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頭痛のような目の奥の痛みには東洋医学の鍼灸

公開日:2022年11月19日 更新日:2023年01月06日
目次 1.頭痛のような目の奥の痛みを感じる 2.上咽頭炎や副鼻腔炎による後鼻漏でも目の奥が痛むことがある 3.眼精疲労は悪化すると実際に筋緊張型頭痛や偏頭痛が発生する 4.目の奥の痛みがある人の全身症状 5.東洋医学ではこの「頭痛のような目の奥の痛み」を“肝血虚” 6.目の奥の痛みは東洋医学の鍼灸で改善する

東京都武蔵野市三鷹駅北口にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログ記事を書いている我々は5万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。

1.頭痛のような目の奥の痛みを感じる

首、肩、腰といった部位の痛みとは異なり、目の痛みははっきりと「ここが痛い!」と位置が分かりません。 人によって「目の内側が痛い」「目から後頭部にかけて痛む」など痛みの表現がさまざまになります。 その中で最も目の痛みで多い表現に「頭痛のような目の奥の痛み」があります。 この「目の奥の痛み」にはどのような不調が隠されているのかを解説していきます。
2.上咽頭炎や副鼻腔炎による後鼻漏でも目の奥が痛むことがある
この「頭痛のような目の奥の痛み」で一番多い症状は眼精疲労です。 スマホやタブレット、パソコンなどの画面を長時間見続けることで目に疲労が溜まることで、目の奥の痛みや充血、目のかすみなどの症状が現れます。 また集中して目を使うことで瞼を閉じる回数が減るためにドライアイなども出現するためより眼精疲労が強く出ることもあります。 また上咽頭炎や副鼻腔炎などの炎症症状によって起きる後鼻漏でも目の奥が痛むことがあります。 主にウイルスや細菌感染によって炎症が起こりますが、最近では自律神経の乱れによる機能低下でも起こることが確認されています。
3.眼精疲労は悪化すると実際に筋緊張型頭痛や偏頭痛が発生する

「頭痛のような目の奥の痛みを感じる」という眼精疲労は悪化すると実際に筋緊張型頭痛や偏頭痛が発生することがあります。 視覚的な情報処理は脳で行われているため慢性的な眼精疲労は脳にストレスを与えて偏頭痛を起こる可能性があります。 目の奥の痛みが徐々に強まったり、痛みの範囲が拡がる感じが出てきたら筋緊張型頭痛や偏頭痛が出現する可能性があるので注意が必要です。
4.眼の奥の痛みがある人の全身症状
目の奥の痛みがある人は全身症状があります。該当する項目が多いほど眼精疲労の度合いが強い傾向にあります。 ・目の痛み ・目のかすみ ・まぶしさ ・充血などの目の症状 ・ドライアイ ・頭痛 ・肩こり ・吐き気 ・不眠症や睡眠障害
5.東洋医学ではこの「頭痛のような目の奥の痛み」を“肝血虚”

東洋医学ではこの「頭痛のような目の奥の痛み」を“肝血虚”と呼びます。 目を酷使することで肝臓に貯蔵していた血液を消耗してしまい枯渇することで不調が出現します。 【肝血虚の症状】 ①血液不足の症状→ 生理不順,眼精疲労,けいれん,手足のしびれ,めまい ②筋肉の症状 → 筋のしびれ,けいれん,爪の変形 ③目の症状 →目の充血,目のかすみ,ドライアイ,めまい ④自律神経の症状 →下痢,生理痛,頭痛,情緒不安,両脇の張り感 東洋医学では血液は目の栄養として消費されるだけでなく、精神安定にも寄与しているため眼精疲労が出現するとイライラなど情緒の乱れも出現します。 不足した血液を補うことで目の奥の痛みは解消されます。
6.目の奥の痛みは東洋医学の鍼灸で改善する

このように頭痛に似た目の奥の痛みは眼精疲労のほかに上咽頭炎や副鼻腔炎などで漏出する後鼻漏で起きている可能性があります。 これらの症状の多くは自律神経の乱れによる免疫力低下などが考えられ、西洋医学の薬による対処療法では改善できません。 根本的な体質改善ができる東洋医学に基づく鍼灸治療が効果的です。 ぜひ、眼精疲労、上咽頭炎、副鼻腔炎などによる目の奥の痛みでお悩みの方は当院の東洋医学に基づく鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。

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