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【女性の更年期に多い?】寝汗を上半身だけかく原因と治し方

【女性の更年期に多い?】寝汗を上半身だけかく原因と治し方
公開日:2024年04月24日
更新日:2024年09月13日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
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※自律神経失調症など改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。

首回りや上半身に寝汗をかく症状でお悩みの方に適切なアドバイス

「上半身だけ汗をかきやすい」
「更年期以降に上半身だけ寝汗をかく」
「首から上だけ汗をかく

このような症状でお悩みの方はおられないでしょうか。

正常な寝汗というのは一晩で約コップ1杯分といわれています。
そして正常な寝汗はいわゆる「寝起きにじっとりと汗を感じる」というものではなく、気化熱で蒸発している肌に発汗を感じないものです。
さらに身体全体的に適度にバランスよくかくものです。

しかし、首周りや頭周辺など上半身のみにかく寝汗もありますが、これは身体の異常なサインとして考えます。
今回は「【女性の更年期に多い?】寝汗を上半身だけかく原因と治し方」と題して、上半身だけの寝汗に着目し、引き起こしている原因と対処法を解説します。

.首周りによくかく寝汗は甲状腺ホルモンの影響

部分的にかく汗のうち、首周りだけにかく原因として知っておきたいのが甲状腺ホルモンの亢進があります。
甲状腺からのホルモンの分泌が亢進(異常に分泌される)すると新陳代謝が過剰に高まってしまい、血圧や血流が上がってしまいます。

比較的若い女性に多いのが甲状腺ホルモンの亢進ですが、あまりに亢進が高まってしまうと医学ではバセドウ病と診断を受けることもあります。

この甲状腺ホルモンの亢進では首周りのべたつく寝汗以外にあまり初期は自覚症状がないのが大きな特徴です。
症状が進行してくると、喉の渇き感やめまい、生理不順なども表れます。

また更年期や産後でも起こりやすいホルモンの不調です。

上半身の寝汗は自律神経失調症であることも

首周りや背中だけの局所的な寝汗をかいたときに注意したいもう1つの病気は、自律神経失調症による症状です。
これは身心のストレスを長く抱えていることで、睡眠障害や不安症状を併発することがあります。

また、自律神経は心のストレスだけでなく、身体の疲れなどのストレスが取れない事でもバランスを崩して乱れてしまうデリケートな神経です。

※自律神経の乱れでは下半身に寝汗をかく場合もあります。
 詳しい解説は下記のリンクからご覧ください。

自律神経失調症は日ごろの予防が大事

自律神経の働きそのものは発汗を促したり、血圧を整える、呼吸を整えるといった生命活動に非常に重要な働きを持っている重要な神経です。
この自律神経の失調が長期化してしまうと自分で治すことが難しいケースになってしまいます。

日頃からご自身の体調管理、ストレス管理を意識づけることが自律神経失調症の予防につながります。

肩こりも寝汗を起こす原因になる

肩こりは「日本人であれば誰でも感じているもの」と思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、この長引く肩こりは首周りの寝汗を引き起こす1つの原因になるといわれています。

首周りは血管やリンパなどが豊富に流れている場所です。
そのためその筋肉が硬くなりその周辺の血管などを圧迫が起きてしまうと、そのストレスによって首回りに寝汗がじっとりとかいてしまうという症状が起こります。

パソコンやスマホの作業はもちろん、普段使用している机や椅子での長時間の姿勢も肩こりの大きな原因となっていますので注意が必要です。

上半身の寝汗を予防する正しい対処法

では、こういった上半身にかく寝汗に対してどのような対処を行えばいいのでしょうか。
まず自宅でできることの一つに「就寝1時間前にはお風呂を済ませ、副交感神経を優位にさせて睡眠をとる」ということが挙げられます。

その他には「晩御飯の後におやつはなるべく避ける」ということも重要です。
就寝前のおやつは寝ている間も消化活動が必要となるため自律神経のバランスが崩れてしまい、結果的に寝汗の原因に繋がるため避けましょう。

また眠る前にはブルーライトなどを出すテレビやスマホは遮断してリラックスタイムをもつように意識しましょう。

睡眠環境を整えることでも寝汗は予防できる

また首周りに冷たい水で濡らしたタオルを巻き温度を下げてあげることも寝汗予防に非常に効果的です。
冷やす場合、保冷材の方が効率的と思いがちですが、冷えすぎると皮膚の凍傷、肩こりや頭痛の悪化などの原因にもなるので冷やす場合は濡れタオルにしましょう。

眠る部屋での注意点には外のライトなどが入り込まないように「光が明るすぎない睡眠環境に整える」ことも大切です。

上半身だけの寝汗は自律神経の問題が大きく影響しています。
この自律神経の乱れを放置してしまうと寝汗だけでなく様々な不調を引き起こしてしまいます。

ご自身でも睡眠環境をすっかり整えていき寝汗を予防していきましょう。

悪化すると自律神経失調症に進行するため早めの改善が重要です

この上半身の寝汗症状を放置しておくと自律神経失調症へと悪化する可能性があります。
上半身の寝汗は自律神経の乱れによって起きる一つの症状にすぎません。

そのためそのまま放置すると全身の器官の機能を調整している自律神経の機能も低下するため、様々な不調が起こるようになります。
とくに起こりやすい自律神経失調症の症状には頭痛、めまい、耳鳴り、のぼせ症状などがあります。

就寝中の不調だけに留まらず日中にも様々な不調が起こるため注意が必要です。

※自律神経失調症についての詳しい解説は下記のリンクからご覧ください。

上半身の寝汗を改善するためには鍼灸施術が効果的

このような何をしてなくてもじっとりと寝汗をかく症状は慢性疲労による自律神経やホルモンの症状です。
慢性疲労による不調は寝汗をかく不調だけでなく、内臓の機能低下も引き起こします。

この自律神経やホルモンの症状には当院の東洋医学の鍼灸治療で改善ができます。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。

当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。


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