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自律神経失調症で声が出ない声枯れ症状に鍼灸

自律神経失調症で声が出ない声枯れ症状に鍼灸
公開日:2022年12月19日
更新日:2024年03月14日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。

病院やクリニックで治らない声が出ない症状でお悩みの方が増えています

現在、当院では病院やクリニックで治らないストレスで声が出ない症状でお悩みの方が多くご来院されています。

その中で特徴的な症状に「ストレスで声が出にくい」「ストレスで声が小さくなった」「ストレスで一時的に声が出ない 」といった症状でを訴える方が増えています。
このような突然声が出なくなる原因には心理的ストレスによる自律神経の失調が関係しています。

今回は「自律神経失調症で声が出ない声枯れ症状に鍼灸」と題して心因性失声症が起こる原因と鍼灸の有効性について詳しく解説していきます。

ストレスで急に声がかすれたり出なくなるのはなぜか

心の不調が身体の症状を引き起こすのが心因性失声症

この突然声が出なくなる症状を心因性失声症と呼びます。
心因性失声症は昔は「神経症(ノイローゼ)、ヒステリー障害」と呼ばれることもあった心理的な不調による病気です。

発声に関わる喉や声帯を検査しても何の異常も認められることがないにも関わらず声が出なくなるのが特徴的な症状です。
現在ではこの心因性失声症は「転換性障害」と呼ばれる心の病気に分類され、心理的な不調により身体の症状や機能障害が出現するものと考えられています。

【注釈】・・・転換性障害は心理的ストレスによって手足が動きにくくなったり、匂いを感じにくくなったりする症状が出てきます。※1

ストレスで声が出ない症状は30歳以上の女性に多い

心因性失声症は発声器官や脳に異常がなく精神的なストレスや心的外傷によって声が発することができなくなった状態です。
症状は「声が出ない、話せない状態になる、声が出てもかすれたり、しわがれ声になってしまう」等の症状も含みます。

心因性失声症が起こりやすい年齢層などは30歳以上の女性に多い傾向にありますが、男性にも見られます。
突然、声が出なくなるため周囲も驚き、耳鼻科、脳神経外科などを受診しますが検査では異常がみられず、精神科、心療内科などで「心因性失声症」と診断されるケースが多々あります。

強いストレスで自律神経が乱れると声は出なくなる

発声器官(喉や声帯など)は自律神経によってコントロールされています。
そのため自律神経が失調することで発声器官のコントロールができなくなり心因性失声症になると考えられています。

そのため強いストレスなどが身体にかかることで「声が出ない、話せない状態、声が出てもかすれたり、しわがれ声になってしまう」といった声を出そうにも出ない状態が出現します。

ストレスを緩和させることで自律神経の機能が向上する

心因性失声症は「自律神経の慢性疲労」と考えて積極的に自律神経の疲労を完治することで改善できます
そのためには乱れた自律神経を整え精神的なストレスを完治させる方法が効果的です。
この自律神経の疲労を完治させるには鍼灸治療が効果的です。

ストレスで声が出ない症状はどのくらいで完治するのか

心因性失声症は原因である心理的ストレスを軽減させ、気持ちをリラックスする状態に保つことが大切といわれています。
治療にかかる期間は個々で異なりますが、おおよそ1週間~数ヶ月で完治することがほとんどです。※2

心因性失声症におすすめの漢方薬は半夏厚朴湯

東洋医学では心因性失声症は強いストレスや抑うつによって気の巡りが喉で滞っている状態と考えます。これを気滞(きたい)といいます。

この喉の気滞に用いられる漢方薬は半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)になります。これを服用することにより気の巡りがスムーズになり喉の不調を和らげることができます。

半夏厚朴湯は心因性失声症のほかに、喉の詰まり感や違和感、胸のモヤモヤ、嚥下がしづらいなど喉に関わる不調によく処方されます。

【注釈】・・・半夏厚朴湯は保険適用もあり、ツムラ16が製品番号になります。服用する場合は医師、薬剤師と相談した上で開始してください。

実はカウンセリングによる心理的ストレスの軽減で改善できる

心因性失声症は「心因性失声症そのものがストレスに感じる」「治らないことが余計に不安になり症状が強くなる」「ついつい心因性失声症のことを気にしてしまう」といった不調に対する捉え方や考え方によっても症状を悪化させることがあります。
そのため改善のためには心因性失声症そのものに対する捉え方や考え方を修正することがとても重要になります。

日々、知らず知らずのうちに症状を強めてしまったり改善を妨げている心の癖や考え方の癖を、正しく修正し心理的ストレスを軽減させることで心因性失声症が完治されることが多々あります。当院でもカウンセリングと鍼灸を組み合わせた方法で治療を行っております。
ぜひ、強い精神的なストレスと不調でお悩みの方はご相談ください。

当院が考える心因性失声症を治す鍼灸治療

心因性失声症の多くは強いストレスや抑うつによって自律神経が乱れて起こっています。
そのため当院では自律神経の働きを正常に戻すことを鍼灸治療で優先的に行っております。

そのためにも患者様の体質や病態を問診や検査でしっかりとお調べしております。
この詳細な体質や病態を把握することで治療に用いる東洋医学のツボを決めることができます。

正確に患者様の体質に必要なツボを刺激することで鍼灸治療の効果が引き出すことができます。

ストレスで声がかすれたり出なくなる症状は当院の鍼灸治療で改善できます

現在、当院では病院やクリニックで治らないストレスで声が出ない症状でお悩みの方が多くご来院されています。
このような自律神経の乱れが原因の心因性失声症は東洋医学に基づく鍼灸治療が効果的です。

東洋医学は全ての病気を体質によって出現したものとして捉えて治療を行います。
また東洋医学は精神的なストレスと内臓や器官の不調を常に関連付けて治療を行うことができるため、心因性失声症のような心理的なストレスによる不調もカヴァーできます。

ぜひ、「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。



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[参考]
※1.声が出ない(心因性失声症)/心療内科・精神科とよだクリニック
※2. 失声症と失語症の違い ~声が出なくて悩んでいる方へ~/日本福祉教育専門学校

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