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なぜ寝ても疲れが取れない?40代の疲れの原因と対処法

なぜ寝ても疲れが取れない?40代の疲れの原因と対処法
公開日:2024年4月23日
更新日:2024年4月23日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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40代から起こりやすい睡眠と疲労の悩みを解説

40代になってから寝ても疲れが取れない」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
睡眠を充分に取っているはずなのに疲れが取れず、日中は頭がぼーっとしてしまったり、集中できなかったりして、生活にも支障がでることもあります。

今回は「なぜ寝ても疲れが取れない?40代の疲れの原因と対処法」と題して、40代特有の睡眠と疲労の原因や改善対策を解説します。

40代で寝ても疲れが取れない原因は3つある

40代になって寝ても疲れが取れない状態になると、「年齢のせい」と諦めている方も多いのではないでしょうか。
しかし、体の疲れが取れないのには必ず原因があり、改善できる方法があります。

まずは「疲れが取れない40代」にありがちな原因や理由を解説していきます。

【原因その1】筋肉や筋力が衰えてきている

寝ても疲れが取れない原因でまず起こりやすいのが筋肉の衰えです。
筋肉は骨格に関わるものだけでなく心臓や呼吸器官を動かすのにもあります。
そのため体を維持するために筋肉は欠かせないものです。

一般的に人間の筋肉量は20代をピークに、徐々に減少していきます。
その結果、40代になると全身の筋肉量が低下して身体の機能を維持するのに大きなエネルギーを必要となります。
それが疲れやすさにつながるため注意してください。

【原因その2】精神的な疲れが現れやすい

40代はいわゆる働き盛りで、男女とも職場や家庭で責任が大きくなる年代に入ります。
この職場や家庭での責任が重く乗しかかることで、精神的に疲れが現れやすくなります。
結果的にこの疲労が「寝ても疲れが取れない」という原因になってしまいます。

精神的なストレスの多くは仕事のプレッシャーや人間関係などから来ものが多いとされています。
心が疲れてしまうと睡眠の質が低下しやすくなります。
しかし、日常の忙しさからこれらのストレスがリフレッシュできないことも、40代の体の疲れが取れない一因となってしまいます。

【原因その3】更年期による影響

40代でも更年期の影響は無視できません。
一般的に更年期とは、女性が閉経する前後10年間のことをいいます。

しかし、早い人だと40代前半から症状が出始めることもあります。

女性の更年期は、女性ホルモンの乱れが体調に影響を与えています。
また閉経を機に女性ホルモンの分泌量が低下しはじめることで、さまざまな体調不良やメンタル不調が引き起こされます。

女性のほうが影響を受けやすいものの、最近では男性の更年期も増えており注目されています。
男性更年期は40代前後に男性ホルモンの分泌量が減ることでバランスが崩れ、女性同様の更年期の症状が起こります。

40代に重要!寝ても取れない疲れを解消する方法

40代になって寝ても疲れが取れないことを、年齢だから仕方がないとあきらめる必要はありません。
生活習慣の改善や工夫によって身体をベストコンディションに整えることで疲れは解消できます。

これからは40代の体の疲れ解消法を具体的に解説していきます。

【その1】適度な運動

40代以降に疲れが取れにくいのは、筋肉量の低下が関係していると解説しました。
そのため体を動かすことが改善のポイントになります。
適度な運動は筋力が増えるだけでなく、新陳代謝が高まり疲労物質の排出が進みます。

また、運動の疲れはほどよい眠気を誘い、深い睡眠が取れるようになります。
おすすめはストレッチやヨガといった激しすぎず、体に負担をかけにくい運動です。

特に入浴後のストレッチは、体が温まっている状態であるため、緊張した筋肉も緩みやすく寝付きも良くなります。
もし運動する時間が作れなかったら、通勤時の階段を使用したり、早めに電車を下りて一駅分歩いて目的地まで向かうなどするのもおすすめです。

40代になったら日常生活のなかでも、できるだけ筋力が低下しないように心がけましょう。

【その2】ゆっくり入浴して温める

ゆっくり入浴するのも、40代に起こる疲労感を解消するのに有効です。
入浴は心身ともにリフレッシュでき、血行が良くなるので、更年期の不調を和らげるのにも役立ちます。

疲れをしっかり取るためには、夜寝る前にぬるめの湯船につかって、半身浴をすることがおすすめです。
体が温まったあとに体温がゆっくりと下がることで眠気がきますので、寝つきが良くなります。

その他には手足の末端が冷えると全身の筋肉がこりかたまり、疲れやすくなります。
40代の男女の方は、常日頃から体を冷やさない工夫が必要です。

【その3】栄養バランスに気を付ける

朝はお腹が空いていないからといって、「朝食を食べない」のはできるだけ避けましょう。
3食しっかり食べて、栄養バランスを補給することも疲労解消には大切です。

特に40代は、筋肉量が低下するため、予防するのにたんぱく質を意識して摂取する必要があります。
その他にもビタミンB1やビタミンCといった栄養は、疲労回復に役立つでしょう。

40代の女性の場合は、豆腐や納豆などの大豆製品を積極的に献立に取り入れていきましょう。
大豆に含まれるイソフラボンは、体のなかで女性ホルモンと似た働きをするので、更年期の不調にはおすすめの食材です。

【その4】就寝前にスマホやパソコンは使用しない

眠れないと疲れが溜まりやすくなってしまいます。
そのため疲れをしっかり取るには、質の高い睡眠をとることが大切です。

寝る前にスマホやパソコンのディスプレイを見ると、光の刺激で脳が覚醒してしまいます。
睡眠の質を高めるためにも寝つきが悪くなる原因であるスマホやパソコンの使い方には注意しましょう。

そのほか、SNSやメールのやり取りなどは精神的な疲れが起こりやすく眠れなくなることもあります。
ストレスを感じるようであれば、いったんスマホから離れてみてはいかがでしょうか。

【その5】鍼灸院を利用する

寝ても取れない疲れを取るために、鍼灸院に通うのも選択肢のひとつです。
普段の生活習慣生活を見直して疲労回復を心掛けるだけでは、なかなか取れない疲れもあります。

その場合はプロのケアに任せることも必要です。
当院なら、お客様の症状を十分にヒアリングした上で、体に負荷をかけない東洋医学の鍼灸施術をいたします。

国家資格を保有した鍼灸師による安心して施術を受けて、あなたの不調を解消します。
また、お客様が日頃から自身の体や体調の管理をできるように、運動や睡眠、栄養面におけるアドバイスも行っています。

あまりにも解消されない場合は慢性疲労症候群の可能性も

いろいろ試しても疲れが取れない場合は、病院で診てもらうことも大事です。

疲れの原因として、慢性疲労症候群が影響している可能性が最近では増えています。
体調不良や不眠が半年以上続くようであれば、一度は病院で詳しくチェックしましょう。

当院の下記のブログでは慢性疲労症候群について解説しています。
気になる方はぜひご一読ください。

40代の疲れを改善するためには鍼灸施術が効果的

自分でセルフケアしても身体の疲れがとれない場合は、鍼灸施術で筋肉のこりを解消させたり自律神経を整えることで早期の改善が期待できます。
特にホルモンや自律神経の乱れはマッサージよりも鍼灸施術の方が効果的にアプローチできます。

また、身体全体の疲労を効果的に解消させるなら首や肩のこりも合わせてケアすることもとても重要になります。
首や肩の筋肉が緩むと、疲労の改善以外にも「睡眠の質が上がった」「頭重感がすっきりした」という効果も期待できます。

なかなか解消できない40代の疲労でお悩みの方はご相談ください。



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