BLOG

ブログ

副鼻腔炎の自律神経失調症状の治し方

副鼻腔炎の自律神経失調症状の治し方
公開日:2022年11月23日
更新日:2023年03月23日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログ記事を書いている我々は5万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。

副鼻腔炎は自律神経失調症状を引き起こす

副鼻腔炎(蓄膿症)によって起こる頭痛について
副鼻腔炎(蓄膿症)によって起こる頭痛について
副鼻腔炎(蓄膿症)は単なる風邪症状から発展するケースが多い特徴があります。
初期は風邪症状である喉の痛みや倦怠感などに鼻づまりや鼻汁などが加わってきます。しかし、風邪症状である喉の痛みや倦怠感などが改善されたにも関わらず鼻づまりや鼻汁が残りその症状が長引くようなら副鼻腔炎に発展している可能性があります。
悪化すると鼻づまりや鼻汁だけでなく自律神経失調症の症状である目の奥の痛みや偏頭痛やめまいなどを引き起こします。

副鼻腔炎(蓄膿症)は副鼻腔内部に膿が貯まる症状

副鼻腔炎(蓄膿症)は風邪やアレルギーなどの炎症により副鼻腔の空洞の出入り口の粘膜が炎症を起こします。
この炎症により出入口が腫れて塞がり空気の出入りや粘液の排出がしにくくなり、さらに鼻の中で細菌感染が拡大し副鼻腔内部に膿が貯まります。
その結果、粘膜の炎症が強くなり出入口がさらに強くふさがってしまい膿が出にくくなり炎症が長引くという悪循環に陥ってしまうのが副鼻腔炎です。

鼻が詰まることで口呼吸で浅くなり交感神経が高まる

鼻が詰まることで口呼吸で浅くなり交感神経が高まる
鼻が詰まることで口呼吸で浅くなり交感神経が高まる
副鼻腔炎は副鼻腔に溜まった膿が垂れることで鼻づまりを起こします。
この鼻づまりの症状によって上手く鼻呼吸ができずに口呼吸での浅い呼吸へと発展します。
この浅い口呼吸が長引くことで自律神経である交感神経が高まり不調が生じやすくなります。

交感神経が高まることで偏頭痛が起こる

副鼻腔炎によって起こる偏頭痛はこの鼻づまりと呼吸の浅い状態が重なることで起きる交感神経の高まりが原因となります。
浅くて頻回な呼吸によって交感神経が高まることで自律神経である交感神経と副交感神経のバランスが崩れます。このアンバランスの状態によって引き起こされる頭痛を自律神経型頭痛(偏頭痛)といいます。
副鼻腔炎はこの自律神経型頭痛(偏頭痛)に似た症状で「目の奥の痛み」というものがあります。
これは副鼻腔内の炎症と溜まった膿によって副鼻腔の内圧が高まることで起こる痛みです。

東洋医学で考える副鼻腔炎(蓄膿症)

東洋医学ではこのような副鼻腔炎は「肺」という臓器の失調によって起こると考えます。
肺の機能が失調すると鼻づまりや鼻汁だけでなく免疫力も低下するため他のウイルスや細菌への感染もしやすくなります。
【肺の特徴】
肺の作用は宣発(噴水のような働き)と粛降(上から下へ降ろす)があります。宣発と粛降の働きによって全身に栄養素や酸素を行き渡らせ、ガス交換、発汗作用、血液の濾過などを調整します。また粛降の働きによって便の排泄作用が促進します。
【肺の働き】
①呼吸によって全身に気を巡らせます
②皮膚や毛の穴の開閉を管理し、体の熱を発散して体温調節をしています
③鼻と咽喉に関係しており声帯を管理しています
【鼻・咽喉の不調】
鼻は呼吸をするために肺と通じており、咽喉は声を出すために肺と通じています。肺の機能が低下するとこれらの器官に不調が出てきます。
①鼻炎②嗅覚低下③鼻づまり④鼻水⑤咽喉の炎症

副鼻腔炎の自律神経失調症状は東洋医学の鍼灸治療で治せる

副鼻腔炎によって起こる頭痛や自律神経症状は西洋医学の薬物療法では症状を抑えるのみの対処療法であるため根本的な改善には至りません。
改善するためには副鼻腔炎が起きている原因である免疫力低下・回復力の低下を向上させる体質改善が必要です。それを可能にするのが東洋医学に基づく鍼灸治療です。
東洋医学は体質を診断しそれに基づきながら一人ひとりの体質に合わせて治療を行います。
ぜひ、副鼻腔炎による頭痛でお悩みの方は当院の東洋医学の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。

上咽頭炎の原因と治し方を動画で解説!

上咽頭炎・慢性上咽頭炎が治らない理由とどうすれば良くなるのかを解説していきました。
上咽頭炎は後鼻漏や倦怠感など自律神経失調症の症状を併発するといわれており、現在患者様も非常に多くなってきております。
次回の動画で実際の治療法やセルフケアをお伝えしていきますので、チャンネル登録をしてお待ちください!


関連する記事
慢性副鼻腔炎(蓄膿症)は東洋医学の鍼灸
上咽頭炎による後鼻漏を治すには東洋医学の鍼灸
Bスポット療法では難しい,根本治療なら東洋医学の鍼灸
身体が疲れやすい体質は内臓の疲れが原因 ~その1~
免疫力の低下にも予兆がある、病気になるまえに免疫力を上げよう
慢性疲労症候群は東洋医学の鍼灸治療で治る
飲み過ぎている頭痛薬をやめるなら東洋医学の鍼灸
ロキソニンが効かない?頭痛薬の使い過ぎでも頭痛が起こる~その1~
ロキソニンが効かない?頭痛薬の使い過ぎでも頭痛が起こる~その2~
症例報告 「月経周期(生理)に伴う不調(頭痛、倦怠感、不眠、月経不順)」
偏頭痛は病気なのか?そのメカニズムを解説~その1~
偏頭痛は病気なのか?治らない偏頭痛の原因~その2~
偏頭痛は病気なのか?薬に頼らない治し方~その3~
ストレスによる頭痛は東洋医学の鍼灸
気象病・偏頭痛は自律神経を整えれば改善する
低気圧による頭痛やだるさの対策に鍼灸治療
薬物使用過多による頭痛(MOH)は鍼灸で改善する
冬の寒さや冷えによる肩こり頭痛は東洋医学の鍼灸
薬を飲んでも改善しない頭痛は東洋医学の鍼灸
頭痛のような目の奥の痛みには東洋医学の鍼灸
子供の頭痛は東洋医学の鍼灸[薬に頼らずに改善できる]
枕が合わずに起こる朝の頭痛に東洋医学の鍼灸
呼吸が浅くなると偏頭痛が起こる,改善なら鍼灸
ピルに頼らず生理痛の頭痛を治す,東洋医学の鍼灸
治らない慢性上咽頭炎は東洋医学で改善できる
耳管開放症は自律神経を整える東洋医学の鍼灸
Bスポット療法では難しい,根本治療なら東洋医学の鍼灸
慢性上咽頭炎は自律神経失調症,東洋医学の鍼灸
副鼻腔炎を治すにはまずは東洋医学の体質チェックから

【三鷹駅徒歩1分 自律神経専門の鍼灸院コモラボ】

自律神経専門鍼灸院コモラボでは、
⾃律神経の乱れによる体調不良にお悩みの⽅に特化した、
東洋医学に基づく鍼灸院です。

適応症状

睡眠障害(不眠症)、動悸、不安症、不妊症、頭痛(肩こり頭痛、偏頭痛)、更年期症状(イライラ、ホットフラッシュ、動悸)、耳鳴り、睡眠薬・鎮痛剤の副作用など様々な不調に対応しています。
※お悩みのご相談も無料で承っております。メールやLINEからご連絡ください。

・住所 〒180-0006 東京都武蔵野市中町1-7-7 オサダビル4F
・営業時間 9:30~19:30(年中無休)
・電話番号 0422-38-8708
・予約方法 メール・LINEチャットまたは電話でご連絡ください

一覧に戻る