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1年以上治らないヘルニアは東洋医学で完治する

1年以上治らないヘルニアは東洋医学で完治する
公開日:2022年12月01日
更新日:2023年11月08日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。

病院やクリニックで治らない椎間板ヘルニアで悩んでいる方が増えています

現在、当院では病院やクリニックで治らない椎間板ヘルニアでお悩みの方が多くご来院されています。

「椎間板ヘルニア」と整形外科で診断され手術をするほどの症状でないものは整形外科ではブロック注射や電気治療を行います。
しかし、ブロック注射と電気治療を続けても治らない椎間板ヘルニアがあります。

椎間板ヘルニアの主な症状は神経の圧迫による痛みとしびれですが、この症状を一時的に麻痺させる効果があるのがブロック注射です。

しかし、あくまでも薬の効果は一時的であるため薬の効果が切れると痛みとしびれは出現します。
そのため椎間板ヘルニアの症状が重い人は治らない場合があります。

今回は「1年以上治らないヘルニアは東洋医学で完治する」と題して慢性化する椎間板ヘルニアの原因と改善のための鍼灸の有効性について解説します。 

整形外科で椎間板ヘルニアは外科的な手術以外は薬による対処療法のみ

整形外科では椎間板ヘルニアの治療は外科的な手術以外はブロック注射や電気治療のみであとは“リリカ”と呼ばれる神経痛の薬の処方のみの対処療法であるため、外科的な治療以外は根本的な治療とはいえないのが現状です。

だからといって椎間板ヘルニアへの外科的な手術は身体への負担と術後の後遺症のリスクを考えると安易に手術はすべきでないと当院では考えています。※1

椎間板ヘルニアが治らない理由に筋肉と関節の緊張がある

椎間板ヘルニアの原因は椎間板から突出した髄核によって神経が圧迫されて起こる神経痛です。

しかし、実際に起こっている症状はこの神経痛だけでなく神経痛の痛みとしびれによって周囲の筋肉と関節も緊張し硬くなって起こる痛みも含まれます。

仮に椎間板ヘルニアの症状が和らいだとしてもこの周囲の筋肉と関節の緊張が完治されなければいわゆる「ヘルニア症状(腰の痛みやしびれ)」は出続けます。※2

椎間板ヘルニアの症状が慢性化すると自律神経の不調が出現する

椎間板ヘルニアの症状が慢性化すると自律神経の不調が出現する

椎間板ヘルニアの症状が慢性化すると自律神経に関わる症状が高まります。

この自律神経の不調に「身体化(ストレス反応)」というものがあります。

長期にわたって椎間板ヘルニアの痛みとしびれが起こるとその症状を認知している脳と自律神経に心理的なストレスがかかり不具合が生じます

この身体化(ストレス反応)によって腰部周囲の筋肉に一時的な血流不足と過緊張が起こり痛みが生じます
このような身体化(ストレス反応)は筋肉の痛み以外に以下のような症状も出現します。※3 

身体化ストレス反応によって引き起こされる主な症状

【身体化ストレス反応の症状】

①抑うつ・疲労感・睡眠障害
②めまい・耳鳴り
③息苦しさ・動悸
④下痢・便秘・吐き気など胃腸の不調
⑤頭痛(緊張型頭痛・偏頭痛)
⑥頑固な肩こり・首こり
⑦筋肉痛・手足の冷え・しびれ
⑧腰痛・背中の張り
※4

椎間板ヘルニアの鍼治療の効果はとても高い

このように慢性化した腰椎椎間板ヘルニアは脳や自律神経の不具合による痛みも関係しているため改善のためには腰のみの治療(ブロック注射や電気治療など)は効果的ではありません。

脳や自律神経の不具合によって生じた患部周囲の筋緊張を緩和させる必要があります。

この脳や自律神経を整えて椎間板ヘルニアを改善させる方法で効果的なのが鍼灸による全身治療が効果的です

【治療例&効果の高いツボ 】ヘルニアの術後2年以上腰痛が治らない(40代男性)

【治療の体験者&改善方法】
40代男性で「2年前にヘルニアの手術をしてから」との訴えでご来院されました。

詳しくお話をお伺いするとヘルニア手術後数か月は整形外科や整骨院などで治療とリハビリを行っていており、ある程度は痛みは完治されたとのことです。

しかし、「ときどき鈍い痛みが起こってつらいときがある」というような腰痛がまだ残っているようです。通院している整形外科で月に一回ほど診察を受けると「腰の状態は悪くない」との診断を受けており筋肉や関節などの組織には異常はないようです。

当院では改めて西洋医学と東洋医学の両方の観点から問診と検査を行い、お身体の状態をお調べしました。問診では腰痛以外に睡眠障害、肩こり、下痢といった自律神経系の不調が顕著に出現しており、腰痛もおそらく自律神経系からくるものではないかと推測しました。

さらに触診でも腰部だけでなく首、肩、背中にも筋肉の緊張があり、交感神経の興奮として見受けられました。

そのため、治療方針として腰部の筋肉の緊張を緩めつつ、全体的に興奮している交感神経を鎮静させる鍼灸治療で改善を促しました。

【主に利用したツボ】
・腰腿点(ようたいてん)・・・手の甲の人差し指と中指、および、薬指と小指の間の2点

1年経っても治らない椎間板ヘルニアは当院の鍼灸治療で治ります

現在、当院では病院やクリニックで治らない椎間板ヘルニアでお悩みの方が多くご来院されています。

整形外科でブロック注射や電気治療、飲み薬(リリカやロキソニンなど)を行っても改善しない椎間板ヘルニアには鍼灸治療が効果的です。
原因である患部の神経圧迫の改善だけでなく付随して起こる腰部や臀部の筋肉の過緊張の緩和を促します。

また先ほど解説したとおり慢性化した椎間板ヘルニアには脳と自律神経の不具合でも腰痛が発生します。
鍼灸治療は痛みやしびれなどを改善する除痛効果の他に自律神経の不具合を整え安定させる効果もあります。

ぜひ、「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。



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[参考]
※1 手術した方がいいですか?/ 横須賀 純一 医師 稲波脊椎・関節病院 整形外科 医長
https://www.iwai.com/iwai-seikei/shokai/column/vol-003.php
※2 【運動による痛みの改善とは?】 / 田中整形外科
https://tanaka-seikei.com/web/pain-blog/183655/
※3 通信vol.521(「腰痛の最新治療③について」、「自律神経の不調を整えるためには?」) / かわたペインクリニック
https://www.kawata-cl.jp/info/index.cgi?id=1420451991
※4 No.5:身体症状に着目したストレス反応 / こころの耳
https://kokoro.mhlw.go.jp/mental-health-pro-topics/mh-pro-topics005/

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