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更年期うつに効果的な薬膳茶を紹介

公開日:2023年02月01日 更新日:2023年02月01日
目次 1.身体や脳の衰えがうつの原因のひとつと考えられている 2.うつ症状の緩和にトリプトファンが必要 3.至福物質のアラキドン酸は肉や卵から摂取する 4.セロトニンを分泌させるコツは光、運動、ポジティブな考え方が大事 5.更年期からくるうつ症状はクコなつめ茶が効果的 6.40代後半になったら予防のために飲み続けましょう 7.クコなつめ茶の作り方

東京都武蔵野市三鷹駅北口にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログ記事を書いている我々は5万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。

1.身体や脳の衰えがうつの原因のひとつと考えられている

うつの発症原因のひとつには、脳の衰えが関係していることをご存じでしょうか。私たちの身体の中には「セロトニン」という物質が分泌されています。 これはホルモンの一種ですが、脳内でも分泌されており、その主な役割は、感情をコントロールして精神を安定させることです。 ところが加齢とともに身体や脳が衰えてセロトニンの分泌が減少してしまうと、ストレスに弱くなったり、不安な気持ちが強くなったり、不眠になるなどの症状としてあらわれるのです。
2.うつ症状の緩和にトリプトファンが必要

そのためうつ症状の緩和にはセロトニンの分泌を増やすことが効果的と考えられています。 セロトニンの分泌には、材料となる必須アミノ酸の「トリプトファン」が必要です。そしてトリプトファンは、食事からしかとることができません。 そこで、トリプトファンを多く含む肉や卵を意識的に食べて欲しいのです。肉なら種類は何でもいいのですが、1日に70gが必要です。 卵なら1個です。卵を食べるなら、肉を食べなくてもいいですし、ベーコンやハムなどと一緒に朝食で食べるのもいいでしょう。
3.至福物質のアラキドン酸は肉や卵から摂取する

また肉や卵にはアラキドン酸という必須脂肪酸も含まれており、それがアナンダマイドという至福物質に変わります。この至福物質が増えれば、気持ちを前向きに変えていくときに有効というわけです。
4.セロトニンを分泌させるコツは光、運動、ポジティブな考え方が大事

食事からセロトニンの材料となるトリプトファンを取り入れたら、それを効率よくセロトニンに変換させる方法を試してください。 その方法で必要なのは、光、軽い運動、明るく前向きな考え方です。たとえばこのようなことです。 「朝食に肉と卵」をとります。脳に栄養が運ばれやすくするためには、甘いものが有効なので、食後のデザートや砂糖入りのコーヒーなどをとりましょう。 一息ついたら、家のまわりを散歩でもすれば、言うことなしです。外に出ることで太陽光を浴びることができ、散歩がちょうどいい運動になります。
5.更年期からくるうつ症状はクコなつめ茶が効果的

女性は、誰でも40代後半~50代に入ると、月経がなくなるにつれて、ホルモンの分泌もこれまでとは変わってきます。 その変化は自然なものなのですが、それが急激だと身体が変化についていけず、ほてり、肌荒れ、疲労感、不眠、精神が不安になるなどのさまざまな不調として現れることがあります。 私もよく更年期の年代の女性から体調不良の相談をうけますが、そんなときにおすすめするのが、、クコの実となつめで作る「クコなつめ茶」です。漢方の考え方の視点でみると、更年期とは「肝」と「腎」の衰えと、血の不足からくるものだと考えられます。 そのため、肝と腎を補ってくれる食品であるクコの実と、血を補うなつめをとることが、更年期の到来を遅らせ、変化をゆるやかにしてくれるので、クコなつめ茶はとくに女性におすすめです。
6.40代後半になったら予防のために飲み続けましょう

更年期は、身体の老化現象のひとつであるとも捉えますが、クコなつめ茶はそういった身体の老化予防にも役立ちます。 クコの実は抗酸化作用のあるポリフェノールを多く含んでいます。とくに目や肌に大変よい食品です。なつめには、精神をリラックスさせる作用があります。 更年期のときは、眠れない、不安に感じる、落ち込む、などの精神不安もよくあらわれますが、なつめの成分をとれば、それも緩和できるというわけです。女性はだれでも40代後半から50代にかけて更年期に向かっていきます。 クコなつめ茶は更年期にあらわれる身体の変化を穏やかにしてくれる効果が期待できます。閉経して身体が不調になる前から、40代後半になったら、いずれ迎える更年期を穏やかにする予防の意味で意識的に飲み始めるといいでしょう。
7.クコなつめ茶の作り方

[クコなつめ茶の作り方] 材料 クコの実・・・10g なつめ・・・3粒 水・・・500ml 1.鍋にすべての材料を入れる。火にかけて、沸騰する直前の状態で10分ほど煮たてて成分を出す 2.クコとなつめの成分が出て、オレンジ色になったら火をとめる。茶こしで材料を濾してコップに注ぐ 3.レモン汁を垂らしたらできあがり。

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