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寝返りを打てない人は過剰なストレス病

寝返りを打てない人は過剰なストレス病
公開日:2023年04月25日
更新日:2023年10月30日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。

寝ても疲れや痛みが完治されないというお悩みの方が増えています

現在、当院では寝ても疲れや痛みが完治されないというお悩みの方が多くご来院されています。

その中でも特徴的な症状に「いつも同じ姿勢で目が覚める」「寝返りを打たずに朝起きている」など寝返りが打てないことで身体の不調を訴える人が増えています。

寝返りは睡眠の質を高めて疲労を回復させるために大切な反応です。
寝返りが打てないことで様々な不調が起こると考えられています。

今回は「寝返りを打てない人は過剰なストレス病」と題して寝返りが打てないことで起こる不調とそのお悩みを完治する改善方法を解説します

寝返りは睡眠時の体の負担を軽減させる生理的な動き

寝相は上向きで寝ているときの方が、体に余分な力が入らず最もリラックスできる状態であると考えられています。

そのため上向きに寝ている時間が多いことは、寝心地の良さを表しているとされています。
しかし、入眠時に上向きで寝ていても、途中からいつのまにか左や右、ときにはうつぶせに寝返りを打って姿勢が変わっています。

この寝返りは、睡眠中に床面に同じ体の部位が圧迫され続けることで、その部位の血液循環が滞ることを防ぎ、体へのストレスや負担を和らげるために生理的におこなわれる動きです。

それ以外にも寝返りには体温調節、寝床内の温度を保つ、熱や水分の発散を調節するといった働きがあります。※

寝返りが打てないと身体に不調が起こる

「朝起きた時に首や腰が痛い」「長起きても体が重い、だるい」といった起床時の不調で悩まれている多くの方は実は寝返り不足が考えられます。

さきほど解説したように寝返りが打てなくなると血行循環が悪くなり、筋肉の緊張が高まり身体が硬くなります

この状態になると起床時に身体の痛みを感じたり、熟眠感が得られず倦怠感や頭重感などが出現しやすくなります。

また悪化すると不眠症や過眠症など日中に強い眠気などが起きて生活に支障が起きる場合もあります。※1

寝返りを打てない人はストレスが溜まり自律神経が失調している

このような寝返りが打てない原因にストレスによる自律神経の失調が考えられます。

健康体であれば睡眠中は交感神経が鎮まり、副交感神経が優位に働き身体の筋肉が弛緩しリラックスした状態になります。
しかし、自律神経が失調している状態だと入眠時から副交感神経が高まらずに交感神経が優位の状態の場合があります。

それにより身体が緊張しやすく(力が入りやすく)その緊張によってスムーズに寝返りが打てなくなります。
この寝返りの減少は血行循環の悪化を引き起こし筋肉の緊張を高めるため、身体の緊張をより悪化させてさらなる寝返りの減少を生む悪循環が起きてしまいます。

寝返りを改善するためには自律神経失調症の改善が大切

寝返りを改善するためには失調した(乱れた)自律神経を正常な働きに戻し、睡眠時に副交感神経が優位になるようにする必要があります。

自律神経が失調する要因には心身のストレスや疲労などがあります。
最近では精神的な疲労の中でも脳疲労(頭の疲れ)が自律神経の失調に大きな影響を及ぼしていることが発見されました。

その脳の疲れをとるのも自律神経を改善させるために大事と考えています。※2

【治療例&効果の高いツボ 】寝返りが打てず朝に身体が痛くなる(30代女性)

【治療の体験者&改善方法】
30代女性で「数日前から朝起きると眠ったときと同じ姿勢で目が覚めて身体が痛い、寝返りが上手くできていないのではないか」との訴えでご来院されました。

当院では東洋医学と西洋医学の両方の観点から問診と検査を行い、自律神経、ストレス具合、身体の状態をお調べいたしました。

状態は過剰な交感神経の興奮が目立っており全身の筋肉の緊張、首や肩のコリ感、頭痛などが併発していました。

そのため当院では不調の原因である自律神経のアンバランスを正常に戻し(交感神経と副交感神経を安定させる)、さらに睡眠の質を高めて緊張を取り除く鍼灸治療で改善を促しました。

【主に利用したツボ】
・失眠(しつみん)・・・かかとの中央部

睡眠の質の低下による不調は当院の鍼灸治療が効果的

現在、当院では寝ても疲れや痛みが完治されないというお悩みの方が多くご来院されています。

このような自律神経の失調による寝返りが打てない状態や睡眠の質の低下を治すには鍼灸治療が効果的です。
鍼灸治療には乱れた自律神経を正常に戻し睡眠の質を高める効果があります。

この睡眠の質が高まることで脳の疲労回復も促進され身体の緊張も緩まり寝返りが打てるようになります。
ぜひ、睡眠の質が低下してお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。



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[参考]
※1 寝返りしない大人の方は必見!生じる問題や改善方法を紹介 /  小倉洋二 立川病院 立川病院整形外科 医長
https://nell.life/wenell/1887/
※2 寝返りをする意味やメリットとは?寝返りをしやすくして快適な睡眠を手に入れよう / フランスベッド
https://interior.francebed.co.jp/spring/faq/sleep/rolling-over.php

【三鷹駅徒歩1分 自律神経専門の鍼灸院コモラボ】

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