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下半身だけ寝汗をかく病気は鍼灸で完治する

下半身だけ寝汗をかく病気は鍼灸で完治する
公開日:2022年10月21日
更新日:2022年10月29日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。

病院やクリニックで治らない下半身の寝汗でお悩みの方が増えています

現在、病院やクリニックで治らない下半身だけ寝汗をかく症状でお悩みの方が多くご来院されています。

その中でも特徴的な症状に「女性で寝汗を下半身だけかく」「寝てるときに足だけに汗をかく」「男性更年期でもないのに就寝中に下半身に寝汗をかく」という訴えをする方が増えています。
一般的には汗は暑い場所に居たり、緊張したりしたときにかくものです。

しかし、そのような環境や場面でなくても大量に汗をかいたり、じっとりと頭や顔に汗をかいている場合、東洋医学では不調や病気などが起こる前触れとであると考えます。

今回は「下半身だけ寝汗をかく病気は鍼灸で完治する」と題して日中や夜間における下半身の汗の原因や不調、その不調の東洋医学に基づく鍼灸治療の有効性を解説していきます。

ダラダラと汗をかく原因は体力の消耗が原因にある

とくに運動しているわけでもなく、また暑い場所にいるわけでもないのにじっとりと汗が出たり、ダラダラと頭や顔から汗が出てくる経験がある方はいますでしょうか。

このダラダラ汗は東洋医学では体力の消耗が激しく虚弱体質の方に起こる「自汗じかん」という症状です。

自汗は体力が低下すると身体の水分を体内に保持することができなくなり外に流れ出てしまう病態です。この体力消耗の状態を東洋医学では気の不足として考え「気虚(ききょ)」と呼びます。※1

ダラダラと汗をかく気虚体質の症状

ではダラダラと汗をかくような自汗がある人はどのような全身症状があるのでしょうか。

以下の通りです。 [自汗がある人の特徴] 風に当たると寒気を感じる、風邪を引きやすい、疲れやすい、息切れしやすい、咳が出やすい、顔色が白い などがあります。

東洋医学ではこの自汗がある気虚体質は体力や免疫力などに関わる気(エネルギー)が消耗し、病気になりやすい状態をさします。
また気虚体質は身体を保温する力も落ちているため、身体が冷えやすく冷え症などになりやすい傾向にあります。※2

下半身にだけ汗をかく原因は陰陽のバランスが崩れている

この気虚による自汗が長く続くと身体の体液が不足し陰陽のバランスが崩れてしまいます。

これを東洋医学では陰虚(いんきょ)といいます。
身体の体液が不足すると身体の熱を冷ますことができず身体に熱がこもってしまいます。

この内側から起こる熱によって発生する汗を盗汗(とうかん)と呼び、この盗汗を一般的には寝汗といいます。
とくに下半身に汗をかきやすい場合、東洋医学では陰陽のバランスが大きく崩れて身体の熱が強くこもると下半身の寝汗が起きると考えられています。

暑い時期でもないのに身体がほてったりダラダラと寝汗をかく症状が陰虚になります。
汗を改善するためにはこの陰にあたる(血液や体液)が増えるように習慣を変えることが重要です。 

下半身にだけ寝汗をかく陰虚体質の症状

下半身にだけ寝汗をかく症状は他にどのような全身症状はあるのでしょうか。
以下の通りです。

[下半身の寝汗がある人の特徴]
手足のほてり、のぼせ、めまい、かすみ目、のどが渇く、粘膜の乾燥、便秘、便が固い
などがあります。

東洋医学ではこの寝汗がある陰虚体質は体液である血液やリンパ液が不足しており、ほてりやのぼせなど身体が熱くなる不調になりやすい状態と考えます。
また陰虚体質は自律神経やホルモンのバランスにも関わりがあるため精神症状や婦人科系の症状も起こりやすい傾向にあります。※3

【改善例&効果の高いツボ 】毎日下半身だけ寝汗をかいて目が覚めてしまう(30代女性)

【治療の体験者&改善例】
30代女性で「半年前から毎日下半身だけ寝汗をかいて途中で目が覚めてしまう」との訴えでご来院されました。

当院にご来院される前に婦人科クリニックにて検査を受けましたが「とくに異常がない」との診断を受けたようです。
当院では東洋医学の観点で体の異常を調べて鍼灸治療を行います。寝汗症状は東洋医学では「陰虚(いんきょ)」と呼ばれる身体の体液が不足している症状と考えられています。

とくに「下半身だけ」となるとさらに「腎(じん)」と呼ばれる身体の水分代謝が低下していると考えます。
そのためこの患者様は「体液の量が減少し、水分の循環も低下している」と推測し鍼灸治療を行い改善を促しました。

【主に利用したツボ】
・太淵(たいえん)・・・親指の付け根あたりで、手のひら側にある手首にできるしわの端。

当院が考える下半身の寝汗を治す鍼灸治療

東洋医学ではこのような寝汗の症状は陰陽(バランス)と気血(エネルギー)の失調によって起こると考えます。

当院は東洋医学の考えに基づき患者様の個々の体質を問診や検査によってお調べしお身体の状態や病態を把握します。

その診断結果を基に東洋医学のツボを選定し正確な鍼灸治療を行います。それにより鍼灸治療の効果を最大限に引き出します。

下半身の寝汗などの不調は当院の鍼灸治療で改善できます

現在、病院やクリニックで治らない下半身だけ寝汗をかく症状でお悩みの方が多くご来院されています。

このような何をしてなくてもじっとりと寝汗をかく症状は慢性疲労による自律神経やホルモンの症状です。
慢性疲労による不調は寝汗をかく不調だけでなく、内臓の機能低下も引き起こします。

この自律神経やホルモンの症状には当院の東洋医学の鍼灸治療で改善ができます。
ぜひ、「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。



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[参考]
※1「気」について/和漢全人会 花月クリニック
http://kagetsu-clinic.or.jp/kanpou/k_02.html
※2漢方薬による治療 気虚(ききょ)や瘀血(おけつ)、水滞の診断や処方について/NHK 健康Ch
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_997.html
※3 陰虚体質/あやこレディースクリニック
https://ayako-clinic.com/medicine/inkyo/

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