【病気？】右側だけに起こる背中から腰の痛みの3つの原因

公開日：2024年10月18日
更新日：2024年10月18日

※自律神経などの不調が改善された患者様の声と治療実績は上記のリンクから別ページで解説しています。

腰痛でお悩みの方に適切なアドバイス

「仕事で同じ姿勢から急に動くと右の腰だけ強い痛みが起こる」
「夜になると右の腰が重だるくて痛い…病気？」
「寝起きのときにピキッと鋭い痛みを腰に感じる。」

このような腰の不調でお悩みの方はおられないでしょうか？

大抵の方は「腰痛があっても一日中腰を安静にするのは難しい」という状況だと思います。
家事や育児、仕事をしなければいけない状況にあると「安静どころか、余計無理するしかない…」といった方も少なくありません。

しかも、「なぜか右だけ、左だけ痛い。」など、左右どちらか片方の腰が痛くなることはよくあります。
そうなると「体が歪んでいる？」「病気かな？」「内臓や筋肉を痛めている？」など、余計に不安になってしまいます。

今回は「【病気？】右側だけに起こる背中から腰の痛みの3つの原因」と題して右だけ腰痛が起こる原因とその対処をお伝えします。

腰痛が起こる主な原因について

現在の日本では腰痛は国民の40％の人が体験したことがある不調といわれています。
感覚的にはもっと多いかもしれません。

この腰痛が起こる主な原因には

・腰椎の歪み
・腰椎の病気：腰椎椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・側湾症など
・筋肉の炎症や損傷
・関節の炎症や損傷
・内臓の病気・疲労（主に腸・子宮・腎臓）
・妊娠・出産後の骨盤の歪み

などになります。
そして、それぞれ原因によって、症状の出方も少しずつ違ってきます。
では、その症状の違いと、右だけ腰が痛くなる場合はどんな可能性があるのかを考えてみましょう。

【右側だけ腰痛が起こる原因①】右の筋肉に異常が起きている

今から右の腰だけ痛む原因として考えられることをお伝えします。
今起きている右の腰の痛みに以下のような特徴があれば、筋肉の炎症や疲労が原因で痛み起こっている可能性が高いといえます。

・寝起きの腰の痛みは弱いが、夕方から痛みが増してくる(またはだるくなる)
・動き始めにズキッという鋭い痛みを感じる
・太ももの裏やふくらはぎがいつも張っている
・右腰を触ると(左に比べて)極端に冷えている、または熱を持っている
・日ごろから運動不足を感じている

筋肉が原因の腰痛は血流を促進させて柔軟性を高める

右の腰が痛くなるきっかけにはまず血行不良が関係しています。
血行不良は筋肉に酸素と栄養が送られなくなるため柔軟性が低下し硬くなります。

そしてこの状態が長く続くと何かの拍子で筋線維が切れてしまいます。
その筋線維が損傷した状態で触ると冷たく、だる重い痛さを感じたり、炎症が起きると熱を持って痛みを感じるようになります。

筋肉が原因の腰痛の場合は、筋肉に血液を流すように促します。
それにより筋肉は正常な柔軟性に回復するため腰痛は治まります。

筋肉が原因の腰痛に対するセルフケア

筋肉が原因の腰痛に対するセルフケアには以下のものがおすすめです。

①ふくらはぎ、膝の裏、太ももの裏をマッサージをする
②足を組むなどを避ける。(片方の腰の筋肉を引っ張られるため)
③水分(ぬるま湯・白湯)をとる

以上のことを意識してみてください。

【右側だけ腰痛が起こる原因②】右側の内臓の疲労

右側に位置する内臓の疲労が原因で、右の腰が痛くなる方もおられます。
「病院では検査では何も異常がない」という方は、内臓が疲労して起きている腰痛の可能性があります。

・右の腰に重い痛みがある
・痛みが日によって違う（特にストレス・食生活によって強くなる）
・油っぽいもの、塩辛いものが好きだ
・便秘がある
・むくみが激しい
・排卵痛がある(女性の場合)

これらの症状がある方は、右の腎臓、右側の腸、卵巣(女性の場合)などに疲労がある可能性があります。

内臓疲労の腰痛に対するセルフケア

これらに当てはまる方は、生活習慣の改善をすることで腰痛は解消されます。

①砂糖、塩、油物を控え目にする
②ナトリウムやカリウムを意識的に摂る

この２つだけ意識してみてください。

【右側だけ腰痛が起こる原因③】骨盤の歪みが右腰に痛みを起こす

本来は骨盤の歪みや猫背などは、睡眠をとることでリセットできるようになっています。
しかし、疲労が積み重なって自分で解消できなくなると、骨盤は慢性的に歪んだ状態になってしまいます。

・腰の下（お尻近く）がピキッと痛い
・ここ１年以内で妊娠や出産をした
・靴の裏の減りが左右で違う
・最近生理痛がひどい

上記のセルフチェックに当てはまる場合、骨盤の歪みが原因で右腰の痛みが出ている可能性があります。

骨盤の歪みで起こる腰痛に対するセルフケア

この場合、自分でできることは少なくなりますが、

・足を組まないようにする
・骨盤底筋群を鍛える

の２点を守ることが重要です。

骨盤が歪むと、骨盤の中にある子宮や卵巣、腸、筋肉に負担をかけやすくなります。
そのため腰痛以外にも、内臓疲労にもなりやすいです。

腰痛を解消させるのに睡眠は重要

右腰に起こる腰痛の原因は主に生活習慣におけるアンバランスや乱れが原因になっています。
そのため以下のような習慣の改善が重要です。

・睡眠をしっかりとる
・水分を1.5ℓ〜2ℓは摂る
・長時間歪んだ姿勢で座ったり寝たりしない

この３点です。

とくに睡眠は筋肉や内臓、関節の間にあるリンパ液や血液などを回復させる何よりも重要な薬です。
健康な方が寝て起きたら歪みや疲労が取れているのも睡眠の力です。

また栄養豊富な体液(血液やリンパ液)を巡らせたり、痛みを起こす発痛物質を尿として排泄するためには水分が必要になります。

右側に起こる腰痛は鍼灸で改善できる

このような右側に起こる「ピキッ」や「ズキッ」という腰痛には鍼灸治療が効果的です。
根本的な原因である股関節周囲の筋肉の緊張や炎症を起こしている腰の関節は筋肉の深いところに存在しています。

そのため整体やマッサージの刺激はなかなか届きにくい場所であるため鍼灸治療のように奥まで届く治療が効果的です。
「どこに行けば自分の不調を正しく改善できるかわからない」と治療方法でお悩みの方は当院にお気軽にご相談ください。

当院で改善した患者様の声と治療実績はこちらから

実際に当院ご来院になって改善された患者様の声と改善までの経過を報告します。
同じようにつらい思いをされている方の役に立てるのならばと皆さん快く掲載を許可頂きました。
これを読まれている患者様のご参考になれば嬉しく思います。
下記のリンクから別ページでご覧ください。

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