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一生治らない不眠症の治し方

公開日:2022年10月30日 更新日:2023年03月23日 睡眠衛生とは質の良い睡眠を得るための行動や環境を整える指導になります。 睡眠衛生には浅い眠りを改善、深い睡眠を得る方法があるため改善項目の数によって実は不眠症のセルフチェックにもなります。 ぜひ不眠症や睡眠障害でお悩みの方は読んでみてください。

東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログ記事を書いている我々は5万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。
目次

不眠症で最初に考えるべき睡眠衛生

不眠症状を訴える方に共通した生活習慣に「不適切な睡眠衛生」があります。 不眠症状の背景にはこの睡眠衛生(睡眠をとるための環境が整っているか)やその他の生活習慣の乱れの存在があります。
睡眠衛生の向上で不眠が解消し睡眠薬が不要になる

適切な睡眠衛生指導を行うことで不眠症治療の効果を高めます。 睡眠衛生の向上は睡眠の質を高め安易な薬物の服用と睡眠薬の多剤化を防ぐことができます。 安易な薬物の服用と不眠症の慢性化を防ぐためには適切な睡眠衛生の評価と指導が必要です。
眠れないことへの不安がより頭を覚醒させてしまう
「布団に入ったが眠れずに頭が覚醒して眠れない不安が高まる」という経験をしたことはありますでしょうか。このような布団の中に入ってもなかなか寝付くことができず、不安を感じながら布団の中で過ごす状態を“過覚醒不眠”と呼びます。 布団の中で鬱々とした不安を繰り返すことで「布団に入ると頭が覚醒する」という記憶が脳に形成されてしまい睡眠の妨害になってしまいます。
脳の働きであるホルモン調整が高まりすぎている

また、この過覚醒不眠が形成される要因に脳のホルモン調整の機能異常が関係していると考えられます。 過覚醒不眠も含め不眠症患者は健常人と比較して24時間(特に午後と夜間前半)における副腎皮質刺激ホルモンとコルチゾール(血糖値をあげて身体を興奮させる)の分泌が亢進しており身体が興奮しやすい状態にあると考えられています。 このホルモンによる興奮が不眠症が起こる一つの要因になります。 また不眠症患者は睡眠時および覚醒時の大脳においても糖代謝低下が減弱(糖代謝が下がらない)するため脳が休まらず入眠障害が起こると考えらえます。
まとめ
- 不眠症状を訴える方に共通した生活習慣に「不適切な睡眠衛生」がある
- 睡眠衛生の向上は睡眠の質を高め安易な薬物の服用と睡眠薬の多剤化を防ぐことができる
- 布団の中に入ってもなかなか寝付くことができず、不安を感じながら布団の中で過ごす状態を“過覚醒不眠”と呼ぶ
- 不眠症患者は睡眠時および覚醒時の大脳においても糖代謝低下が減弱(糖代謝が下がらない)するため脳が休まらず入眠障害が起こる
鍼灸治療をすることで睡眠衛生が向上します
鍼灸治療は寝付きが悪い、眠りが浅いといった睡眠障害や不眠症の方に効果的です。 また鍼灸治療は睡眠薬の減薬や断薬にもつながります。漫然とした睡眠薬の服用は「飲まないと眠れない」という精神的な依存にもつながります。 ぜひ、不眠症や睡眠障害があり睡眠薬の服用に悩みがある方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。

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