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【鍼灸師監修】仕事のモチベーションが上がらない理由

【鍼灸師監修】仕事のモチベーションが上がらない理由
公開日:2023年09月21日
更新日:2023年10月01日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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モチベーションが上がらないのは気持ちの問題?

人は「なんだかやる気が起きない」「仕事をしようにも億劫で動けない」などの気持ちが起こると「モチベーションが起きない」と表現します。モチベーションとは日本語に訳すと「人が何かをする際の動機づけや目的意識」という意味です。モチベーションが起きないときに多くの方はその意味のとおりにやる気がおこすための理由や動悸、行動を起こすための目的などを探すために思考を巡らします。しかし、このモチベーションが上がらない理由は単なる気持ちの問題だけでなく脳のホルモンにも関係があることが最近わかってきました。

やる気スイッチは脳のホルモンから起きる

モチベーションに大きく影響を与えている脳内ホルモンにはオキシトシン、ドーパミン、セロトニンの3種類があります。このホルモンは通称「幸せホルモン」と呼ばれており、このホルモンがバランスよく脳内で分泌されるとやる気スイッチがONになりモチベーションが高まって目的や動機に対して行動が結びつきやすくなります。各ホルモンの特徴になりますが、オキシトシンは安らぎや思いやりをもつ気持ちが高まり人とのコミュニケーション力が高まる作用があります。ドーパミンは作業に対するやる気や幸福感などを高める作用があります。セロトニンはストレスに対する抵抗力を高める作用があります。この3つの分泌をスムーズに促すことでモチベーションが高まるとされています。※1

生活習慣が乱れるとモチベーションが下がる

モチベーションが下がる原因には脳内ホルモンの影響があることを解説しましたが、この脳内ホルモンの分泌低下には「生活習慣の乱れ」が起因していると考えられています。「最近、食事は外食やコンビニで簡単に済ましてしまう」「休日はお昼過ぎまで寝だめしてしまう」「ついつい、夜中まで起きてテレビを観ている」など、なんとなく前に比べると生活にメリハリがなくなっている事はないでしょうか。こういった食事や睡眠など日々繰り返す生活習慣に乱れが生じてしまい、乱れたままを続けてしまうと脳内のホルモン分泌も乱れてしまい結果としてモチベーションが下がってしまいます。そのため「仕事へのモチベーションが上がらない」と思う方は仕事への動機や目的意識を探すよりも日々の生活習慣を修正することで自然とモチベーションが上がると考えられます。

仕事のモチベーションを上げる方法生活習慣3選

仕事へのモチベーションが生活習慣と結びついていることを解説しました。最後に仕事へのモチベーションを上げる生活習慣3選を解説します。
【方法1:食事の前に温かい白湯を飲む】
東洋医学的な観点による方法になるのですが、食事の前に胃腸を温める目的で白湯を飲むと胃腸の働きが活発になり消化吸収が高まって身体に栄養を取り込みやすくなります。結果的に頭の働きも向上しモチベーションが上がりやすくなります。
【方法2:平日と休日ともに同じ時間に起床し就寝する】
脳内ホルモンの分泌には自律神経が関係しているのですが、安定的に脳ホルモンの分泌を促すためには朝起きる時間と夜寝る時間を固定することが大切です。休日の寝だめなどは脳内ホルモンの分泌を乱れさせてしまうため注意が必要です。
【方法3:快便になるように腸内を整える】
最近の研究では腸と脳の働きには相関関係があると言われています(これを脳腸相関といいます)便秘で悩まれている方で「便秘の時は頭がぼーっとするが便秘が完治すると頭がスッキリする」ということがあります。これは腸の働きが正常に戻ると脳の働きも同時に正常に戻る脳腸相関が関係していると考えられます。そのため腸を整えると脳内ホルモンの分泌も高まりモチベーションが上がると考えられます。
※2 ※3

実はカウンセリングによる心理的ストレスの軽減で改善できる

自律神経失調症は「自律神経失調症そのものがストレスに感じる」「治らないことが余計に不安になり症状が強くなる」「ついつい自律神経失調症のことを気にしてしまう」といった不調に対する捉え方や考え方によっても症状を悪化させることがあります。そのため改善のためには不調そのものに対する捉え方や考え方を修正することがとても重要になります。日々、知らず知らずのうちに症状を強めてしまったり改善を妨げている心の癖や考え方の癖を、正しく修正し心理的ストレスを軽減させることで自律神経失調症が完治されることが多々あります。当院でもカウンセリングと鍼灸を組み合わせた方法で治療を行っております。ぜひ、強い精神的なストレスと不調でお悩みの方はご相談ください。

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[参考]
※1 幸せホルモンには種類がある!出し方を学ぼう! / りずみんの健康管理コラム (健康管理検定)
https://kentei.healthcare/column/2201/
※2  早寝・早起き・朝ご飯 / 公益財団法人宮崎県健康づくり協会
https://www.miyakenkou.or.jp/ctrl-kenkou/wp-content/uploads/02-ikiiki.pdf
※3 脳腸相関 / ヤクルト中央研究所

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