物の振動や加速、体の傾斜などの刺激はこの三半規管でとっています。

この三半規管からの情報は脳から眼球に伝えられると、眼球も頭の位置と協調して動くように指示されます。

しかしこの目や耳から入ってくる感覚器の情報と、筋肉や関節などの身体から入ってくる情報にズレが生じることがあります。
・目や耳からの情報は「今は動いている」
・身体からの情報は「今は止まっている」
こういった平衡感覚情報のズレで脳が混乱すると乗り物酔いが起こるとされています。

不快なストレスによって自律神経系が乱れて不調が起こる

このような「自分は動いていないのに、周りの風景は動いていく」、「自分は動いていないのに、上下左右に体が動く」といった情報のズレに対して脳が反応しきれなくなると、感情をコントロールしている扁桃体にストレスとして伝わって、「不快な状態」として処理されます。

不快と処理された感情は、脳の判断によって、視床下部が反応し、自律神経が刺激され、さらに視床下部から下垂体に指令が出されます。
そして不快なストレスに対抗するために、ストレスホルモンが分泌されます。

その結果、視床下部の反応とストレスホルモンの刺激によって自律神経が異常に興奮し、血圧に変動が起きたり、胃腸が不規則に動いたりと身体の器官に様々な不調が出てくるようになります。

このような「自分は動いていないのに、周りの風景は動いていく」、「自分は動いていないのに、上下左右に体が動く」といった情報のズレに対して脳が反応しきれなくなると、感情をコントロールしている扁桃体にストレスとして伝わって、「不快な状態」として処理されます。

不快と処理された感情は、脳の判断によって、視床下部が反応し、自律神経が刺激され、さらに視床下部から下垂体に指令が出されます。
そして不快なストレスに対抗するために、ストレスホルモンが分泌されます。

その結果、視床下部の反応とストレスホルモンの刺激によって自律神経が異常に興奮し、血圧に変動が起きたり、胃腸が不規則に動いたりと身体の器官に様々な不調が出てくるようになります。

乗り物酔いは突発的な自律神経失調症

乗り物酔いの症状としては
・生唾
・あくび
・冷え
・顔面蒼白
・吐き気
・嘔吐
・めまい
・頭痛
などが挙げられます。

「乗り物酔い」とはいいますが、実際はこれだけの不調が起こります。
そのため乗り物酔いは突発的に起こる自律神経失調症と考えられています。


自律神経の調子を乱されることに対して、ある程度の耐性がある人は、たとえ乗り物酔いを起こしたとしても、重篤な吐き気や激しい症状は出にくいです。
しかし、もともと自律神経が不安定な方や自律神経失調症、うつ病などを患う方にとっては少しの平衡感覚の崩れが強い不快感、ストレスとなるため注意が必要です。

個人差はありますが、最近研究では乗り物酔いがある人と、乗り物酔いがない人のストレスホルモンの分泌量は、約10倍の差があるとされています。
また乗り物酔いがない人にはストレスホルモンの増加はほぼみられないそうです。

乗り物酔いの症状としては
・生唾
・あくび
・冷え
・顔面蒼白
・吐き気
・嘔吐
・めまい
・頭痛
などが挙げられます。

「乗り物酔い」とはいいますが、実際はこれだけの不調が起こります。
そのため乗り物酔いは突発的に起こる自律神経失調症と考えられています。

自律神経の調子を乱されることに対して、ある程度の耐性がある人は、たとえ乗り物酔いを起こしたとしても、重篤な吐き気や激しい症状は出にくいです。
しかし、もともと自律神経が不安定な方や自律神経失調症、うつ病などを患う方にとっては少しの平衡感覚の崩れが強い不快感、ストレスとなるため注意が必要です。

個人差はありますが、最近研究では乗り物酔いがある人と、乗り物酔いがない人のストレスホルモンの分泌量は、約10倍の差があるとされています。
また乗り物酔いがない人にはストレスホルモンの増加はほぼみられないそうです。

対処法① 乗り物酔いの予防には情報のズレを減らす

一つ目は「平衡感覚の情報のズレを減少させること」です。
乗り物酔いの根本的な原因である脳が感じ取る情報のズレを少なくすることができれば、乗り物酔いを起こす可能性を少なくすることができます。

車の助手席や後部座席で地図を見たり、スマホやゲームなどをしていると酔いやすいことは皆さん経験があると思います。
その理由にはカーブやブレーキによる車の動きなどが三半規管でとらえた頭部の位置情報と、地図や画面を見つめている眼球から入る情報にズレが起こるからです。
また逆に遠くの景色を見ていると酔いにくいのは、こういった情報のズレが起きにくいからです。

車に乗っている自分は身体の位置情報からしたら動いていません、当然周りの風景が動いていてはおかしい訳です。
そのため乗り物酔いを予防するために「動きや流れが小さい遠くの景色を見る」ように意識しましょう。

また揺れを認識し身構えること、揺れに身を任せないことも大切です。
「次の瞬間揺れそうだ」などがわかっているのは重要で、揺れが予測できれば身体がしっかりと反応し情報のズレを減少させることができます。
そのためにも車の状況が認識できる前の座席や窓側の座席に座り、なるべく体は進行方向を向くようにすることが重要です。

一つ目は「平衡感覚の情報のズレを減少させること」です。
乗り物酔いの根本的な原因である脳が感じ取る情報のズレを少なくすることができれば、
乗り物酔いを起こす可能性を少なくすることができます。

車の助手席や後部座席で地図を見たり、スマホやゲームなどをしていると酔いやすいことは皆さん経験があると思います。
その理由にはカーブやブレーキによる車の動きなどが三半規管でとらえた頭部の位置情報と、地図や画面を見つめている眼球から入る情報にズレが起こるからです。
また逆に遠くの景色を見ていると酔いにくいのは、こういった情報のズレが起きにくいからです。

車に乗っている自分は身体の位置情報からしたら動いていません、当然周りの風景が動いていてはおかしい訳です。
そのため乗り物酔いを予防するために「動きや流れが小さい遠くの景色を見る」ように意識しましょう。

また揺れを認識し身構えること、揺れに身を任せないことも大切です。
「次の瞬間揺れそうだ」などがわかっているのは重要で、揺れが予測できれば身体がしっかりと反応し情報のズレを減少させることができます。
そのためにも車の状況が認識できる前の座席や窓側の座席に座り、なるべく体は進行方向を向くようにすることが重要です。

対処法② 自律神経を安定させる

二つ目は「自律神経を安定させる」ことです。
仮に情報のズレが起きたとしても、自律神経が正常に保たれていれば乗り物酔いの症状を食い止めることができます。

乗り物酔いは副交感神経が過剰に優位になることで発生します。
本来優位に活動すべきでない神経の働きによって交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうことが起こります。

そのためまずは対処法として酔い止めの薬を飲むことが大切です。
酔い止めの薬に含まれている抗ヒスタミン酸には自律神経を整える作用と、胃腸の働きを正常に保つ作用があります。

乗り物酔いは脳の機能が低下していると起こりやすく、睡眠不足や過労、心身のストレスが溜まっているとよくありません。
この睡眠不足や過労、ストレスは自律神経の働きを低下させてしまうため、少しの情報のズレでも酔いやすくなります。

その他にも乗り物酔いで一度嫌な経験をすると、その後も心理的なストレスによって酔い易くなることがあります。

二つ目は「自律神経を安定させる」ことです。
仮に情報のズレが起きたとしても、自律神経が正常に保たれていれば乗り物酔いの症状を食い止めることができます。

乗り物酔いは副交感神経が過剰に優位になることで発生します。
本来優位に活動すべきでない神経の働きによって交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうことが起こります。

そのためまずは対処法として酔い止めの薬を飲むことが大切です。
酔い止めの薬に含まれている抗ヒスタミン酸には自律神経を整える作用と、胃腸の働きを正常に保つ作用があります。

乗り物酔いは脳の機能が低下していると起こりやすく、睡眠不足や過労、心身のストレスが溜まっているとよくありません。
この睡眠不足や過労、ストレスは自律神経の働きを低下させてしまうため、少しの情報のズレでも酔いやすくなります。

その他にも乗り物酔いで一度嫌な経験をすると、その後も心理的なストレスによって酔い易くなることがあります。

対処法③ 匂いも注意する

三つ目は匂いも重要です。

自分の気に入らない臭いがすると、乗っている間ずっとその臭いを嗅ぎ続けなければならないため、ストレスを強く感じます。
このストレスが自律神経が乱れやすくさせて身体の調節機能は低下してしまいます。

そのためチョコレートや飴を食べながら乗ると乗り物酔いを起こしにくくする効果があります。
理由には血糖値を上げる食べ物は乗り物酔いを起こしにくくする作用があるからです。

しかし食べ過ぎはかえって自律神経を乱れさせてしまうため注意が必要です。
また柑橘系のものを食べるのは避けましょう。
柑橘系は胃の働きを活発にして、吐きやすくしてしまうので食べるのはやめましょう。

酔ってしまった時のおすすめは氷を食べたり、首周りを冷やすことです。
冷感の刺激を与えることで交感神経優位の状態にして、酔いを緩和することができます。

三つ目は匂いも重要です。

自分の気に入らない臭いがすると、乗っている間ずっとその臭いを嗅ぎ続けなければならないため、ストレスを強く感じます。
このストレスが自律神経が乱れやすくさせて身体の調節機能は低下してしまいます。

そのためチョコレートや飴を食べながら乗ると乗り物酔いを起こしにくくする効果があります。
理由には血糖値を上げる食べ物は乗り物酔いを起こしにくくする作用があるからです。

しかし食べ過ぎはかえって自律神経を乱れさせてしまうため注意が必要です。
また柑橘系のものを食べるのは避けましょう。
柑橘系は胃の働きを活発にして、吐きやすくしてしまうので食べるのはやめましょう。

酔ってしまった時のおすすめは氷を食べたり、首周りを冷やすことです。
冷感の刺激を与えることで交感神経優位の状態にして、酔いを緩和することができます。

乗り物酔いなど自律神経の乱れによる不調は鍼灸で改善できます

このような三半規管や自律神経など身体の機能の失調による乗り物酔いは東洋医学に基づく鍼灸治療で改善することができます。
鍼灸治療は身体の緊張を取り除き自律神経の働きを正常に戻す効果があります。

そのため乗り物酔いなど自律神経と三半規管の連携機能の低下によって起こる不調は鍼灸が効果的です。
乗り物酔いなどの不調でお悩みの方は当院にご相談ください。

当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


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