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【せんねん灸のツボ】自律神経の乱れはお灸で正しく整える

【せんねん灸のツボ】自律神経の乱れはお灸で正しく整える
公開日:2024年09月03日
更新日:2024年09月03日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之と清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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※自律神経などの不調が改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。

ツボを利用したお灸は薬に頼らない健康法

皆さんは、 「お灸」という言葉から、どんなことを連想されるでしょうか。
中高年の方であれば「おばあちゃんが背中や腰にモグサを乗せて線香で火をつけて煙を立てるなかをじっと我慢......。」
子供の頃のそんな記憶がよみがえるかもしれません。

さすがに最近では、そうした光景はあまり見られなくなりました。
だからといってお灸そのものが持っている価値が、失われたわけではありません。

私は東洋医学に興味を抱き、自分でもツボを使って患者さんの治療を行うようになり、ツボの効能を確立させる研究を行っています。
その中でわかってきたことは「薬に頼らず、さまざまな症状を改善させるお灸は、非常に有用な健康法」ということです。

皆さんは、 「お灸」という言葉から、どんなことを連想されるでしょうか。
中高年の方であれば「おばあちゃんが背中や腰にモグサを乗せて線香で火をつけて煙を立てるなかをじっと我慢……。」
子供の頃のそんな記憶がよみがえるかもしれません。

さすがに最近では、そうした光景はあまり見られなくなりました。
だからといってお灸そのものが持っている価値が、失われたわけではありません。

私は東洋医学に興味を抱き、自分でもツボを使って患者さんの治療を行うようになり、ツボの効能を確立させる研究を行っています。
その中でわかってきたことは「薬に頼らず、さまざまな症状を改善させるお灸は、非常に有用な健康法」ということです。

お灸は誰でも簡単にできるのがメリット

さて、お灸は、鍼治療と併せて「鍼灸」と呼ばれます。
鍼治療は、ツボをピンポイントでツボを刺激する必要があり、国家資格を持った鍼灸師が施術しなければなりません。

その点、お灸は、ツボをピンポイントでとらえる必要がなく、エリアとして刺激します。
そのため使用法を正しく守れば、どなたでも簡単にできるセルフケアです。

ご自宅で誰でも簡単にできる点が、お灸の大きなメリットといえるでしょう。

さて、お灸は、鍼治療と併せて「鍼灸」と呼ばれます。
鍼治療は、ツボをピンポイントでツボを刺激する必要があり、国家資格を持った鍼灸師が施術しなければなりません。

その点、お灸は、ツボをピンポイントでとらえる必要がなく、エリアとして刺激します。
そのため使用法を正しく守れば、どなたでも簡単にできるセルフケアです。

ご自宅で誰でも簡単にできる点が、お灸の大きなメリットといえるでしょう。

お灸の刺激は脊髄から脳へと伝えられ様々な作用を起こす

では、お灸は、どのような身体によい効果をもたらすのでしょうか。
主に3つの効果があります。

① 温熱効果
② ツボ刺激
③ アロマテラピー

まず、お灸を据えることで燃えるときに起こる温熱の効果が発揮されます。
これにより周囲の組織の血流が高まります。

2つ目がツボ刺激の効果です。
ツボへの刺激は体表面の知覚神経を介して脊髄に入り、脊髄視床路という経路をたどって脳へと伝えられます。

脊髄神経に刺激が入ったときは幾重にも分岐して脳へ戻っていきます。
そのあと脳に入った刺激は脳のさまざまな部位へと伝えられ、それぞれの部位で刺激が様々な作用が引き起こすことがわかってきました。

では、お灸は、どのような身体によい効果をもたらすのでしょうか。
主に3つの効果があります。

① 温熱効果
② ツボ刺激
③ アロマテラピー

まず、お灸を据えることで燃えるときに起こる温熱の効果が発揮されます。
これにより周囲の組織の血流が高まります。

2つ目がツボ刺激の効果です。
ツボへの刺激は体表面の知覚神経を介して脊髄に入り、脊髄視床路という経路をたどって脳へと伝えられます。

脊髄神経に刺激が入ったときは幾重にも分岐して脳へ戻っていきます。
そのあと脳に入った刺激は脳のさまざまな部位へと伝えられ、それぞれの部位で刺激が様々な作用が引き起こすことがわかってきました。

鎮痛作用のあるオピオイドが分泌される

このツボへの刺激が脳の中脳という部位に届くと脳内麻薬である 「オピオイド」というホルモンが分泌されます。

例えば、ツボ刺激によって腰やひざの痛みが緩和する反応が起こるのは、このオピオイドの鎮痛作用によるものとされています。
他にもツボへの刺激が、脳の延髄に届くと自律神経の調整作用が働きます。

このツボへの刺激が脳の中脳という部位に届くと脳内麻薬である 「オピオイド」というホルモンが分泌されます。

例えば、ツボ刺激によって腰やひざの痛みが緩和する反応が起こるのは、このオピオイドの鎮痛作用によるものとされています。
他にもツボへの刺激が、脳の延髄に届くと自律神経の調整作用が働きます。

自律神経にも作用し内臓や血管の乱れが正常に回復する

この自律神経は、私たちの意志とは無関係に働き、内臓や血管をコントロールしており、自律神経が乱れると、さまざまな不定愁訴が起こります。
そこでツボを刺激すれば、この自律神経の乱れが正常な範囲に調整されて不定愁訴が改善できます。

自律神経の調整作用は、血圧のコントロールにも役立つので、高血圧の方も大いに期待できます。

この自律神経は、私たちの意志とは無関係に働き、内臓や血管をコントロールしており、自律神経が乱れると、さまざまな不定愁訴が起こります。
そこでツボを刺激すれば、この自律神経の乱れが正常な範囲に調整されて不定愁訴が改善できます。

自律神経の調整作用は、血圧のコントロールにも役立つので、高血圧の方も大いに期待できます。

幸せホルモンのオキシトシンが分泌される

さらに、ツボの刺激が視床下部に届くと 「オキシトシン」というホルモンの分泌が促されます。
オキシトシンは、いわゆる「幸せホルモン」であり、「癒やしホルモン」とも呼ばれています。

このオキシトシンには、抗ストレス作用があり、不安や恐怖心を減少させるのです。
また、鎮痛作用も持っているので、オキシトシンが分泌されれば、痛みが緩和されます。

さらに、ツボの刺激が視床下部に届くと 「オキシトシン」というホルモンの分泌が促されます。
オキシトシンは、いわゆる「幸せホルモン」であり、「癒やしホルモン」とも呼ばれています。

このオキシトシンには、抗ストレス作用があり、不安や恐怖心を減少させるのです。
また、鎮痛作用も持っているので、オキシトシンが分泌されれば、痛みが緩和されます。

もぐさの香りもオキシトシンの分泌を促す

3つ目はアロマテラピー(植物由来の芳香を用いる療法)の効果です。

お灸に使われるモグサは、ヨモギの葉から作られます。
お灸の煙が醸し出す豊かな香りも、重要な役割を果たしています。

ヨモギの芳香成分をチネオールといい、人の心を落ち着かせる精神安定の効果があります。
こうした香りによって「心地よい」と感じることでも、前述したオキシトシンの分泌を促します。

現在市販されているお灸には、本来のヨモギに加えて花の香りやフルーツの香りが添加されている商品が多くあります。
お好みに合わせて選べば、お灸を据える楽しみがさらに広がることでしょう。

3つ目はアロマテラピー(植物由来の芳香を用いる療法)の効果です。

お灸に使われるモグサは、ヨモギの葉から作られます。
お灸の煙が醸し出す豊かな香りも、重要な役割を果たしています。

ヨモギの芳香成分をチネオールといい、人の心を落ち着かせる精神安定の効果があります。
こうした香りによって「心地よい」と感じることでも、前述したオキシトシンの分泌を促します。

現在市販されているお灸には、本来のヨモギに加えて花の香りやフルーツの香りが添加されている商品が多くあります。
お好みに合わせて選べば、お灸を据える楽しみがさらに広がることでしょう。

【おすすめのお灸のツボ①】合谷(ごうこく)

お灸が持っている総合的な作用で、さまざまな痛みや不定愁訴に改善効果が発揮されます。
今回は、私が特に厳選したお勧めのお灸ポイントをご紹介しましょう。

①合谷(ごうこく)
【主な効果】
高血圧、めまい、五十肩
【場所】
手の甲の親指と人差し指のつけ根の骨と骨の間。
人差し指のつけ根の骨をたどり、指がグッと入るくぼみ。
指で押すと「ズーン」と響く感覚があるところがポイント。

【解説】
合谷は全般的な痛みに効果を発揮する万能ツボです。
特に上半身に起こる症状の解消に威力を発揮します。
肩こりや五十肩、めまい、歯痛や頭痛、目や鼻の症状に有効でよく用いられます。
研究では合谷に鍼を打つと、脳が活性化して、オピオイドが顕著に分泌が促されることが確認されています。

お灸が持っている総合的な作用で、さまざまな痛みや不定愁訴に改善効果が発揮されます。
今回は、私が特に厳選したお勧めのお灸ポイントをご紹介しましょう。

①合谷(ごうこく)
【主な効果】
高血圧、めまい、五十肩
【場所】
手の甲の親指と人差し指のつけ根の骨と骨の間。
人差し指のつけ根の骨をたどり、指がグッと入るくぼみ。
指で押すと「ズーン」と響く感覚があるところがポイント。

【解説】
合谷は全般的な痛みに効果を発揮する万能ツボです。
特に上半身に起こる症状の解消に威力を発揮します。
肩こりや五十肩、めまい、歯痛や頭痛、目や鼻の症状に有効でよく用いられます。
研究では合谷に鍼を打つと、脳が活性化して、オピオイドが顕著に分泌が促されることが確認されています。

【おすすめのお灸のツボ②】足三里(あしさんり)

②足三里
【主な効果】
腰痛、胃痛、胸やけ
【場所】
膝のお皿の外側の下に人差し指の端を当てて、指の幅4本分下がったところにある。
指で押すと「ズーン」と響く感覚があるところがポイント。

【解説】
足三里は昔から胃腸疾患によく効くことで知られています。
とくに胃痛や胸やけ、腹痛などの解消に用いられてきました。
ラット(実験用のネズミ)を使った実験で、足三里に鍼を打つと胃の働きが高まることを確認されています。
他にも下半身の痛みにも特効があり、腰痛などの関節痛に悩んでいるかたにもお勧めです。

②足三里
【主な効果】
腰痛、胃痛、胸やけ
【場所】
膝のお皿の外側の下に人差し指の端を当てて、指の幅4本分下がったところにある。
指で押すと「ズーン」と響く感覚があるところがポイント。

【解説】
足三里は昔から胃腸疾患によく効くことで知られています。
とくに胃痛や胸やけ、腹痛などの解消に用いられてきました。
ラット(実験用のネズミ)を使った実験で、足三里に鍼を打つと胃の働きが高まることを確認されています。
他にも下半身の痛みにも特効があり、腰痛などの関節痛に悩んでいるかたにもお勧めです。

【おすすめのお灸のツボ③】三陰交(さんいんこう)

③三陰交
【主な効果】
ひざ痛、更年期障害
【場所】
内くるぶしの中心から、ひざ方向に指の幅4本分上がった付近の骨の際にある。
その辺りを指で押して、いちばん響くところがポイント。

【解説】
三陰交は女性の病気の特効穴とされています。
ここにお灸を据えれば自律神経のバランスが調整されてさまざまな婦人科疾患や更年期の不定愁訴の解消に役立ちます。
さらに、ひざ痛の方にもおすすめです。

③三陰交
【主な効果】
ひざ痛、更年期障害
【場所】
内くるぶしの中心から、ひざ方向に指の幅4本分上がった付近の骨の際にある。
その辺りを指で押して、いちばん響くところがポイント。

【解説】
三陰交は女性の病気の特効穴とされています。
ここにお灸を据えれば自律神経のバランスが調整されてさまざまな婦人科疾患や更年期の不定愁訴の解消に役立ちます。
さらに、ひざ痛の方にもおすすめです。

【おすすめのお灸のツボ③】丹田(たんでん)

④丹田
【主な効果】
便秘、冷え症
【場所】
へその下に人差し指の端を当てて、指の幅3本分下がった辺り。
ツボではなく、エリアと考えて広範囲に温めてみましょう。

【解説】
丹田はツボというよりエリアとして考えればいいでしょう。
できれば、三つほどお灸を据えて広範囲に温めると効果的です。
丹田を温めると、冷え症の改善だけでなく腸の働きを活発にして便秘の解消に役立ちます。
お灸を据える際は、 リラックスして深い呼吸をくり返すようにすれば、自律神経のバランスがいっそう整います。
全身の血行がより活発になり、お灸の効果がアップするでしょう。

④丹田
【主な効果】

便秘、冷え症
【場所】
へその下に人差し指の端を当てて、指の幅3本分下がった辺り。
ツボではなく、エリアと考えて広範囲に温めてみましょう。

【解説】
丹田はツボというよりエリアとして考えればいいでしょう。
できれば、三つほどお灸を据えて広範囲に温めると効果的です。
丹田を温めると、冷え症の改善だけでなく腸の働きを活発にして便秘の解消に役立ちます。
お灸を据える際は、 リラックスして深い呼吸をくり返すようにすれば、自律神経のバランスがいっそう整います。
全身の血行がより活発になり、お灸の効果がアップするでしょう。

様々な不調でお悩みの方は当院にご相談ください

健康な毎日を送るために、お灸をセルフケアとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
当院では、皆さんの健康をサポートするための様々な鍼灸治療を提供しています。

とくに自律神経の乱れによる不調で悩む方はぜひ一度ご相談ください。
皆さんが健やかな毎日を過ごせるよう一生懸命鍼灸治療をさせていただきます。

当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


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⾃律神経の乱れによる体調不良にお悩みの⽅に特化した、
東洋医学に基づく鍼灸院です。

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睡眠障害(不眠症)、動悸、不安症、不妊症、頭痛(肩こり頭痛、偏頭痛)、更年期症状(イライラ、ホットフラッシュ、動悸)、耳鳴り、睡眠薬・鎮痛剤の副作用など様々な不調に対応しています。
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