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自律神経失調症になりやすいHSP気質に鍼灸

自律神経失調症になりやすいHSP気質に鍼灸
公開日:2023年04月21日
更新日:2023年10月01日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。

HSPは自律神経の反応と関わりがある

「生活に変化があると混乱してしまう」「大きな音や明るい光が苦手」など日常生活に生きづらさやストレスを感じやすいことはないでしょうか。このような気質をHSP(Highly Sensitive Person)と呼びます。日本訳では「とても繊細な人」と訳します。HSPは病気や症状ではなく気質(体質)になるため治すための治療法はありません。しかし、HSPの反応は自律神経の過敏な反応と考えられ、この過敏な自律神経の反応は鍼灸によって緩和することが最近分かってきました。今回は「HSP気質は自律神経を整えれば緩和できる」と題して解説します。

HSPの神経過敏は神経の情報処理が過多状態

普通の人より繊細で神経が過敏の傾向にあるHSPですが、この神経過敏は普通の人よりも「神経の情報処理が多い状態」と考えられます。そのためHSP気質の人は一度に反応する神経の情報が多い分、大量の神経の情報を処理してしまうために「気疲れでダウン」や「メンタルが悪化」などが起こると考えられます。このHSPが過敏に反応している神経というのが「自律神経」なのではないか、というのが最近の研究でわかってきています。

メンタルが悪化してダウンしてしまうのは自律神経の処理停止

「職場の人間関係が原因でメンタルが悪化した」や「ある日突然ダウンして働けなくなった」などの反応が起こるのがHSP気質です。この突然起こるHSP気質の方の過敏な反応はじつは生命を守るための自律神経が起こしているサバイバル反応と言われています。もともと神経の情報処理が多い分、自律神経に負荷がかかりやすい状態ですが、強いストレスや緊張などが度重なることで自律神経の情報処理の処理能力がオーバーしてしまいます。この処理能力のオーバーによって起こるのが情報処理の停止(自律神経の働きの低下)であり、これが生命を守るための自律神経の反応になります。それが「職場の人間関係が原因でメンタルが悪化した」や「ある日突然ダウンして働けなくなった」というような身体的な反応として現れてきます。これを「サバイバル反応」と呼びます。

過剰に働いている自律神経を休ませるのがHSP気質の緩和につながる

このようにHSP気質の過敏な反応には自律神経の働き(情報処理)が深く関わっています。そのため日ごろから自律神経が疲れやすい状態にあると考えられます。それよりHSPの方の中には自律神経失調症などの精神の不調が起こりやすい傾向にあります。HSP気質そのものは治すことはできませんが、HSPの処理能力によって疲労している自律神経を回復させて、自律神経の機能低下や不調の予防をすることは十分可能です

実はカウンセリングによる心理的ストレスの軽減で改善できる

HSP気質は「HSP気質そのものがストレスに感じる」「治らないことが余計に不安になり症状が強くなる」「ついついHSP気質のことを気にしてしまう」といった不調に対する捉え方や考え方によっても症状を悪化させることがあります。そのため改善のためには不調そのものに対する捉え方や考え方を修正することがとても重要になります。日々、知らず知らずのうちに症状を強めてしまったり改善を妨げている心の癖や考え方の癖を、正しく修正し心理的ストレスを軽減させることでHSP気質の不調が緩和されることが多々あります。当院でもカウンセリングと鍼灸を組み合わせた方法で治療を行っております。ぜひ、強い精神的なストレスと不調でお悩みの方はご相談ください。

HSP気質の自律神経の疲労回復は鍼灸治療が効果的

このようなHSP気質に起こる自律神経の疲労や不調は鍼灸治療が効果的です。鍼灸には興奮した自律神経を鎮静させたり、疲労を回復させる効果があります。また自律神経の回復に不可欠である睡眠の質を向上させる効果も鍼灸にはあるためHSP気質の不調を緩和させる働きが十分にあります。ぜひ、HSP気質で自律神経の不調を感じる方は当院の東洋医学に基づく鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。


【三鷹駅徒歩1分 自律神経専門の鍼灸院コモラボ】

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