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あくびで顎の下がつる症状の正しい治し方

あくびで顎の下がつる症状の正しい治し方
公開日:2024年1月31日
更新日:2024年1月31日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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あくびで顎の下がつったり、こむら返りでお悩みの方へ

顎の不調で悩んでいる方に「あくびをすると顎がつる、こむら返りが起こる」という症状でお悩みの方が多くおられます。

このようなあくびにおける顎の不調でお悩みの方の共通点に「あごの下に痛みが出た」「舌の付け根がつる」「喉につる感じがする」といった不調を訴える傾向があります。

このような症状が起こる原因には「舌骨上筋群」が関係しています。

今回は「あくびで顎の下がつる症状の正しい治し方」と題してあくびで顎がつるメカニズムや原因と改善方法を解説します。 

顎がつったり、こむら返りが起こる原因

あくびによる顎につる症状が起こるのは噛むために必要な顎の筋肉(咀嚼筋、特に外側翼突筋)に運動障害が起こるためです。

顎の筋肉に無理な力が加わったり、自律神経系のバランスが崩れ、筋肉が緊張状態になると「こむら返り」の様な症状が起こります。

結果として「口を開けたときにつる」「こむら返りが起こる」などの症状が現れます。

この顎のつり症状を放置したままにすると、顎の筋肉の緊張から肩こり、頭痛、めまいなど自律神経失調症による全身症状が出てしまいます。

症状が続くと自律神経系の不調がひどくなり、さらにそのことが「食いしばりや歯ぎしり」などを引き起こします。

症状が悪化するという悪循環が形成され、治らなくなってしまいます。※1

顎の下に痛みが出やすいのはなぜか

よくあくびによる顎のつり感で痛みを感じやすい箇所に「顎の下」があります。

この場所にある筋肉は「舌骨上筋群(ぜっこつじょうきんぐん)」と呼ばれる、舌骨というU字型の骨の上にある小さな筋肉です。

この舌骨上筋群の働きには「物を飲み込む(嚥下)」など喉の動きにかかわっています。

この舌骨は舌骨上筋群で下顎骨や頭蓋骨につながっており、下にある舌骨下筋群で胸骨や肩甲骨へつながっています。

そのため舌骨上筋群の動きが悪くなると連動して舌骨下筋群にも影響を及ぼします。

顎の下の痛みを放置すると肩こりや肩こり頭痛が起こりやすいというのはこういった構造によるものからも起きています。※2

あくびによる顎のこむら返りが起こりやすい人の特徴

あくびによる顎のこむら返りが起こりやすい人の特徴は以下の通りです。

[特徴]
・集中すると首や肩に力が入りやすい
・ストレスを感じると眠りが浅くなる
・朝起きると顎が張っている
・頭痛が起きやすい
・咀嚼すると顎が疲れやすい

顎のつりやこむら返りを予防するための方法

顎や喉の周りにある筋肉(とくに舌骨上筋群)が硬くなってしまうことで、顎の動きが悪くなってしまいます。
この筋肉の硬さをほぐし、下顎を正しい位置に戻すためのストレッチを紹介します。

①歯と歯を合わせて「い」の口の形を作る
②下顎をゆっくり右に動かし、左にも動かす(右から左にゆっくりスライドする)
③口を大きく開けたまま、下あごを右にスライドさせ、ゆっくり口を閉じる
④同じように左で繰り返す 1~4を 右回り、左回り で2回ずつ繰り返します。

顎の下のつりやこむら返りは鍼灸治療で完治する

このような顎の下のつり感やこむら返りを改善するためには鍼灸治療が効果的です。

鍼灸治療はマッサージや指圧では届きにくい痛みを起こしている筋肉へのアプローチが可能であるため即効性の高い治療が可能です。
また鍼灸には自律神経の乱れを安定させる反応も起こすためリラックス効果を高め食いしばりや歯ぎしりを抑える効果もあります。

ぜひ、治りにくい顎の不調でお悩みの方はご相談ください。



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顎動かすとシャリシャリ鳴る症状に鍼灸治療
[参考]
顎関節症とは?/筒井歯科医院 ※1
あごの下のこむらがえり/三重大学 発生再生医学研究分野 ※2

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