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セントジョーンズワートが自律神経に効果がでるまで

セントジョーンズワートが自律神経に効果がでるまで
公開日:2023年02月10日
更新日:2023年09月29日
自律神経専門院 × 無農薬ハーブ から生まれた新しいブレンドハーブ
あふれ出る生命力に満ちた無農薬ハーブを自律神経専門鍼灸院が監修し皆様を健康に導くオリジナルブレンドティーを作りました。当店で販売しているハーブティー「ストレス完治ブレンド」であなたの自律神経の不調を完治できます。
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セントジョーンズワートは自律神経の調整に優れている

セントジョーンズワートはうつ症状の改善に優れている
セントジョーンズワートはうつ症状の改善に優れている
セントジョーンズワートは和名ではセイヨウオトギリソウ(西洋弟切草)と呼びます。主要成分にはジアンスロン類(ヒペリシン、ソイドヒペリシンなど)、フラボノイド配糖体(ルチン、クエルセチン)、タンニン、ハイバーフォリン、精油などが含まれています。
作用には
①抗うつ作用
②精神安定
③消炎作用
④鎮痛作用
⑤収斂作用
⑥鎮静作用⑦止血作用
⑧創傷治癒
⑨鎮痛作用
などがあります。
 効用には軽度~中度のうつ病の改善、筋肉痛の緩和、単純ヘルペスの改善、精神疲労の完治、季節性感情障害の改善、PMSの改善、創傷や火傷などの回復などがあります。 
 禁忌・注意: 薬剤との併用に注意が必要です。特にインジナビル(抗HIV薬)、ジゴキシン(強心剤)、シクロスポリン(免疫抑制剤)、デオフィリン(気管支拡張剤)、ワルファリン(血液凝固防止剤)、経口避妊薬などの製剤との併用は避けてください。妊娠中の方の飲用も避けてください。
※1

セントジョーンズワートはうつ症状に効果がある

ドイツでは抗うつ薬として処方されている
ドイツでは抗うつ薬として処方されている
中枢神経に作用する多くのハーブの中でも、 セントジョンズワートはその優れた抗うつ作用で知られています。北西ヨーロッパ原産の多年草で、古代ギリシアの時代から傷の手当てや利尿、月経困難などに民間薬として用いられてきましたが、特に抑うつに対する効果が確認されており、有効成分ヒペリシン(Hypericin)の科学的構造まで明らかになったのは20 世紀半ばのことです。
以来、セントジョーンズワートはうつ症状の改善薬として注目されるようになり、現在ドイツなど一部の国では医師の処方薬(抗うつ薬)として使用されています。
日本では主にサプリメントやハーブティーとして用いられ、不安やイライラ、緊張の緩和に役立つハーブとして人気を集めています。

成分のヒぺリシンによって抗うつ作用が発揮

成分のヒぺリシンによって抗うつ作用が発揮
成分のヒぺリシンによって抗うつ作用が発揮
セントジョーンズワートには昔から創傷を治癒する力があり、中でも夏至の日に収穫するととりわけ質の良いものがとれると伝承されてきたハーブです。
近年になって科学的な考察が進み、その主要成分にはヒペリシンと呼ばれる抗うつ作用のある成分が含まれていることが実証され、季節性感情障害、生理期・更年期あるいは産後など中枢神経の機能低下によって起こるうつ症状の抑制に活用されています。
このヒペリシンによりうつの原因とも言われる脳内のセロトニンの濃度を高めてて、不安や悲しみを和らげ、明るい気持ちにしてくれる効果があります。
暗く落ち込んだ気持ちを明るくすることから別名「サンシャイン サプリメント」と呼ばれており、医薬品の原材料にも活用されています。

セロトニン症候群など副作用の心配が少ない優れたハーブ

副作用の心配が少ない優れたハーブ
副作用の心配が少ない優れたハーブ
抗うつ薬にも劣らない効果があるセントジョーンズワートがうつ病の治療薬として注目を集めたのは、1980年代になってからのことです。
著名なイギリスの医学誌に、ハーブに関する30例の研究が取り上げられ、セントジョーンズワートが抗うつ剤と同様の効果を示すという発表がなされたのが注目されるきっかけです。
セントジョーンズワートによってうつ症状が改善した上、副作用もみられなかったことから、一躍人気のハーブとなりました。とくにハーブ活用の先進国でもあるドイツでは、神経系の回復薬ともいえるセントジョーンズワートの優れた効能と効果に関して、1980年代から数多くの臨床試験が行われており、うつ症状の改善と副作用の心配が少ない優れた安全性が実証されてきています。

ヒぺリシンによってセロトニン濃度が高まる

ヒぺリシンによってセロトニン濃度が高まる
ヒぺリシンによってセロトニン濃度が高まる
うつ症状に効果があるセントジョーンズワートですが、他のハーブにはほとんど含まれていないヒペリシンという特有の成分があります。
このヒぺリシンという成分が気持ちを落ち着かせるセロトニンを分解する酵素の働きを抑え、脳内でのセロトニンの濃度を上げると考えられています。
そして、脳細胞から放出されたセロトニンは、すべてが脳細胞に届くわけではなく、もとの脳細胞に戻ってしまう性質を持っていますが、ヒペルフォリン成分がセロトニン再取り込みを抑える働きを持っているため、これらが脳の神経伝達物質のバランスを整えて機能回復を図り、うつ症状を改善します。

メラトニン不足を抑制しイライラにも効果あり

メラトニン不足を抑制しイライラにも効果あり
メラトニン不足を抑制しイライラにも効果あり
またうつ病が起こる原因には様々な事柄が関連していますが、原因のひとつであるイライラやストレスは、体内時計の働きをもつメラトニンというホルモンの不足により起きやすくなります。
メラトニンはセロトニンから合成されるホルモンのため、脳内のセロトニン減少を抑えるセントジョーンズワートの働きによって、メラトニンの減少を抑えることができ、精神を安定させることができます。
脳の活動を調節する役割を担うメラトニン不足が緩和されることで、体内時計が乱れることもなく不眠や睡眠障害の改善につながります。

更年期障害や月経前症候群の改善にも効果あり

更年期障害や月経前症候群の改善にも効果あり
更年期障害や月経前症候群の改善にも効果あり
更年期障害や月経前症候群の症状に見られるイライラや抑鬱感の原因にも、脳内神経伝達物質セロトニンの分泌低下が考えられます。
セントジョーンズワートを摂取することで、セロトニンの取り込みや分泌低下が抑えられ症状を改善することができます。

セントジョーンズワートの効果がない場合は当院ブレンドがおすすめです

ハーブは様々な効果効能をもっています。このハーブを組み合わせることで体質から起こる不調を改善へと導くことができます。
鍼灸院コモラボは国産無農薬ハーブを100%使用し、東洋医学に基づくブレンドハーブを通販で販売しております。
自律神経専門としてブレンドハーブを監修しより効果効能を引き出すオリジナルブレンドハーブを制作しました。身体の不調や体質改善をご希望の方はどうぞこの機会に試してみてはいかがでしょうか。
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[参考]
※1 No.005 セントジョーンズワートと医薬品との相互作用 / 田中消化器科クリニック

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今回は「【自律神経失調症を自力で治すポイント解説】~絶対にやってはいけないこととは~」と題して自律神経失調症における注意点の改善させるためのポイントを解説しています。ぜひ、自律神経の乱れや不調でお悩みの方はご覧ください。

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