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過敏性腸症候群の鍼灸での治し方

過敏性腸症候群の鍼灸での治し方
公開日:2022年11月16日
更新日:2023年01月21日
過敏性腸症候群とは、病院の検査では特に異常は見られないが、便秘下痢を繰り返し、腹部の膨満感腹痛などを訴える症状です。主な原因はストレスとされていますが、はっきりとした原因はまだわかっておりません。自律神経失調症から過敏性腸症候群を発症するケースもありますので、当院にも多くの患者様が来院され、改善しておりますので、今回はその症例の1つをご紹介いたします。

患者情報と症状

43歳 男性 会社員
ストレスや季節の変わり目に胃腸の調子が悪くなる、便秘傾向、過去に過敏性腸症候群・ディスペプシア
首から肩にかけて筋緊張やコリがある、お腹にガスが溜まりやすい。3年前に急性腸炎、やや腹膜炎になり一週間入院した。子供の頃から鼻炎もある。仕事の日の朝に腹痛が出やすい。

初診時の評価

<所見>
ストレスのせいか毎晩深酒をしており、目が若干充血している。色白で、上背部の毛穴が開いており、毛深い。痩せていて、腹部も硬くなっており、季肋部(肋骨の下)の張りが強い。脈では肺(気を全身に発散させる機能)と脾(消化器系)の脈が弱く力がない。

以上のことから肺虚肝実証と考え治療を行う。
患者は子供のころから鼻炎があり、呼吸器系(肺)が弱く肺虚体質である。
そこにストレスが加わると肝(ストレスに敏感な臓)が旺盛になり、脾(消化器系)を攻撃してし待っている状態だと考えた。
肺を補いつつ肝の気を取り除き気血の流れを促す治療を行う。

治療と生活のアドバイス

週1回の治療ペースを推奨。ストレスが加わると悪化しやすいので、しっかりとリラックスする時間と空間を作るようにする。脂っぽい食事や寒飲食は少し控えるように伝える。

経穴をひとつご紹介

「天枢(てんすう)」
お臍と同じ高さで指3本分外方
腹張、下痢、腹痛、便秘、生理痛、生理不順などで使用

症状の経過

2回目
「前回施術後のダルさはなかった。数回やや中途覚醒(睡眠障害)があった(原因不明)」その他の症状は変わらず。
3回目
「職場で無駄に会議が長くストレスが溜まることが多い。ストレスがたまると腹痛が出てくる」まだ仕事の影響が身体に出やすい。
4回目
「便秘は一回のみ。今回はストレス性の腸の症状というよりも全身の疲労感」とのこと。今までは週2~3回は便秘だった。
5回目
「徐々に良くなっている気がする。腹痛も減ってきた」
6回目
「今週はストレスがあまり感じずに仕事ができてお腹の張りは感じなかった」
7回目以降
その後ストレスを感じた時や、会議がある日は腹痛が出やすかったが、徐々に症状が治まってきて、13回程の治療でほとんど症状が気にならなくなっていた。
その後は月1回くらいの健康管理として来院している。

現在の状況とまとめ

過敏性腸症候群の症状改善はできるが、生活環境や職場環境に左右されやすいので、それらのストレスが強いと治療をしてもうまくいかないケースがある。今回は改善したケースの紹介だが、環境が変わらず、治療を完全にやめてしまうと再発する可能性は十分あるので、間隔を空けつつ継続した治療を勧めた。現代はストレス社会と言われるほどストレスが身近にあるため、ストレスが原因で起こる過敏性腸症候群でお悩みの患者様は非常に多いです。腹痛で通勤電車を途中で降りなきゃいけないなども辛いですよね。東洋医学の鍼灸で改善してみませんか。


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