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体がチクチクするストレス症状は自律神経

体がチクチクするストレス症状は自律神経
公開日:2022年12月20日
更新日:2023年12月16日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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病院やクリニックで治らない体がピリピリする症状でお悩みの方が増えています

現在、当院では病院やクリニックで治らない体がピリピリする症状でお悩みの方が多くご来院されています。

その中でも「体のあちこちがチクチク痛い」、「体がピリピリする」、「皮膚の表面がピリピリする」という不調を訴える方が増えています。
手術後やケガ、病気の急性期が過ぎて慢性期に移行すると今まで強い痛みだった急性期の症状に比べると慢性期の症状は鈍い痛みに変わります。

しかし、この継続的な鈍い痛みによって引き起こされるのが「体がピリピリする」という神経障害性疼痛(しんけいしょうがいせいとうつう)というものです。

今回は「体がチクチクするストレス症状は自律神経」と題して神経障害性疼痛の原因とメカニズム、さらに改善のための鍼灸治療の有効性について解説します。

体がピリピリする痛みは神経障害性疼痛というもの

神経障害性疼痛は感覚神経が障害されており、神経が過敏になり、痛みの信号が出過ぎてしまう状態です。

整形外科的な疾患であれば椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、三叉神経痛などで神経障害性疼痛が起こりやすいとされています。

整形外科では「治っている」と診断されているにも関わらず「まだ腰が痛む」という症状であれば神経障害性疼痛の疑いがあります。※1

体がピリピリする痛みは帯状疱疹後に起こりやすい

整形外科以外で神経障害性疼痛になりやすい傾向にあるのが帯状疱疹後の後遺症です。

帯状疱疹は発症すると「ピリピリ」とした痛みが出現しますが、発疹が治まった後でも「ピリピリ」とした痛みが残ることがあります。
これは先ほど解説した整形外科における「椎間板ヘルニアは治ったのに鈍いピリピリとした痛みが残っている」と同じメカニズムになります。

そのため発症後から「いかに後遺症(神経障害性疼痛)を残さないように治癒させるか」が神経障害性疼痛を防ぐために大変重要になっていきます。

体がピリピリするのは自律神経の不調により血流が低下している

この神経障害性疼痛の出現する原因に交感神経の興奮によって起こる血行不良が要因としてあげられます。

神経障害性疼痛になる方の多くは急性期から続いている「痛み」の存在があります。
この痛みは自律神経の中でも「交感神経を優位」にさせる反応が起こります。

交感神経が優位に働くと血管が収縮し血流が悪くなるのが特徴です。
そのため常にケガや病気の部位は血流が悪くなり神経を含めた軟部組織(筋肉や皮膚など)の栄養が不足します。

この血流が悪くなって栄養不足に陥ることで痛みが繰り返し出現するといわれています。

自律神経が原因の神経障害性疼痛は気が紛れていると痛みが起きない

このような自律神経(交感神経優位)が関わる神経障害性疼痛の特徴的な反応に「仕事など別の事に意識が集中していると痛みを感じない」「症状を気にすると痛みが悪化したりする」といった特徴があります。

これは自律神経が心理的なストレスとの結びつきが強く、意識などによって脳の痛みの認識が過剰に働くことが関係しています。
よって、改善のためには脳の痛みに関する過剰な働きを鎮静させることが優先されます。

セルフケアとして温めることで体のピリピリした痛みは緩和される

セルフケアとして温めることで体のチクチクした痛みは緩和される

そのため神経障害性疼痛のピリピリした痛みを緩和させるには「患部を温める」という方法がよいとされています。

入浴やホッカイロなど患部を温めることで収縮していた血管が拡張し血流が良くなるため神経障害性疼痛が痛みが治まります。

体がピリピリする症状は自律神経を整えることが大事

この神経障害性疼痛を改善するためには交感神経を優位させている自律神経の不具合を改善するのが根本的な治療になります。

西洋医学では自律神経を改善するための治療法がありません。
そのため対処療法として薬が処方されますが効果は期待できません。

しかし、東洋医学の鍼灸や漢方は神経障害性疼痛を出現させている根本的な原因の体質を改善する治療ができます。※2

当院が考えるピリピリする痛み症状を治す鍼灸治療

このような身体のあちこちがピリピリする不調は東洋医学では虚証(きょしょう)という体質で考えます。

虚証は体力低下やエネルギー不足の方をさしますが、とくにその中でも「体表面の皮膚に血液や栄養が行き届いていないことで痛みが出現する」といいます。
そのため当院では局所的にピリピリした痛みの患部に鍼灸治療を行うだけでなく、全身の血行循環を改善したりや筋肉の緊張を完治させて疲労回復を促します。

それにより全身の血流が上昇し皮膚の栄養状態も良好になるため症状が改善されると考えます。

【改善例&効果の高いツボ 】一日中身体がチクチクと痛む(40代女性)

【治療の体験者&改善例 】
40代女性で「1年前から身体のあちこちがチクチクと痛くて気になる」との訴えでご来院されました。

この患者様は当院にご来院前は皮膚科で診察を受けており「帯状疱疹ではない、原因不明の症状」との診断を受けておりました。
また婦人科にも診察を受けていますが「更年期障害は無し」との診断も受けています。

当院では東洋医学に基づく問診と検査で症状の根本的な原因をお調べすることにしました。
問診ではチクチクとした症状だけでなく、強い便秘、脇腹周囲の張り感、げっぷなどがあり強いストレスが起きていることがわかりました。

そのため治療計画はストレスの緩和を主として組み立てることにし、鍼灸によって改善を促す治療を行いました。


【主に利用したツボ】
・少府(しょうふ)・・・手掌、第5中手指節関節の近位端と同じ高さ、第4・第5中手骨の間。

神経障害性疼痛の改善には当院の鍼灸治療が効果的

現在、当院では病院やクリニックで治らない体がピリピリする症状でお悩みの方が多くご来院されています。

神経障害性疼痛は東洋医学に基づく鍼灸治療が効果的です。
東洋医学は一人ひとりの体質を診断し、その体質に合ったツボを選んで治療を行い、鍼灸治療の効果を最大限に引き出します。

また西洋医学のように薬物による副作用や依存性などもなく安心・安全に受けていただけます。

ぜひ、「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。



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[参考]
※1.神経障害性疼痛について/医療法人ウェルライフ アイさくらクリニック
https://www.aisakura.com/57507.html
※2.「慢性疼痛に東洋医学的視点を」/高村光幸

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