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ストレスによる舌のしびれを治すなら鍼灸

ストレスによる舌のしびれを治すなら鍼灸
公開日:2022年12月12日
更新日:2023年11月11日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。

病院やクリニックで治らない舌の痺れでお悩みの方が増えています

現在、当院では病院やクリニックで治らない舌の痺れでお悩みの方が多くご来院されています。

緊張する場面や強いストレスを感じたときに「舌がピリピリと痺る」「舌に違和感を感じる」といった症状が起こることがあります。
この症状を「舌痛症(ぜっつうしょう)」といいます。

この舌痛症は病院で検査をしても「とくに異常がない、原因がわからない」と診断されるケースが多く、自律神経に関わる身体の機能の失調によって起こるものです。

今回は「ストレスによる舌のしびれを治すなら鍼灸」と題して舌痛症が起こる原因やメカニズム、さらに改善のための鍼灸の有効性について解説していきます。

自律神経の乱れやホルモンバランスが崩れることが要因

自律神経の乱れやホルモンバランスが崩れることが要因

舌痛症は原因となる疾患がないにも関わらず、舌に痛みやしびれが出現する病気です。

この舌痛症が起こる原因ははっきりと解明されていませんが、強いストレスや緊張が多い方、更年期の女性、睡眠不足や慢性的な疲労を身体に抱えている方は発症しやすい傾向にあります。
その背景には自律神経やホルモンの働きが低下したり乱れることで起こると考えられています。

病院やクリニックでの検査で器質的な異常(腫瘍や潰瘍など)が見受けられない以上、原因は自律神経やホルモンの働きの失調が考えられます。※1

舌のピリピリしたしびれのセルフチェック

舌痛症のセルフチェックです。
以下の項目に当てはまる数が多いほど舌痛症の可能性があります。

・舌や唇、上あごなど口の粘膜にピリピリとした痛みが3か月以上続いている
・舌に痛みが出る器質的(腫瘍か潰瘍など)な病気がない
・貧血など内科疾患、歯や被せ物の不具合などがない
・症状の強さ、回数が変わる
・朝より夕方や夜の方が症状が悪い
・日によって症状の感じ方が違う
・痛い場所も移動する ことがある
・食事も普通に摂取ができる
・寝ている間は気にならない
・何かに熱中・夢中になっていると気がまぎれる
・ 口の乾燥が強い
・苦みや辛みなど味覚の障害がある
・口の中がザラザラ、ベトベト したり、渋柿の渋みなど違和感がある
・ アメやガムを口にすると和らぐ
・ビタミン剤、痛み止め、軟こう、うがい薬などが効かない

実はカウンセリングによる心理的ストレスの軽減で改善できる

舌痛症は「舌痛症そのものがストレスに感じる」「治らないことが余計に不安になり症状が強くなる」「いつも舌のことを気にして気が休まらない」といった不調に対する捉え方や考え方によっても症状を悪化させることがあります。

そのため改善のためには不調そのものに対する捉え方や考え方を修正することがとても重要になります。
日々、知らず知らずのうちに症状を強めてしまったり改善を妨げている心の癖や考え方の癖を、正しく修正し心理的ストレスを軽減させることで舌痛症が完治されることが多々あります。当院でもカウンセリングと鍼灸を組み合わせた方法で治療を行っております。

ぜひ、強い精神的なストレスによる舌痛症でお悩みの方はご相談ください。

【治療例&効果の高いツボ 】ストレスを感じるたびに舌がピリピリする(50代女性)

【治療の体験者&改善方法 】
50代の女性で「半年前から緊張すると舌がピリピリしてくる」との訴えでご来院されました。

当院にご来院される前には口腔外科や婦人科などで精密検査を受けていましたがとくに「異常なし」とのことでした。
婦人科では「更年期の影響があるかもしれない」との指摘はありましたが症状と更年期との因果関係は見つからず具体的な原因ははっきりしないものでした。

唾液の分泌も問題ないため、具体的な治療がなく悩んでおられました。
当院では舌痛症の疑いを視野に東洋医学的な問診と検査を行い原因となる体質を調べました。

問診では舌のピリピリ感以外に強い便秘、寝汗、夕方のほてりといった不調があることがわかりました。
これらの不調を含めて考えると東洋医学では「陰虚(いんきょ)」と呼ばれる状態であると判断します。

陰虚は身体の体液(水分)が減少し熱による症状を引き起こす体質です。
そのためこの患者様には身体の不足した水分を増やし熱を抜く東洋医学的な鍼灸治療により改善を促しました。

【主に利用したツボ】
・気舎(きしゃ)・・・鎖骨内側のくぼみの上にあります。 喉ぼとけから下がった胸の骨のくぼみから指二本分横辺り。

ストレスによる舌のしびれの改善には自律神経の調整が重要

ストレス性の舌痛症の改善には自律神経の調整が重要

このように舌痛症を改善するためにはストレスによって乱れた自律神経やホルモンバランスを整えることで改善されます。

とくに自律神経は舌を含めた器官や内臓などの血流を調整している働きをしているため重要な治療箇所になります。

当院ではこの自律神経やホルモンの改善に東洋医学に基づく鍼灸治療で改善させます。

ストレスによる舌のしびれには鍼灸治療が効果的

現在、当院では病院やクリニックで治らない舌の痺れでお悩みの方が多くご来院されています。

舌痛症は自律神経やホルモンの乱れによる身体の機能低下が原因です。
そのため西洋医学では薬物療法による対処療法が主流で根本的な改善はできません。

しかし、東洋医学に基づく鍼灸治療は一人ひとりの体質を診断することで舌痛症の原因を各々の体質から発見し治療を施すことができます。
ぜひ、「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。



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[参考]
※1舌痛症/日本歯科医師会
https://www.jda.or.jp/park/trouble/glossodynia.html
※2舌に感じる痛みや痺れは舌痛症かも/ひかり歯科クリニック枚方院
https://hikari-dc-hirakata.net/blog/?p=935
※3舌痛症とは/パークサイド日比谷クリニック
https://www.parkside-hibiya.com/column/zettu.html

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