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生理中の頭痛に効く食べ物は蕎麦だけじゃない
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公開日:2022年10月21日
更新日:2024年07月03日
このブログを監修している鈴木貴之は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。
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生理中の頭痛に効く食べ物は「そば」だけじゃない
女性特有のお悩みである生理痛。今回は「生理中の頭痛に効く食べ物」と題して、生理痛の治し方を解説してきます。生理痛といっても東洋医学では4種類に分類できます。今回はその中でも特に多い悩みである「生理による頭痛」をスッキリ治す食べ物を解説・紹介していきます。ぜひ、お悩みの方は最後まで読んでみてください。
生理痛に効く食べ物、飲み物は中医薬膳の考えから選ぶ
生理痛の症状は「生理中に頭が痛い」「お腹が痛くなる」などがありますが、東洋医学では生理痛を一つの病気と捉えずに4種類の病態に分類して判断します。
この東洋医学による分類によって生理痛に効く食べ物・飲み物が変わってきます。
古来中国では「空腹のときに食べると食材といい、病気を治療するために使うと、薬となる」という言葉があります。それほど「病気のときに食べる食事は薬」として重要視しています。
生理のときになぜ頭痛が起こるのか、東洋医学でいう「不通則痛」がカギ
まず生理痛で起こる頭痛について解説していきます。東洋医学では生理痛のことを「痛経つうけい」といい、意味は「痛みのある月経」のことをいいます。
昔から月経時の痛みというものが存在していたことが伺えますね。
また東洋医学では痛みの原因を「不通則痛ふつうそくつう」といいます。
これは「気血の巡りが滞ると痛む」という東洋医学の大事な考えになります。生理の頭痛はこれに当てはまります。
「肝臓が疲れると頭を巡る気血が滞る」すると頭痛が起こる
もともと生理は妊娠する身体に新しく作り変える働きです。ただこの働きは気血を多く消耗しながら行われます。
女性の多くが生理痛で不調を抱えやすい原因はこの部分です。またこの働きによって疲れやすいのが東洋医学では実は肝と呼ばれる臓器になります。
肝はこの気血の巡りを調整する役割を担っており、生理周期によって乱れやすいこの時期に不調を抱えやすく頭痛起こす原因になります。
肝の不調は慢性的な頭痛だけじゃない、イライラ、憂鬱感なども起こります
この肝の不調による生理痛は東洋医学では「気滞血瘀 きたいけつお」と呼びます。前述したように気血の巡りが悪くなることで滞り、詰まってしまって痛みがでるというメカニズムです。
しかし、症状は慢性的な頭痛だけではなく他にもストレス、憂鬱、イライラ、怒りっぽくなるなども出てきます。ではこの気滞血瘀による生理痛(頭痛)はどのようにして改善すればよいのでしょうか。
効果的な食べ物なども含めて解説してきます。
肝の疲れによる頭痛にはこの食材食べて気血を巡らせる
ではどんな食材を食べれば生理痛による頭痛は改善できるのでしょうか。
生理痛の中で頭痛以外に以下の症状が当てはまる人が気滞血瘀になります。
□生理前の乳房脹痛がある
□目の奥痛い頭痛がある
□慢性的な頭痛がある
□生理前または生理中の腹痛がする
□疼痛があり揉んでも緩和しない
□出血量が少ないまたは経血の色が黒い
□血の塊が出ると痛みが良くなる
□舌暗い紫色
理気活血(気血の巡りをよくする)/そば,らっきょう,チンゲン菜,みかん,酢,酒
補気養血(気血を補う)/米,山芋,じゃがいも,かぼちゃ,きゃべつ,いんげん,にんじん,ほうれん草,小松菜,ぶどう,栗,蜂蜜、鶏肉,豚レバー
慢性的な頭痛は東洋医学が解決する
生理痛の頭痛を含め、長年の偏頭痛や気象病でロキソニンを飲み続けてしまい「頭痛に効かなくなっている」とお悩みの方はおられるでしょうか。そのような慢性的な生理痛や片頭痛には東洋医学が解決できます。
東洋医学は病気の症状ではなくその人の体質による根本的な治療をベースに考えていますので、たとえ薬が効かなくなっている頭痛であったとしても改善する方法はあります。
鍼灸院コモラボ院長
ブログ管理・編集者
【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。
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