ORAL DYSESTHESIA

口腔異常感症(口腔セネストパチー)

こんな症状でお悩みではありませんか

  • 歯や歯ぐき、舌、のどの奥など口腔内に関する異常や不快感がある
  • 歯と歯の間からドロドロしたものが出てくる
  • 歯に何かがくっついて取れない感じがする
  • 口の中が不快感のためにティッシュやハンカチで口をふくことがある
  • 歯みがきやうがいをしても症状は改善しない
  • 歯やあごが、引っ張られたり、突っ張ったりする

口腔異常感症(または口腔セネストパチー)は、見た目や検査で異常が認められないにも関わらず口内に痛みやしびれ、ザラザラ感やヒリヒリ感などを訴える疾患です。はっきりとした原因はわかっていませんが、過度の不安やストレスなど心因的な要因が引き金になっていると考えられています。

口腔異常感症・口腔セネストパチーについて

自律神経の働きについて

口腔異常感症・口腔セネストパチーの原因

精神的なストレスで起こる脳の興奮
心身のストレスは脳の口腔に関わる感覚機能を過剰に興奮させ口腔内の感覚を過敏にさせてしまいます。そのため普段では気にならないような口腔内の感覚が鋭敏になり、結果として口腔異常感症・口腔セネストパチーを引き起こします。
更年期によるホルモンバランスの乱れ
更年期に起こるホルモンバランスの乱れは間接的に自律神経の乱れも同時に引き起こします。口腔異常感症や口腔セネストパチーが更年期以降の女性に多いのはこのホルモンバランスの乱れが関係していると考えられています。
歯科治療後の後遺症
口腔異常感症や口腔セネストパチーは歯科治療後の違和感や痛みが引き金となって起こることが多々あります。治療中に傷ついて起きた口腔内の痛み、詰め物や被せ物の違和感や不快感などが長期にわたって続くと脳の痛みに対する感覚機能に不具合が生じて口腔異常感症や口腔セネストパチーが起こります。
薬物の副作用(薬害)
口腔異常感症や口腔セネストパチーはうつ病などの精神疾患の病歴がある方に起こりやすい傾向があります。とくに抗不安薬や抗うつ薬など向精神薬を長期で服用している方に起こります。また急な原薬や断薬による離脱症状としても起こることがあります。
体内の微量金属である鉄や亜鉛、銅、ビタミンなどの欠乏
体に必要なビタミンやミネラルは口腔内の環境を正常に保つためには必要な成分です。それが枯渇してしまうと口腔異常感症や口腔セネストパチーになりやすいとされています。とくに更年期以降は口腔異常感症だけでなく味覚障害やドライマウスなどにもかかりやすい傾向にあります。

口腔異常感症や口腔セネストパチーのセルフチェック

症状
1 口が渇く感じがする
2 口の中がネバネバ、ベタベタ、ザラザラする
3 唾液が出すぎてティッシュが手放せない
4 口が渇く感じがする
5 食事や何かに集中すると気が紛れる
6 歯やあごが、引っ張られたり、突っ張ったりする
7 歯みがきやうがいをしても症状が改善しない
8 抗不安薬や抗うつ薬の服用をしている
9 歯科治療後や服用している薬(抗うつ薬、向精神薬など)の中断で発症、もしくは症状が悪化した
10 飴玉のようなものが口の内側にくっついている
合計
  • 0~9点・・・口腔異常感症の症状があるため注意が必要です
  • 8~15点・・・強い口腔異常感症やセネストパチーがあるため治療が必要です
  • 16~30点・・・慢性化する恐れがあるため積極的な治療が必要です

上記のセルフチェックで8点以上であれば鍼灸治療の対象です。

口腔異常感症や口腔セネストパチーを改善するポイント

  1. 1

    脳の感覚機能の過剰な興奮を鎮静させる

    口腔異常感症口腔セネストパチーなど口腔内で感じている不快感のほとんどは口腔内に異常が起きていません。異常な感覚を引き起こしている根本的な原因口腔内の感覚を受信している脳の感覚機能の誤作動によるものです。とくにこの機能が過剰に興奮すると口腔異常感症や口腔セネストパチーが起こります。そのため改善のためにはこの脳の感覚機能を正常に戻すことが重要です。

  2. 2

    ホルモンバランスの乱れを正常に戻す

    更年期以降口腔異常感症口腔セネストパチーの場合は、ホルモンバランスの乱れによって起きていることも考えられます。ホルモン自律神経と相互に連携して体の機能を調節しています。この機能が乱れると口腔内の正常な働きが崩れてしまいドライマウス、味覚障害などが起こり結果的に口腔異常感症や口腔セネストパチーを引き起こすと考えられています。

  3. 3

    睡眠の質を高めて脳の回復を高める

    口腔異常感症口腔セネストパチーの方の多くは睡眠障害や不眠症など睡眠で悩まれている方が多くおられます。口腔内の異常感覚の原因は脳の感覚機能の誤作動ですが、この症状を解消させるためには睡眠の質を高めることが重要です。

  4. 4

    脳の感覚機能の誤作動を修正する

    口腔異常感症口腔セネストパチーの特徴として「食事や何かに集中すると気が紛れる」というものがあります。この気が紛れるという状態は正常な脳の感覚機能が働いている状態と考えます。この気が紛れる状態を繰り返すことで脳の感覚機能が修正され正常な働きに戻り症状が改善されます。

口腔異常感症や口腔セネストパチーに対する当院の鍼灸治療

  1. 1

    頭皮への鍼灸治療で直接脳の興奮を鎮める

    頭皮は脳の働きに対して神経反射を起こすツボ(反応点)が多くありますこのツボ(反応点)を鍼灸で刺激することで興奮した脳を鎮めることができます。西洋医学ではこの脳の興奮に対しててんかん薬は抗不安薬、抗うつ薬などを処方しますが副作用や依存性の危険があるため注意が必要ですしかし、当院の鍼灸であれば副作用や依存性もなく脳の興奮を鎮めることができます。

  2. 2

    睡眠の質を高めて脳の疲労回復を促す

    鍼灸の特徴的な効果に睡眠の質の向上があります睡眠障害や不眠症につながる自律神経やホルモンバランスの乱れを解消させたり、体の緊張を緩めることができます。この反応によって睡眠の質を高めることができ、頭鳴り改善の課題である脳の興奮を睡眠中に鎮めることが可能です。この場合、西洋医学では睡眠導入剤や睡眠薬を処方しますが薬の効果で無理やり睡眠を行っているだけで睡眠の質が高まっているわけではありません

  3. 3

    自律神経の働きを正常に回復させる

    頭鳴りは朝晩や食後など自律神経の交感神経と副交感神経のリズムが狂うときに起こります鍼灸はこの交感神経と副交感神経の切り替わりを正常に回復させることができます。

  4. 4

    ストレスを解消させ頭鳴りの予防

    頭鳴りで悩まれる方の多くは頭鳴りの症状だけでなく、不安感や抑うつ感なども起きていることがあります。これらの不調は頭鳴りを引き起こす原因と考えられています。この精神的なストレスや不調を鍼灸で解消させることで、頭鳴りを改善、予防することができます

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