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歩行困難の坐骨神経痛の原因と治し方

歩行困難の坐骨神経痛の原因と治し方
公開日:2022年12月01日
更新日:2023年05月24日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログ記事を書いている我々は5万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。

腰痛ではなくお尻に痛みが出るのが坐骨神経痛

腰痛ではなくお尻に痛みが出るのが坐骨神経痛
腰痛ではなくお尻に痛みが出るのが坐骨神経痛
お尻の筋肉に鋭い痛みが走ったり、歩行中にふくらはぎにしびれが出現したら坐骨神経痛の可能性があります。この坐骨神経痛は腰痛と同じ筋肉の過緊張によっておこる神経痛です。
悪化するとしびれが強くなり歩行が困難になる場合もあるため早めの処置が必要です。
坐骨神経痛は腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症と同程度誰にでも起こりやすい神経痛ですが鍼灸治療で比較的早期に改善できるものです。

坐骨神経痛は進行するとふくらはぎに痛みとしびれが出現する

坐骨神経痛の特徴的な症状にお尻から太もも、ふくらはぎ、すね(足部までの場合もあり)にかけて痛みとしびれが出現します。
人によってはふくらはぎに締め付け感、血が通っていないような冷感、灼熱感なども感じます。
主な原因は臀部の筋肉である梨状筋という筋肉の隙間から足かけて伸びる坐骨神経がこの梨状筋の筋緊張によって圧迫を受けてしびれが出現します。
この梨状筋の緊張が高まれば高まるほど坐骨神経への圧迫が強まるため症状である痛みとしびれが強まります。

坐骨神経痛は悪化すると歩行が困難になる

坐骨神経痛は悪化すると歩行が困難になる
坐骨神経痛は悪化すると歩行が困難になる
坐骨神経痛の悪化で気を付けなくてはならないのが“歩行困難”の症状です。
しびれと痛みが強くなると歩行時に足を付くたびに力が入らず歩行が困難になります。
常に立位姿勢や歩行動作ではこの神経痛の原因である梨状筋が上半身の支えとして収縮してしまうため使えば使うほど硬くなってしまい痛みとしびれを悪化させてしまいます。

坐骨神経痛に似た痛みやしびれに中殿筋の筋疲労がある

今までは坐骨神経痛について解説しましたが、この坐骨神経痛に似た症状を発生させるものに“中殿筋の筋疲労”あります。
中殿筋は股関節周囲に分布しており上半身を支える重要な筋肉です。
この中殿筋が物理的なストレスにより筋緊張が高まると太ももやふくらはぎの外側にしびれを出現させます。
このしびれが坐骨神経痛の症状に似ており、整形外科でよく間違われる症状になります。
坐骨神経痛と“中殿筋の筋疲労”の自覚症状で決定的に違うのは「中殿筋の筋疲労は歩行困難にならない」ということです。

原因の筋肉に的確に治療を行えるのは鍼灸治療のみ

坐骨神経痛の原因である梨状筋に筋緊張の緩和や中殿筋の筋疲労などの痛みやしびれの改善には鍼灸治療が効果的です。
梨状筋や中殿筋は筋肉の層が厚くマッサージや整体での指圧では原因の筋肉まで届くことはありません。
原因の筋肉の層にまで届き刺激を加えられるのは鍼灸治療のみです。

歩行困難の坐骨神経痛を改善させるツボ

【歩行困難の坐骨神経痛を改善させるツボ】
・胞肓 (ほうこう)・・・第二後仙骨孔部の外側へ指幅三本分ほどのところ。
【ツボマッサージのポイント】
四指(人差し指~小指)をやや立てた状態でツボの周囲を押してとズーンと響くポイントがあります。
響くところを見つけたらじっくりと5秒間指圧したあとに力を緩めずに小さく円を描くようにマッサージしてみてください。
深呼吸を行いながらこれを3セット行います。

歩行困難の坐骨神経痛を治せるのは鍼灸治療

このように坐骨神経痛の痛みやしびれは鍼灸治療で改善できます。
鍼灸治療は痛みを取り除く除痛効果や筋肉の緊張を和らげるリラックス効果がなどがあります。
とくに痛みによって乱れた自律神経を整えて血流を安定させる効果もあります。
ぜひ、坐骨神経痛でお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。


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